2022年9月29日木曜日

イベルメクチンの効能に関して最高権威とされる医学専門誌が行った犯罪的な検閲行為 ― 第1部 <その二>

 

927日に掲載した<その一>に続いて、<その二>を以下に掲載する。

この記事によって詳細を知れば知るほど、われわれは医療・医学分野が抱えている問題点の深刻さを痛感させられる。個人的な金銭的利益に囚われてしまう、資本主義社会に住むわれわれ現代人の弱さや倫理観の欠如、さらには、宿命のようなものを感じるのは私だけではないと思う。実に嘆かわしい現実だ!

***

受け入れ拒否 #2

イーライ・シュワルツ博士はイスラエルのトップクラスの大学のひとつで熱帯病に関して世界的に知られている教授である。彼の洗練された二重盲検法による無作為化比較試験(RCT)がウィルス培養とPCR検査の両手法においてイベルメクチンが投与された群ではウィルスがより速く排除されることを見い出した時、SARS-CoV2に対してイベルメクチンが持つ抗ウィルス特性は効果的に「証明」された。以下の文章は彼の画期的な論文がいつ出版されるのかについて私が彼に尋ねた(何ヶ月も前のことであるが)後に、彼が私に書いてきたものだ:

やあ、ピエール、

提出先の順序はこうだ:NEJM、ランセットの「電子版臨床医学」誌(eclinical medicine)、および、「臨床感染症」誌(Clinical Infectious Disease)。数時間以内に拒絶された。当時、私は「すでに公開されている情報」に基づく拒絶を避けるために、medRvix(プレプリントサーバー)には提出しなかった。今、われわれはこの論文を「臨床微生物学と感染」誌(Clinical Microbiology and Infection)に提出し、medRvixと並行して提出している。

それはまさに世界を変えるような研究だった。今日に至るまで、イベルメクチンの抗ウィルス性を証明する最も重要な論文のひとつは未だにこのプレプリントサーバーに収まっている。

受け入れ拒否 #3

引退した教授であって、現在は友人でもあるヘクター・カルバロはイベルメクチンやデキサメタゾン、エノキサパリン、アスピリンの使用を中心に彼が考案した早期治療プロトコル、すなわち、IDEAプロトコル(現在、これらはすべてが有効であることが検証されている)の大規模な影響を示す論文をJAMAに提出した。編集長からの最初の回答を下記にご覧いただきたい。注意すべき重要なことはそれがすぐには却下されなかったという点だ。これは同誌が伝統的にあなたの研究に興味を持っているという非常に良い兆候である(拒絶が起こると、ほぼ即座に自動返信レターとなる)。

手紙の日付に注目していただきたい。ワーオ!

202049
親愛なるカルバロ博士、
202049日に原稿「イベルメクチンとコルチコイド」を受領しました。JAMAに提出していただき、ありがとうございます。あなたの原稿には「JAMA20-6173」という原稿番号が割り当てられています。今後のすべての通信ではこの原稿番号とそれに対応する著者名を引用してください。
この原稿の状態を確認する際は、次のウェブページで「原稿の状態を確認」のリンクを選択します。パスワードの入力が求められます。パスワードが見つからない場合は、「不明/パスワードを忘れた場合」のリンクをクリックしてください。
このメールは誰とも共有しないでください。
https://manuscripts.jama.com/cgi-bin/main.plex?el=A1e5BPQJ7A1Dbya3F6A9ftdKuZXKqSIZZbenT5ReNmhzgZ
* 当社はお客様の原稿の内容や図表は印刷物または電子版の形式で他の場所で公開または提出されたものではなく、JAMAによる審査期間中は他の場所に提出されてはいないことを理解し、お客様の原稿を検討することに同意します。
* まだそうされてはいない場合は、密接に関連するトピックに関する原稿のコピー、または、以前に出版された、あるいは、他の場所での出版が検討されている重複する可能性のある資料のコピーを提供してください。
* 原稿に含まれる情報は、原稿が出版されてはいない限り、学会での発表を行う場合を除いて、ハードコピーや電子形式で配布または公開してはなりません。
* あなたの原稿がJAMAによって検討されているという事実は機密であり、共著者と寄稿者以外の誰にも開示してはなりません。
あなたの原稿のレビューを迅速化し、私たちの決定をできるだけ早くあなたに通知するためにあらゆる努力を払います。ご質問やご不明な点がございましたら、編集室(jamams@jamanetwork.org または312-464-4444)までお問い合わせください。営業時間は月曜日から金曜日の午前7時から午後5時(米国中部時間)までです。
あなたの研究成果を検討する機会をいただき、ありがとうございます。

敬具
ハワード・バウクナー、医学博士
JAMA編集長
電子メール: Howard.Bauchner@jamanetwork.org
電話: (312) 464-2400
ファックス:(312) 464-5824

このような楽観的な兆候があったにもかかわらず、数時間以内に彼は以下の恐ろしい「自動返信」の拒絶メールを受け取った。もう一度、ワーオ!

2020年4月9 
ヘクター・エド
アルド・カルバロ教授
A.A. エルネキアン病院 
大学院
L. N. アレム 349 
エゼイザ、ブエノスアイレス 1804 
アルゼンチン 
要件:イベルメクチンとコルチコイド
親愛なるカルバロ教授、
JAMAに原稿を寄せていただきありがとうございます。各原稿はJAMA編集スタッフによって徹底的に評価され、原稿の品質と出版の優先順位を評価します。厳格な外部レビューによって成功する可能性が低いと判断された原稿、あるいは、その主題が現在の編集上の優先事項を満たしてはいないと判断された原稿はその時点で拒絶されます。
年間約7000件の原稿のうちで社内審査の結果、半数以上は却下され、最終的にJAMAでの出版が受理される原稿は9%にも満たない。私たちの評価に基づいて、あなたが出版のために提出した原稿をこれ以上は追い求めないことをあなたにお知らせしなければならないことを私は遺憾に思います。
私たちはあなたが私たちの決定に失望するかもしれないことを認識していますが、この情報を速やかに提供することで、外部レビュープロセスに伴う遅延もなしに、原稿を別の専門誌に提出できることを願っています。
あなたの論文をレビューする特権を与えていただいたことに感謝しています。

敬具
ハワード・バウクナー、医学博士
JAMA編集長
電子メール: Howard.Bauchner@jamanetwork.org
電話: (312) 464-2400
ファックス:(312) 464-5824
機密性に関する注意:添付ファイルを含むこの通信は受取人による使用のみを目的としており、特権情報、機密情報、または、専有情報を含んでいる可能性がありますので、送信者の同意なしにいかなる方法においてもあなたが再配布することはできません。ありがとうございました。

上記の行動は非常に不規則だ。私の原稿を査読のために検討すると専門誌から告げられ、その日のうちに原稿を却下するなんて言われたことは私には一度もない。通常、専門誌があなたの論文に興味を持っている場合、査読者が割り当てられ、これは出版されるという保証にはならないけれども、あなたの論文は少なくとも出版の可能性の範囲内に置かれる。彼らが出版への扉を開けて、その直後にその扉を閉めるという行動は非常に不可解である。古き良き時代が懐かしい。

これらの彼らの行動に基づいてヘクターには「修正が入っている」ことが分かっていたので、イベルメクチンに関して彼が後に行った、さらに歴史的に影響力のある臨床試験結果を同専門誌に提出することなんて考えてもみなかった。私は、ヘクターが予防におけるイベルメクチンの有効性を発見した世界で最初の研究者の一人であったという事実を強調しておきたいと思う(まあ、実際にはそうではなく、おそらく、20204月のフランスの老人ホームのグループと同じ時期であった)。しかしながら、フランスからの報告は単に「仮説」の段階であった。

ヘクターはアルゼンチンでイベルメクチンを予防的に服用することに志願した医療従事者の間で大規模で有望な観察対照試験を実施することによってこれを証明した。イベルメクチンを服用した788人の医療従事者のうちで1人も病気になった者はなく(0%)、407人の対照区の参加者のうちで237人(58%)が病気になったことを彼は発見した。上述の他の却下された論文と同様に、彼の研究が公開されていたならば、この論文は単独であっても新型コロナ禍全体の経路を全面的に変えてしまったであろう。彼の発見は、後に、イタジャイ(訳注:ブラジルのサンタ・カタリーナ州の州都)で行われたIVMの予防効果に関するカーとカデギアーニによる大規模な研究(159,000人の患者)とエジプトのワヒード・ショウマン教授のRCTによって検証されたことに注目していただきたい。これらは、イベルメクチンを予防的に服用した場合、新型コロナに対する大規模な保護を発見した12個以上の研究のうちのたった三つに過ぎないのである。購読者の皆さん、あなた方はフォレストプロットが何であるかを知っているので、私はそれをここで再び説明しようとはしない。以下を参照していただきたい(訳注:ウィキペディアの説明 ― 「フォレストプロット」(forest plot)は、同じ問題を扱った多数の科学的研究から得られた推定結果を、全体の結果とともにグラフ化したもの。医学研究において、ランダム化比較試験の結果のメタアナリシスを図式化するために開発された。この20年間に同様のメタアナリシス手法が観察研究(環境疫学など)にも適用され、フォレストプロットはそのような研究の結果を提示する際にしばしば使用されている):

Photo-3

WHOが勧告を作成するためにイベルメクチンのレビューを行った際に次の文章が彼らの文書に現れたが、このことを皆さんに思い出していただくには、おそらく、今が持って来いの時期であろう。つまり、「予防におけるイベルメクチンの使用についての研究は含まれてはいなかった。」うん、その通りになった。

ヘクターは、結局、私が聞いたこともないような低層の専門誌に彼の試験結果を掲載した。科学は完全に崩壊してしまった。

受け入れ拒否#4

エジプトのザガジグ大学のワヒード・シヨウマン教授は新型コロナの予防におけるイベルメクチンについてさらに高品質のランダム化比較試験を実施した。彼はイベルメクチンの処方を受けた人々の間では感染率が大幅に減少することを発見した。評判の高い大学からの良質な研究だ。以下は彼が私に宛てて書いて来たもの:

親愛なるピエール教授、

あなたが素晴らしい、安全な時を過ごしていることを私は願っています。

私たちの論文は、何とまあ、3回も拒絶されました。ひとつ目は、NEJM。論文は迅速に改定作業が行われ、23人の査読者によってレビューが行われました。彼らは私たちが再び論文を定式化するために使用すべき素晴らしいアイデアを私たちに与えてくれました。彼らは論文を拒絶しましたが、彼らは本当に役に立った。査読者の一人は論文の出来は素晴らしくて非常に良いと言いましたが、綿棒を実施するためにほとんどの連絡先が必要となったようにわれわれの方法論はどういうわけかいかにも貧弱であった。それに加えて、彼らはクラスター解析を要求し、いくつかの素晴らしい指示を与えてくれました。

NEJMの改訂要求によって導かれた論文の改定作業に取り組んだ後、2番目の専門誌は「医学の最先端領域」誌(Frontiers in Medicine)だった。修正なしの率直な拒絶。3番目はEMRO。そこでは、彼らからは改訂要求はなかったが、長い遅延の後に拒絶されました。

ありがとうございました。 

敬具 

ワヒード・シウマン

「改訂要求のない、長い遅延」に関する彼の言及に注目していただきたい。編集マフィアに関する次回の記事で取り上げようと思う査読後の撤回と同様に、このような挙動は前例のないものであり、他の研究者にも起こっている。基本的には、イベルメクチンについていくつかの論文が彼ら宛に提出され始めたので、編集マフィアは論文を拒否する迅速な自動返信の代わりに、彼らはしばらくの間「このような挙動に居座って」いた。研究者にとってこれがどれほどの損失となるかは私には分からない。少なくとも迅速な拒絶反応であれば、傷口を舐めながらも、別の専門誌を試してみることができる。しかし、同時にふたつの専門誌に投稿することは科学雑誌の方針に反することを理解していただきたい。したがって、提出したばかりの専門誌から拒絶されるまでは、新たに別の専門誌に提出することはできない。専門誌側はこのことを十分に分かっている。

私の友人でありパートナーでもあるポール・マリックは私たちの専門分野の歴史の中では最も多くの論文を出版している集中治療専門医であるが、彼は自分のキャリアを通して出版した何百もの論文についてこのような事態が起こったことがあるかどうかについて私は彼に尋ねた。一度あったと彼は言う。その事例では彼の論文は6ヶ月間も保持され、結局のところ、却下された。しかしながら、それは原稿が電子的ではなく、紙で提出されていた時代に起こったものであることを彼は指摘した。

ショウマンは数ヶ月後に私に返信をくれた:

親愛なるコリー教授、

私たちのポケットを温めるために自分自身が売るわけでもない薬のためにあなたが与えてくれる強力で、粘り強い防御に私は感謝しています。ですが、防御は人としてのニーズのためのものです。これは私たちの最も尊敬されるキャリアの魂でもある医学のことですから、大感謝です。たとえ10%の改善であったとしても、それは治療と予防においてそれ以上のものを意味することは確かであって、全世界がイベルメクチンを使用するに値することを意味します。あなたが前に述べていたように、そして、最近のあなたの優れたレビューや親しい家族のようなメンバー間での接触を通じて分析していただいているように、われわれのチームは予防研究を実施した最初のチームでした。あなたが臨床試験を参照していただいているので、多くの専門誌と5ヶ月の長い旅を経た後、私の論文は202121日に「臨床・診断研究ジャーナル」誌(Journal of Clinical and Diagnostic Research)に掲載されたことをお知らせします。

公開された論文のpdf版を添付します。

敬具

ワヒード・シウマン

私はショウマン教授に最大限の敬意を払う者ではあるが、彼の論文が出版され、それは歴史的な論文であるのだが、端的に言って余りにも時間がかかり過ぎただけではなく、誰も聞いたことのないような専門誌に掲載されたのである。

受け入れ拒否#5

ナイジェリアのオルフェミ・「フェミ」・ババロラ教授は二重盲検法によるRCTを実施し、イベルメクチンの治療を施した患者における重要な症状に関して統計的に有意な減少が起こったことを示した。彼は論文をWHOに送った。彼はWHOだけではなく、その後に行った数多くの専門誌との通信内容についても私と共有してくれた。以下に示すように、アンドリュー・ヒルはイベルメクチンに関する論文は至る所で拒絶されるであろうと述べることに非常にオープンであることを完全に捕捉される前に、彼はそのような人物であることをあなた方は明らかに一度は悟ることであろう。

202116, 6:22 AM

原稿ID# BLT/2021/285400
原稿の表題: イベルメクチンは軽度ならびに中程度の新型コロナ症状に対して臨床的な恩恵を示す:ラゴスにおけるランダム化二重盲検法での投与に対する反応に関する研究
世界保健機関紀要への原稿の提出、ありがとうございます。この原稿は検討中です。論文の進捗状況を追跡するにはhttps://submit.bwho.org にてあなたの著者エリアにログインしてください。
当システムに登録されていない場合は、「新しいアカウントを作成」をクリックしてください。登録プロセスに関するサポートが必要な場合は、bulletin.submit.ask@who.int の編集室にお問い合わせください。
世界保健機関とその紀要に関心をお寄せいただき、ありがとうございます。
敬具

世界保健機関紀要

それから数日以内に投稿は却下された(カルバロ教授に起こった同種の状況に注目していただきたい。これは「はい、私たちには興味があります。おっと、いや、私たちには興味がありません」というダンスであって、まったく同じドタバタが起こった)。しかし、それに対応する著者であるフェミの事例では拒絶は起こらなかった:

202119日、6:22 AM

原稿ID#BLT/2021/285400
原稿の表題:イベルメクチンは軽度ならびに中程度の新型コロナ症状に対して臨床的な恩典を示す:ラゴスにおけるランダム化二重盲検法での投与に対する反応に関する研究

親愛なる編集者へ、

私は昨日17日(米国CST)に上記の表題を持った記事についてあなたの編集局からレビューもなくこの記事を拒否することを伝える電子メールを受け取りました。私たちは、WHOの紀要には適してはいないため、「他の専門誌または地域専門誌」へ論文を送るように勧められました。

私の推測ではすべての著者と共著者は誰もが上記の電子メールを受け取るということでした。

したがって、私はレビューなしで拒否を伝えて来た電子メールを共有する必要があるとは思わなかったのです。

あなたの拒絶に基づいて、私はあなたの決定を筆頭著者であり、外部との通信を担当する著者でもあるOE ババロラ教授に伝えました。 その後、レビューと出版のためにこの論文を別の医学専門誌に提出することに成功しました。

しかしながら、OE ババロラ教授が論文を拒絶する電子メールを受け取ってはいなかった(あるいは、まだ受け取ってはいない)ことを知って、私は驚きました。

さらに驚くべきことはあなたの編集局から私に送信され、この論文を拒絶したことを告げる電子メールが今は見つからないという事実です。

このメールは撤回したのですか?何が起こったのかを知るために私はGメールに連絡する必要があるかも知れません。

私に送信された電子メールに何が発生し、何が起こったのか、そして、それが誤って送信されたのかどうかについて明確にしていただければ幸いです。

MedRxivからの回答が示すように、提出された論文には公共の関心が多く向けられています。私たちは論文をできるだけ早くレビューして貰い、それを望んでいる専門誌で出版したいと考えます。

私はこの問題についてあなたが明確にしてくれることを心から待ち望んでいます。

敬具

AALアジェイエ教授、MD, PhD

これはいったい何なのだろうか?ここでは、WHOは拒絶を正しく送信しないことによって何らかのナンセンスな状況を引き起こそうとしているのであろうか?

私にはこの奇妙な戦術を何と名付けたらいいのかさえも分からない。皆さんからの提案を歓迎します:)

さて、フェミはイベルメクチンの登録RCTの主任研究者の一人だったので、彼はUnitaid/WHO(これはエラーだ。本当はゲイツだ!)に雇われているアンドリュー・ヒル博士のチームと連絡を取っていた。ここでアンディはすべての主任研究者に書いている。以下の太字の文章に注意していただきたい(訳注:ここでは「赤文字」で表示する ):

親愛なる皆さん、

私はランセットの「電子版臨床医学」誌の上級編集者から連絡を受けました。 彼らはイベルメクチンについてスペインで行われた試験の結果を発表しました。

ここにこの専門誌のウェブサイトへのリンクがあります。

https://www.thelancet.com/journals/eclinm/home

(これはランセット誌に掲載されましたが、わずか24人の患者(誰がそれを行うのか?)の試験であり、いくつかの利点が見いだされたとは言え、その主要な試験結果に関しては統計的には否定的な研究であったことに注意することが重要だと思います。)

編集者はイベルメクチンに関するランダム化臨床試験のための新しい論文を受け取ることに興味があることでしょう。 

マリアナ・コロシオ博士 a.colosio@lancet.com 

私は、いくつかの研究グループがイベルメクチンのランダム化臨床試験の結果を公表する際に問題を抱えていたことを知っています。 これは一歩前進だと言えるかもしれません。

それでは、

アンドリュー

アンドリュー・ヒル博士、

リバープール大学薬学・治療学部の上級客員研究員、

英国、リバープールL69 3GF、ペンブローク・プレイス70

フェミが下記のように返信:

アンドリュー、

これは良いニュースです。私たちが提出した論文がWHO紀要の編集者によって拒絶された時、私がこのことを知っていたら良かったなあと思います。しかし、その後、私たちはQJMに論文を提出し、回答した審査員からは合理的なフィードバックを受け取っています。うまくいくよう祈っています。

2. あなたの若い研究者たちは私が送った生データを利用することができましたか?

フェミ

オルフェミ・エマヌエル・ババロラ眼科学教授、レイチェル・アイ・センターの眼科コンサルタント、IP HOD外科、ビンガム大学、ジョス/カル、 MEACO副社長、Guild of Medical Directors理事長

アンディ・ヒルは明らかに最後の機会のひとつでこう語っている:

202124日木曜日、10:08 AM

やあ、フェミ、

非常に多くのイベルメクチンの論文が拒絶されています。 私たちはメタアナリシスを「臨床感染疾患」誌(Clinical Infectious Diseases)に送り、彼らは24時間後にきっぱりと拒絶反応を送り返して来ました!「感染症オープンフォーラム」誌(Open Forum for Infectious Diseases)の編集者が論文をレビューしており、来週には受理されるはずです。  

あなたの論文はよくやった。 たぶん、これらの状況は時間の経過とともに簡単になるだろうと思う。 私のチームは、来週、生のデータを検討する予定です。 送信していただきありがとうございます。

頑張ってください。

アンドリュー 

そして、420日、ババロラ博士は権威のある「インド医学研究ジャーナル」誌(Indian Journal of Medical Research)に論文を提出。彼らは、この研究は出版のために検討されていると言って応答してきた。それから、1ヶ月以上経過してから、彼は下記のような返事を受け取った(この頃、インドではデルタ株がピークに達した)。

527日金曜日、12:25 PM

私たちはあなたの論文の出版を考慮することができないことを表明します。IJMRに提出いただき、ありがとうございました。

編集長

この新たな「遅延後に拒絶する」戦術は明らかに世界中で勢いを増し始めている。

さて、次のケースはもっと恐ろしい。プレプリントサーバーは数多くの転用薬物の臨床試験データを速やかに発表することによって何百万人もの命を救うことができたであろうことを思い起こしていただきたい。私たちは、インビトロやインビボ、および、臨床試験のデータに基づいて効果的な化合物を選択することによってプロトコルを構築するが、後者はしばしばプレプリントサーバーのデータを使って通知される。たとえば、ポビドンヨード、メラトニン、ビタミンD、等の例だ。

恐ろしいのはフェミがイベルメクチンに関する新しい研究成果をmedRxiv と呼ばれる最も人気のある医療用プレプリントサーバーに投稿しようとした点だ。プレプリントサーバーはプレプリントサーバーに過ぎないということを認識いただきたい。ある研究が研究者によって収集された創造的なデータを含んでいる限り、その研究は著者の学術的または研究的背景がレビューされるとともに、論文そのものは(ばかげた主張のために)大雑把にレビューされた後に投稿となる。この匂いテストに合格すると、あなたの臨床試験結果は投稿される。それだけ。まあ、その論文が明らかにイベルメクチンの研究ではない限りの話ではあるのだが・・・:

medrxiv@cshlbp.org via sendgrid.net 

2021928日火曜日、3:12 PM

原稿ID#: MEDRXIV/2021/263947
原稿の表題:ナイジェリアの新型コロナ患者におけるヒドロキシクロロキン、イベルメクチン、アジスロマイシン併用療法に対するイベルメクチン単独療法のランダム化比較試験
親愛なるババロラ博士、
medRxivへ原稿を提出していただいたこと、ならびに、電子メールをありがとうございます。目下、大量の原稿を受け取っており、原稿の処理が遅れたことを心からお詫び申し上げます。残念ながらあなたの論文は掲載されませんので、そのことをお知らせいたします。スクリーニングによって少数の論文はプレプリントとしてではなく、専門誌での査読後に広く流布させることに適しているものとみなされます。

尚、この結論は詳述された論文のメリットに関する判断ではないことにご安心いただきたい。
medRxivに関心をお寄せいただき、ありがとうございます。

よろしくお願いいたします。
medRxivチーム

プレプリントサーバーはパンデミック中にイベルメクチンがランダム化臨床試験において有効であった事実が投稿されることを拒んだ。私は「ビルゲイツ宛に2回クリックする」というトリックをテストするにはあまりにも疲れているのだが、もしも私がそうしたならば、BMGF(ビル&メリンダ・ゲイツ財団)によるmedRxivへの寄付の証拠を間違いなく見つけるだろうと確信している。はたして私が正しいのかどうかについて誰か教えていただけないだろうか?

さて、新型コロナに関してはハンガリーにおいてトップの専門家のひとりであるスザンナ・ロゴ博士から彼女が主催するシンポジウムで講演をするようにと私は招待をいただいた。彼女は非の打ちどころのない経歴をお持ちだ。たとえば、研究者であり、初期治療医、ハンガリーのデブレツェン大学でのIVERCOVプロジェクトのリーダー(新型コロナ患者におけるイベルメクチンの臨床試験、および、ハンガリーにおけるイベルメクチンのジェネリック医薬品の開発を担当)といった具合だ:

親愛なるピエール、

新型コロナの早期治療のために戦うためにあなたが注いでいるすべてのエネルギーに感謝します。私はFLCCCでのあなたの仕事を注視しています。テス・ローリー(そして、あなたとポール・マリック)がアンドリュー・ヒルに手紙として書いた最後のビデオは素晴らしく、私にとっては悲痛なことです。また、私たちはここハンガリーで新型コロナにIVMによる治療を導入するためにあらゆることをしましたが、西側から来る主流の「科学」は私たちの教授や高位にある医師、当局が引用するのに十分であり、私たちを影に押し戻してしまいました。とにかく、私は患者さんの治療を続けています。

絶対数では非常に低いのですが、ハンガリーはヨーロッパにおける新型コロナの死亡率でリードしているのが現状です。

昨日、私の指導の下でハンガリーの三つの大学によって行われてきた私たちのIVMメタアナリシスは「感染」誌(Infection)の編集者レベルで拒絶されました。編集者は論文を査読者に送ることさえもしなかったのです・・・。私たちは軽度から中程度の新型コロナ疾患におけるSARS-CoV-2ウィルスの排除におけるIVMの有効性を分析しました。結果は(もちろん)IVMが有効であり、三つの研究のみがPICOに適合したため、証拠の水準は非常に低くなりました(訳注:PICOとは四つの言葉の頭文字を並べたもの:Patient, Intervention, Comparison, Outcome。つまり、「どういう患者に、何を投与し、どんな対照と比較して、結果として何を得るか」と言った意味)。とは言え、結果は肯定的です。私たちの検索作業の締め切りは20211月だったので、もう1年前のことです。そして、私たちは今でも研究の成果を公開することができません。

検閲なしで私たちのIVM論文を受け入れてくれる専門誌を推薦してもらえませんか?

どうもありがとうございます。
Zs
スザンナ・ロゴ

ハンガリー

科学は死んだ。あるいは、少なくとも製薬会社の利益に反したり、製薬会社の利益のために金銭的な意味合いを持つ科学は死んでいる。製薬業界からの影響をまったく受けない専門誌を並列に置くシステムが必要だ。私たちには信頼できる機関が必要であるのだが、そういった専門誌はない。彼らが出版したすべての情報を信じるというキャリアを長く送って来た後、私とポールにとっては出版機関や専門誌は、今や、死んでいる。これらの専門誌に掲載されているのは製薬会社がそれらの専門誌に「登場することを許す」ものだけであることを知ってからは、まさにそういう意味では、もはや、それらを読むことはできない。NEJM、ランセット、BMJJAMA、コクラン・ライブラリーはすべてが彼らの手を血で染めている。

世界が新規で伝染性の高い呼吸器系ウィルスの攻撃にさらされている中、医学専門誌は病気の予防や治療に潜在的に効果的、または、実質的に有効な治療法のあらゆる研究を発表し、命を救うという重要な責任を負っている。だが、彼らは第一の責任を放棄した。その結果、何百万人もの人々が亡くなっている。

私は私のサブスタックのすべての購読者の皆さんに、そして、特に、有料の購読者の皆さんに私がどれだけ感謝しているかをお伝えしたい!あなたのご支援は大歓迎です。

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P.S. 私は急性の新型コロナ疾患の予防と治療だけではなく、ワクチン接種後の傷害症候群を含めて、研究と治療の両方に焦点を当てた遠距離医療クリニックを開設した。どなたかわれわれの助けを必要とする場合は、www.drpierrekory.com で私達のウェブサイトを自由に訪問していただきたい。

P.P.S. われわれはスパイクタンパク質誘発性疾患(すなわち、長期間に及ぶ新型コロナおよびワクチン傷害症候群)の理解と治療に関する世界初の会議を開催しようとしている。医師の皆さんに来訪してもらうようお伝えいただきたい。以下のリンク:

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P.P.P.S.  私は製薬会社のイベルメクチンに対する歴史的な偽情報戦争の間に私が個人的に目撃し、学んだことについて本を書いている。予約注文はこちら:

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これで<その二>の全文の仮訳が終了した。

著者の訴えは悲痛である。そのいくつかを下記に反芻してみよう:

ヘクターはアルゼンチンでイベルメクチンを予防的に服用することに志願した医療従事者の間で大規模で有望な観察対照試験を実施することによってこれを証明した。イベルメクチンを服用した788人の医療従事者のうちで1人も病気になった者はなく(0%)、407人の対照区の参加者のうちで237人(58%)が病気になったことを彼は発見した。上述の他の却下された論文と同様に、彼の研究が公開されていたならば、この論文は単独であっても新型コロナ禍全体の経路を全面的に変えてしまったであろう。

この見解は極めて重要だ。もしもこの研究結果が公開されていたならば、その後の新型コロナ禍の展開を全面的に変え得るほどのインパクトを持っていたと言う。今言えることは、何百万人もの人命がかかっていたのである。こうして、医学専門誌が行った検閲行為が人道的に如何に酷いものであったかを思い知らされる。さらには、そのような検閲行為を行うことを専門誌の編集者たちに要請した人物または集団の非人間性や非倫理性は人としての常識の尺度を完全に越してしまっている。

科学は死んだ。あるいは、少なくとも製薬会社の利益に反したり、製薬会社の利益のために金銭的な意味合いを持つ科学は死んでいる。

世界が新規で伝染性の高い呼吸器系ウィルスの攻撃にさらされる中、医学専門誌は病気の予防や治療に潜在的に効果的、または、実質的に有効な治療法のあらゆる研究を発表し、命を救うという重要な責任を負っている。だが、彼らは第一の責任を放棄した。その結果、何百万人もの人々が亡くなっている。

つまり、われわれ一般庶民が見て来た最近の2年半あまりに起こった新型コロナ禍はまさに人為的に作られたものであったと言い切ることができる。その結果、世界中で何百万人もが死亡し、さらに数えきれないほど多くの人たちが後遺症で苦しんでいる。

医療行政におけるこれほど大規模な過ちは類例がない。この現実はわれわれの多くにはまったく信じられない程だ。だからこそ、この引用記事の著者は世界でも最高権威とされる医学専門誌が行ってきた検閲行為は犯罪的であると訴えているのだ!商売を世界的な市場で行うことを目指したグローバリズムがもたらした超巨大な皮肉である。

参照:

1The Criminal Censorship of Ivermectin’s Efficacy By The High-Impact Medical Journals - Part 1: By Pierre Kory, MD, MPA, Sep/16/2022

 

 



2022年9月28日水曜日

イベルメクチンの効能に関して最高権威とされる医学専門誌が行った犯罪的な検閲行為 ― 第1部 <その一>

 

医療・医学部門の研究者や専門家は研究成果や新たな臨床的知見についてデータを纏め、新らしい見解を表明するにはその特定分野を専門とする医学雑誌へ論文を発表し、世に問うことになる。これは極めて重要な仕事だ。医療・医学分野においてはいくつかの専門誌が世界でもっとも権威があるものとして認識されている。たとえば、ランセット誌やニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン(NEJM)がその例だ。

しかしながら、これらの専門誌が科学の神髄である筈の真実を報告することを怠り、データを恣意的に歪曲して論文を掲載していると知ったら、誰もが義憤に駆られることであろう。このブログでもその種の状況については何回か投稿して来た。そして、極めて不幸なことではあるが、これは医学分野だけの問題ではなく、他の数多くの領域でも同様の状況が起こっている。

ここに「イベルメクチンの効能に関して最高権威とされる医学専門誌が行った犯罪的な検閲行為 ― 第1」と題された記事がある(注1)。

本日はこの記事を仮訳し、読者の皆さんと共有しようと思う。

ところで、この記事はかなり長いので、二回に分けて掲載する。

まずは、<その一>をどうぞ!

***

<その一>

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NEJMの元編集長であったマーシャ・エンジェル博士は20006月に20年間務めて来た職を辞任した。彼女が辞任した理由はこの権威ある専門誌とその強力な関連団体に対して製薬会社が行使する影響力が高まるばかりであって、それに対抗することができなくなってきたという点にあった。そこで、彼女はそれについて本を書いた。彼女の著書「薬品企業の真実:彼らはどうやって私たちを騙し、その欺瞞をどうするのか」(The Truth About Drug Companies: How They Deceive Us and What to Do About It)(訳注:2005年の刊行)から極めて重要な点を引用しておこう。次の通りだ:

今や疑わしい利益を生み出す薬を販売するマーケティングマシンと化してしまった大手製薬会社は彼らが持つ富と権力を駆使して、米国議会やFDA、学術医療センター、医療従事者、等、彼らに対して邪魔をする可能性があるすべての機関や団体を自分の陣営に取り込んでいる。」

上記の状況はまさに私がわが国を「大手製薬合衆国」と呼ぶようになった理由だ。彼女がFDAについて言及していることに注目していただきたい(NIHの共謀は文章の残りの部分で暗示されている)。私は、新型コロナパンデミックの初期の段階から、米国の連邦保健機関は「規制側が完全に捕捉された」状態にある(そして、長い間そのような状況にあった)と言い続けてきた。「規制側の完全な捕捉」に関してはウィキペディアの定義は次の通りである:

規制側の捕捉とは、政策立案者または規制当局が業界の商業的利益に奉仕するために取り込まれたときに発生する権限の腐敗に見られるひとつの形態である。

エンジェル博士の引用をもうふたつ紹介しよう:

「公表された臨床研究の多くを信じたり、信頼できる医師の判断や権威ある医療指針に頼ったりすることは単純に言ってもはや不可能だ。NEJMの編集者としての20年間、ゆっくりと、そして、しぶしぶと辿り着いたこの結論に私は何の喜びも感じない。」

これはまったく馬鹿げている:

2003年には、大手製薬会社の上位10社の利益は他のフォーチュン500の企業490社の累積利益を上回った。」

うわあ―、何てことだ!

NEJMの元編集長であったレルマン博士は同じく20年前にこう語っている:

「医療従事者は製薬業界によって買収されている。それは医療の実践の分野だけではなく、教育や研究の場においてもそうだ。この国の学術機関は製薬業界の有給エージェントと化すことを許している。恥ずべきことだと私は思う。」

ランセット誌の編集長であるリチャード・ホートンは2015年に次のように述べた:

「科学に反する事例は単純明快だ:科学文献の多くは、おそらく半分は、単純に言って、真実を報じてはいないかも知れない。」

アシム・マルホルトラ博士は雇用されている最も著名な医師であって、新型コロナについての真実の語り手のひとりであるのだが、彼は、最近、彼が行ったインタビューから引用して、次のようにツイートした:

「製薬業界が長年にわたって犯してきた詐欺の証拠は豊富にある。真のスキャンダルは医師や医学専門誌が金銭的利益のために業界と共謀しており、規制当局が業界による不正行為を防止できない点にある。」

上記の「医学専門誌に掲載されている学術的な報告書の半分は信用できない」という点を私は明確にしておきたい。私が理解する限りでは、彼が言及しているのは私が「影響力のある医学専門誌」と呼んでいるものだけに限定されるものではないにしても、すべての科学雑誌に言及しているわけではないということを明確にしておきたい。各専門誌についてはウィキペディアで次のように定義されている「インパクトファクター」と呼ばれる概念によってランク付けされていることを知っておく必要がある:

これはクラリベイトが計算した科学計量学の指数であって、特定の専門誌で過去2年間に発表された論文の年間平均引用数を反映している。個別の専門誌のレベルでの計量に関して専門領域におけるその専門誌の相対的な重要度を表わすものとして頻繁に使用されている。インパクトファクターの値が高い専門誌は低い値を持つ専門誌よりも重要度が高く、それぞれの分野で高い名声を誇っているといった名誉ある地位が与えられる。大学や資金提供機関が特定の推進事項や研究提案を決定する際にこれを頻繁に使用しているが、優れた科学的実践を歪曲しているとして攻撃を受けてもいる。

専門誌の世界における上位5誌を見てみよう:

1.    NewEngland journal of medicine

2.    JAMA : the journal of the American Medical Association

3.    BMJ. British medical journal 

4.    Nature reviews disease primers 

5.    Annals of internal medicine

6.    JAMA internal Medicine

Annals of Internal Medicineを除いて、上記にリストアップされたすべての専門誌は、新型コロナのパンデミックの最中の犯罪共謀を詳述するこの投稿と私が次に掲載する投稿で多く取り上げられている。上記のリストに載ってはいないが、ここに含めるべき専門誌のひとつは「コクランライブラリー」だ。なぜかと言うと、同誌のインパクトファクターのせいではなく、同誌は「臨床試験のシステマティックレビューとメタアナリシス(SRMA)」と呼ばれる最高の形式の医学的証拠を公表する最高の専門誌と見なされているからである。私は以下で、ここ ここで、私が以前詳述したふたつの記事で指摘したWHOによるイベルメクチンの証拠についての腐敗を超えて、コクランライブラリーがアンディ・ブライアントとテス・ローリーのSRMAを拒否したこと、さらには、最も多くの死者について責めることができる詐欺的なSRMAを出版したことを議論したいと思う。

これらの専門誌の最も重要な権威のひとつは、他の誰のビジネスでもないと言うかのように独占的に見出しを推進することができるという点だ。製薬会社にとって好都合な研究がこれらの専門誌のひとつに掲載されると、いかなる量のコマーシャルや広告を動員してさえも達成できないような強力なPR、あるいは、メディアキャンペーンが始まる。逆に、製薬会社が効果的なジェネリック医薬品やビタミンが広く使用されることを抑止したい場合、彼らは研究者に新たな研究を設計させ、それを実施し、発表するために支払いを行い、これらの専門誌上で間違いだらけの研究を出版する。そのような研究が発表されると、世界に向けて、さらには、医師たちにそのような「危険」で、しかも、「効果のない」治療法を使用することに対して警告する、効果的で、かつ、「否定的な」PRキャンペーンを引き起こすことができるのである。

大手製薬会社とBMGFBill Melinda Gates Foundationは数多くの医学専門誌に資金を提供している)は本質的に影響力のある専門誌を支配している。彼らは何十年も前から、多くの元編集者らが上述のごとく報告しているように、そうすることの重要性を理解していた。そうすることによって、製薬会社はビタミンDやヒドロキシクロロキン(HCQ)、イベルメクチン(IVM)の使用を無視し、それらの使用をしないように推奨し、それに代わってレムデシビル、パクスロビッド、コロナウイルスワクチンなどのばかげた治療法を世界に使用させることが可能となった。

本稿では、イベルメクチンのよく設計された肯定的な臨床試験結果の出版に反対する数多くの、防御のしようがないような、非常に不規則な拒絶を詳述したいと思う。そして、私の次の投稿では、影響力の少ない専門誌を使用するという新しい戦術の使用について詳述したい。敵対的な研究を撤回させるために、イベルメクチンに関する肯定的な研究成果をそこで発表するのである。

さて、私が興味深いと思ったのは次の点だ。つまり、「憂慮する科学者連合」による「偽情報プレイブック」と題された2017年の記事で、製薬会社は「彼らの利益にとって不都合となる」新たな科学的知見を攻撃するために使用した五つの主要な偽情報戦術を説明した。この戦術は、以下のように、良く知られているアメリカンフットボールのプレー法を模して説明されている:

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これらの「専門誌による検閲」の戦術は偽情報プレイブックに追加しなければならない。アメリカンフットボールでは「ゾーン」と定義され、「選手はクォーターバック(真実の語り手)が何をしようとしているのかを観察し、パスを投げるべき場所を予測し、おそらくはそのパスを封じることが可能だ。ゾーンディフェンスによってパスを妨害することが可能となる。時には、レシーバーとの派手な衝突(私の人生へようこそ!)を引き超すこともあるが、これはパスをレシーブした後に発生する傾向がある。でも、目標は達成だ。

検閲の「ゾーン」は、三つの主要なタイプの情報発信者を通して運営されていると私は主張したい。伝統的なメディア(ラジオや印刷物、テレビ)、ソーシャルメディア(ツイッターやインスタグラム、リンクドイン、等)、ならびに、医学専門誌だ。

情報発信の三つの主要なカテゴリーをあなた方に思い出していただきたい理由は、メディアのプロパガンダ(次回の投稿)やイベルメクチンに対するメディアによる検閲はすべてが、つまり、私が意味したい事柄はすべてがこれらの影響力の大きな医学専門誌の行動によってのみ可能になったと言いたいからである。私のFLCCCでの同僚であり、友人でもあるフラビオ・カデジャーニ博士は彼らのことを「編集マフィア」と呼んでいる。

さらには、どのような科学的研究や不正なメタアナリシス、否定的な論説を出版すべきかを統御することによって編集マフィアは国内や国際的な保健機関がイベルメクチンの使用に対して腐敗し切った勧告を出すことを可能にしたのである。これらの勧告によって世界中の医師たちの大多数はイベルメクチンの使用や試験的な試みを控えるようになった。

これらの 影響力の大きい専門誌の編集者たちは新型コロナ禍におけるイベルメクチンの有効性の証拠を抑制するために四つのことを行った:

1)     20205月まで遡って、イベルメクチンに関する肯定的な臨床試験結果、さらには、(特に)高品質の臨床試験の成果を掲載することを拒絶した。(このことが本稿の内容だ)。

2)    肯定的なイベルメクチンに関する研究については査読に合格した後、あるいは、すでに発表された後でさえも撤回した(これらの行動は、医師および研究者としてのわれわれのキャリアにおいてはまったく前例のないものであった)。これは私の次の投稿の内容となる。

3)    不正な臨床試験や不正なメタアナリシス結果を公開。後者の手法はWHOのイベルメクチンに対する腐敗した勧告で採用された手法と同じものである。これは「偽物」と称される既知の偽情報戦術のひとつであり、「虚偽の科学を行い、それを正当な研究として流布すること」として定義される。

4)    多数の反イベルメクチン論説を出版したが、この手法は既に「転換」(あるいは、陽動作戦または牽制作戦)と呼ばれる偽情報戦術として名付けられている。

論文の掲載を拒絶することや出版済みの論文を撤回することは最も有害だ。なぜならば、HCQまたはIVMに関して肯定的な臨床試験結果が影響力のある医学専門誌に掲載されていたならば、パンデミックの軌道全体を完全に変えてしまったであろうと思われるからだ。これは、影響力のある専門誌が主要メディアの見出しを作り出すだけではなく、国内および国際的な医療機関による医療政策を導くという点においても「針をも動かす」ような力を持っているのだ。

コルチコステロイド(20205月に私が初めて行った上院での証言)が20206月にオックスフォードから英国での「回復」試験の結果が報告された直後、これがどのようにして新型コロナの入院患者のために一夜のうちに標準治療法になったのかを思い出していただきたい。翌日、元研修生や同僚たちが6週間前の私の証言に関して「ピエールの話を聞くべきだった」と私にテキストメッセージを送ってくれた時のことを私は今でも懐かしく思い出すことができる。だが、あれはイベルメクチンの前だった。まれな例外を除いて、何ヶ月にもわたって誰も私に手を差し伸べてはくれなかった。沈黙はイベルメクチンの後に始まったのだが、私(そして、後にはFLCCC)がワクチンに反対した際には耳を圧するような沈黙が襲って来た。

「不都合な科学」に対して大きな影響力を有する専門誌による検閲はパンデミックの非常に早い時期にすでに始まっていたことを理解していただきたい。ウィルスが実験室を起源にしていることを最初に証明した決定的なドキュメンタリーで、世界的に著名な科学者がウィルスが人工的に作られたことを示す論文が彼が長年論文を出版して来た専門誌によってすぐに拒絶されたと言った。このことは記録に残されている。これが「編集マフィア」の最初に犯した犯罪であった。

その後、ランセット誌に掲載された「サージスフィア」詐欺事件が起こり、HCQに対して最初の血を流した。その後、デイビッド・ボールウェアはHCQによる予防に関する不適切な試験結果を発表し、われわれが彼の試験の実施とデータの提示について質問した際に、彼は実際に何が起こったのかに関して虚偽の陳述をし始めた。私の聡明な同僚であるデイビッド・ワイズマンは私が共著者であったプレプリント版の論文で彼を追いかけた(デイビッドはほとんどの仕事をやってくれた)。私の購読者にとってボールウェア博士は、ニューヨークタイムズの記者に対する彼の弁護の余地がない、不正確で、有害な引用を考えると、イベルメクチンに関する「トウゲザー臨床試験」での腐敗した影響力の中心人物であったことを思い出していただきたい。彼自身も手を血で染めている。

われわれの親愛なる同僚であるノーマン・フェントン博士と彼のチームは英国の死亡率データについて分析を行い、英国政府はワクチン接種状況を酷く誤って分類していることから、その非有効性と毒性の証拠を隠していたことを発見した。この報告はまだプレプリント用サーバーに保管されているままだ。

同様に、名門大学の専門家らが米国と欧州のデータベースを分析し、ワクチン接種を受けた人たち、特に、子供たちの間ではすべての原因別死亡率が増加したことを発見した。彼らの論文はまだプレプリント用サーバーに保管された状態だ。

新型コロナワクチン後の心筋炎率に関するジェシカ・ローズとピーター・マッコラーの論文は結論が気に入らなかったために出版後に出版社によって撤回された。だが、科学を非倫理的に検閲しているとしてエルスヴィア社を非難する声はいまだに聞こえてこない。 ワクチン接種を支持する側は誰もが科学論文を検閲することが間違っているとは思わない。この現実は客観的に言えば非倫理的であることから、驚くべきことである。誰もこれを擁護することはできないので、代わりにできることはそれについては沈黙するだけなのだ。

そして、事態は悪化している。先日、新型コロナワクチンによって予防されると思われた人が入院するごとに、1829歳の若者の間では最大で98件もの重篤な有害事象に苦しめられていることを報告する論文が投稿された。これが出版される可能性はどうか?ゼロだ!「製薬業界に不都合な科学論文」の出版は、今日では、ほぼ不可能となっている。

さて、大きな影響力を持った専門誌がIVMHCQの肯定的な臨床試験結果をひとつでも発表していれば、何百万人もの命が救われていたかも知れない。しかし、そのような状況は起こらなかった。これらの専門誌は、特に、IVMまたはHCQの使用を支持することになる「統計的に有意な」臨床試験結果を報告する論文を出版することは差し止めた。この事実は決して忘れないでいただきたい。決して!新型コロナウィルスとワクチンそのものによる双子の大量殺戮を煽ったのはこれらの編集マフィアが採った行動なのだ。

先進的保健経済の国々ではすべてにおいて早期治療や予防策が推奨されてはいなかったという事実のために何百万人もの人々が死亡した。マラリアや寄生虫の予防プログラムでIVMまたはHCQが一般的に使用され、したがって国内で広く使用されていたすべての低・中所得諸国と比較して、こういった経済が発展していた国々ではどのように推移したのかを対照的に見ていただきたい。近くにさえも及ばないのが現状だ!

IVMHCQがパクスロビドやモルヌピラビルのような製薬会社の供給経路にすでに投入されている医薬品市場を粉々に破壊したであろうという想定は別にしても、彼らはワクチンに投入された何十億ドルもの資金に対する脅威をはっきりと認識していたのである。

私は、影響力の大きい専門誌の編集者たちは、転用された薬物に関する肯定的なデータを公開しないようにという命令を受けていたと主張したい。そこでは、編集マフィアは詐欺的な研究論文や論説を出版しながら、肯定的な研究論文を拒絶し、撤回さえもした。われわれはこういった悪行を拒否することから始めようではないか。

肯定的なイベルメクチンの研究に対する影響力のある医学専門誌による拒絶:

1. テス・ローリーらの論文「新型コロナ感染の予防と治療のためのイベルメクチン:臨床的指針を知らせるためのシステマティックレビュー、メタアナリシス、および試験のシーケンシャル分析」をコクランライブラリーが拒絶したことは、私に言わせると、イベルメクチンに対して取られた唯一最大の有害な行為である。コクランライブラリーは、何十年もの間、SRMAに関しては学界における黄金の基準であるとさえ考えられていたことを認識していただきたい。私が「黄金の基準であった」と言ったことにも注目していただきたい(訳注:すでに過去のものとなったという点を著者は強調したいようだ)。

なぜならば、ご想像のとおり、彼らは大手薬品企業とゲイツによって囚われていたのだ。2018年に起こったコクランライブラリーでの役員の大量辞任は「組織の科学的、道徳的、社会的目的を脅かす」、「成長し続けるトップダウンの権威主義的文化とますます商業的となったビジネスモデル」、等を指摘したがために起こったものだ。ゲイツがその2年前に資金提供者になったという事実はそれとは何の関係もなかったと私は確信している(訳注:この文章は文脈に適合しないと思う。何らかの書き間違いか?)。その通りだ。さらに言えば、ゲイツからの資金は上下にリストアップした専門誌のすべてではないにしても、それらの多くを支えている。実にショッキングなことであることは私にも分かっている。

テスによると、私のイベルメクチンに関する証言を見た直後、彼女は興味をそそられ、ロン・ジョンソン上院議員の画期的な上院公聴会で私が提示したRCTの証拠についてすぐに彼女自身の専門家によるレビューを開始した。テスは命を救うためにはスピード感が不可欠であることを知っていた。テスと彼女のチームはこの種の仕事では世界的な専門家であることに注意していただきたい ― テスと彼女の同僚であるアンディ・ブライアントとテレーズ・ダウセルとの間で彼らは約120個ものコクランレビューを出版した。彼女がしなければならなかったことは、コクランに彼女の提案を受け入れて貰い、レビューを公開させることだけだった。もしも彼女が成功していたならば、これはアンディ・ヒルやアンドリュー・オーウェン、そして、WHOがイベルメクチンに関して腐敗し切った勧告を出す能力を完全に去勢してしまったことであろう。

コクランライブラリーがある薬品について病気を治療するための使用を支えるといったレビューを出版した場合、その薬は標準治療の一部として確立されることになることを理解していただきたい。 全世界の科学者たちの中で、特にテスにはコクランライブラリーによって発表されたイベルメクチンを支持する証拠についての体系的なレビューとメタアナリシスが世界中の保健機関にその使用を推奨し、何十万人もの命をすぐにでも救うことになるであろうということが分かっていた。

そこで、テスはコクランに彼女のチームに「イベルメクチンの迅速なレビュー」を依頼することを提案した。彼らは最初に彼女から提案された研究プロトコルを受け入れた!彼女は「進め」という青信号を受け取った。

だが、長くは続かなかった。彼らは、おそらく、ゲイツや大手製薬会社の資金提供者のひとりから圧力を受けたために急速に調子を変えたのである。お金はファイザーに賭けてあるのだ!

次に起こったことは、突然、コクランの編集者がテスに「迅速なレビュー」は不適切であり、「完全なレビュー」プロトコルに従うべきであると伝えて来たことだ。彼女はすぐにそうすることに同意した。彼女のチームが予期していたように、実際にはすでにその作業を完了していたので、彼女はフルレビュープロトコルを提出した。

圧力は続いた。腐敗したコクランライブラリーは縛られていた。当然のことながら、彼らはその後、彼女が20201月上旬にユーチューブに投稿したボリス・ジョンソンへのビデオ嘆願を理由に、彼女を「利益相反」で非難し始めた(本質的には、彼女がすでに完了していたレビューの結果をジョンソンに伝え、彼がすぐに英国で使用するための政策の実施を検討できるようにした)。彼女がそうすることは決して「利益相反」ではないことに注意していただきたい。テスはイベルメクチンからお金を稼いではいない。実際、彼女のようなレベルにある専門家は、特に2020-2021年の邪悪な冬に感染の急増に見舞われた世界的パンデミックの際には、そのような調査結果を公衆と共有することが道徳的にも専門的にも義務付けられているのである。

彼女はコクランの編集者に研究者たちの間で確立されている原則を引用した素晴らしい電子メールを送って、彼らにそのことを思い起こさせた。しかしながら、自慢のコクランライブラリーでこういった重要なデータを公開する機会を今後のために維持するためにも、彼らが彼女の「利益相反」の懸念を持ち続けるならば、彼女は著者の地位から辞任すると申し出た。

コクランの編集者に対する彼女の弁護は聞こうとはしない(または、愚かな)耳に届いただけであった。彼らは単に彼女に別の専門誌に投稿するようにと言い、代わりにポップらが率いるドイツのチームにフルレビューの仕事を割り当てた。私はポップのことを知らないが、知る必要もない。ポップは、WHOの研究チームが行ったのと同じ戦術を採って、テスのチームとは非常に異なる結論を導き、恥知らずにもレビューを操作し、証拠基盤のほとんどを却下した後に、彼らはイベルメクチンの証拠は「非常に低い確実性」であり、したがって使用を推奨するには不十分であると結論付けた。

テスのチームはここで詐欺的なコクランレビューを巧みに引き裂いた。これは科学と統計のオタクにとっては必読だ!プレプリントサーバーに保存されていることに注意していただきたい。また、彼らの批評はコクランレビューチームによる最新の詐欺行為を組み込めるように更新するべきだ。つまり、最近ここで見事に詳細を論じたアレクサンドロス・マリノスによって明らかにされたように、彼らのプロトコルの包含基準を満たしてはいないという事実にもかかわらず、レビューに「トウゲザー」トライアルを組み込めるように更新するべきである。コクランレビューの著者らがいかに大っぴらに腐敗しているのかを理解するには(専門誌の承諾を得た上で)、アレックスのタイトルと彼の投稿の表題を読んでいただきたい。

イベルメクチンに関するコクランレビューはそれに含まれる患者の76%について独自の包含基準に違反:

システマティックレビューに含まれる11件の研究のうち5件は3,409人の患者のうちの2,582人を網羅し、他の多くの研究を除外するために使用される新基準によると、包含の資格は満たさなかった。

まさに「黄金の基準」だね?いずれにせよ、これはもう道化師の世界だ!

テスと彼女のチームの話に戻ろう。以下は、エドモンド・フォーダムという名のテスの同僚からのものであって、私宛の彼の電子メールはコクランライブラリーの行動を強力な文脈の下に置くことになる。続きを読もう:

コクランは他の専門誌とは異なるやり方で働いている。重要な点はレビュー「プロトコル」の受け入れにある。彼らは最終結果を査読するが、それは主にプロトコルへの適合性についてである。プロトコルが守られている限り、あなたの論文の発表は本質的に保証される。それはあれこれと考えながら原稿を受け取る他の専門誌とは異なる。レビューはコクランの「レヴマン」ソフトウェアによって準備され、最終版はコクランが制御するソフトウェアでPDFに変換される(したがって、出版を偽装することはできない)。しかしながら、テキストは非常に定式的であり、著者には自由度がほとんどない。各セクションは規定の見出しセットに従う必要がある。

だから、コクランでの本当のパニックは彼らがわれわれのプロトコルを拒絶する方法を見つけなければならなかったことから起こった。彼らは実際にそれを受け入れていたので、テスの有名なヒルとのズーム会話の前での彼らの唯一の選択肢はこの件がラピッドレビュー・フォーマットには不適切であると言うことであった。代わりに、彼らは完全なレビューを望んだ。そこで、われわれはフルレビュー・プロトコルを送信した(フォーマットの制約は別として、主な違いはデータ抽出は2人のレビュアーが独立して行わなければならないことであったが、われわれの側ではこれは完了していた)。こうして、彼らはそこにはなかったわれわれに対する利益相反の告発を発明しなければならなくなった。その後、彼らはドイツ政府のコンソーシアムに「コクランレビュー」を依頼して私たちを排除した ― 同コンソーシアムは、以前、ソフトウェアインフラストラクチャーのみを望んでおり、プロトコルをコクランレビューとして登録する積りはないと明言していた。ポップらによる148ページの「何の意味もない代物」がその結果であった(私は下記の「偽物」の項でこれをリストアップしようと思う ― PK)。彼らは最近、遡及的に登録されたトウゲザーとI-TECHを含むレビューを更新した ― アレックス・マリノスの最新の投稿が明らかにしたように、以前はこれは除外基準であると言っていた。したがって、ポップらは製薬会社が支援する医薬品についてのみ関心があって、「規制当局の承認」を「臨床的有効性」として都合よく混同していることが明白である。

コクランは、テスとアンディ・ヒルの喧嘩が明らかになった直後の20211月、明らかに大きな圧力に曝されていた。

あなたがコクランの編集者のひとりであり、これを読んでいるならば、あなたの行動が何百万人もの死をもたらしたことを分かって貰いたい。自分には選択肢がなかったと言って、自分を正当化し、弁護するようにしてはどうか。その上で、幸運あれ!あなたがしなければならなかったことは笛を吹くことだけだった。だが、あなたはそうしなかった。

***

これで<その一>の全文について仮訳が終了した。

引き続き、<その二>を掲載します。

参照:

1The Criminal Censorship of Ivermectin’s Efficacy By The High-Impact Medical Journals - Part 1: By Pierre Kory, MD, MPA, Sep/16/2022