新型コロナワクチンの安全性を疑っている人たちの間にスティーブ・カーチという専門家がいる。ニュースレターを通じて積極的な活動をしており、英語圏においては極めて知名度が高い人物である。「ファクトチェッカーは誰も私に挑戦しては来ない」と述べていることが私に興味を覚えさせた。彼のブログを読んでみると、「なるほど!」と思わせるような統計情報に遭遇することが多い。彼の論理を粉砕するのは並大抵ではないことが感じられる。 当ブログではスティーブ・カーチの記事をいくつかご紹介して来た。たとえば、「友人であるジョセフ・ラダポ博士を擁護したい」(Oct/26)、「イスラエル政府は新型コロナワクチンの安全性に関して深刻な問題点を見い出すも、必死にそれを隠蔽(第2部)」(Sep/19)。
ここに、「新型コロナワクチンは女性の生殖器系の健康に悪影響を与える」と題された彼の最新記事がある(注1)。 新型コロナワクチンの接種を受けた女性の間では流産や死産が増加しているという。そして、実際の発生件数は報告されている件数よりも遥かに高いという。 本日はこの記事を仮訳し、読者の皆さんと共有しようと思う。 *** ここに甚大な悪影響をを示すグラフがあるが、新型コロナワクチンは以前のワクチンと比較して過小報告されているため、不一致は実際には見た目よりも5.4倍も大きい可能性がある。
概要: 新型コロナワクチンによる副作用の中で最も頻繁に起こった症例は単一のVAERSカテゴリーでは、常に、女性の生殖器系に関わる問題だ(訳注:「VAERS」とは「ワクチン有害事象報告制度」のこと)。 本稿では過去においてはワクチンによる有害事象を有意に低下させようとして来た努力が(新型コロナワクチンにおいては)中断されてしまったことを示そう。 なぜ新型コロナワクチンの接種は停止とならないのか?それは米疾病予防管理センター(CDC)が安全性の問題を一般公開してはいないからである。 これらの影響には何か別の原因があるのか?別の原因なんてない。これらの影響はワクチン接種と相関しているからだ(症例報告を読んでいただきたい)。 医学界とCDCが自分たちに何をしたのかについての真実について女性たちが最終的に知った暁には、彼女らは激怒することであろう。 残念ながら、これは何年も先の事であろうと思う。 はじめに: 2021年6月10日、ロバート・マローンと私は「ダークホース」と称されるポッドキャストに出演した。私たちは新型コロナワクチンが卵巣に蓄積されることを世界に向けて指摘した(技術的には、mRNAのキャリアである脂質ナノ粒子であるのだが、それは詳論だ)。 ユーチューブは、おそらく、一般の人々が真実を学ぶのを防ぐために、百万回のアクセスが行われた後にこの動画を削除した。もちろん、ユーチューブの無名の検閲担当者たちはブレット・ワインスタインよりも賢いのである。 我々の警告がいったい何を意味するのかは当時のVAERSの報告書で明白であった。 あの出来事から1年以上が経ったが、悪影響は今も起こっている。「オープンVAERS」の生殖器系の健康問題に関する新しいページから抜粋された流産と死産の最新データは次の通りだ:
また、月経障害(月経出血、膣出血、子宮出血を含む)のデータは次の通り:
留意すべき重要点がは三つある: 1.
過去においては上側のグラフがわずかでも上昇すると、増加の原因となったワクチンは市場から排除された(「オープンVAERS」のページを参照し、**の注記を探していただきたい)。しかし、あなたが明らかに確認することができるように、新型コロナワクチンは遥かに悪い状況にありながらも、これらのワクチンには手を付けることができない。有害事象の発生率は以前のワクチンと比較して遥かに高いのだが、誰も何も言わない。このデータを女性に見せた医師は解雇され、カリフォルニアで開業している医師は医師免許を剥奪される。新型コロナワクチンについての彼らのモットーは「何かが見える?何も喋るな!」である。 2.
各グラフについて実際の件数を推定するには報告数を少なくとも 41 倍にすることになる。これはVAERSに集められている報告は過少報告されているからだ。言い換えれば、われわれは影響を受けている何百万人もの女性についてここで話をしているのである。 3.
新型コロナワクチンの展開後に報告された件数が大幅に増加したのは私が前の記事で指摘したような過大報告によるものではなかった。実際には、新型コロナワクチンは他のワクチンと比較して5.4倍も過少報告されているようである。したがって、新型コロナワクチンと他のワクチンとの違いについて言えば、現実の状況は上記に示されているよりも約5倍も悪いのである。通常の世界であったならば、これらのワクチンは市場から回収されている筈だ。 CDCがこれらのグラフについて何も言わないのは本当に残念なことだ。ね、そうだろう? CDCは完全に沈黙している。主流メディアもこれについては沈黙を保ち、この問題を完全に無視することを選択した。 女性がこのように誤導されていることを知ったとき、彼女らは幸せを感じることはできない。しかし、検閲が行われ、主流メディアによる報道が欠如していることから、ほとんどの女性は何年も、おそらく、何十年にもわたって決してこの事実を見い出すことはないであろう。 しかし、私は読者の皆さんのすべてが今こそ真実を知ってもらいたいのだ。 これらの発生率(ならびに、このような事象の一部さえもが引き起こされた際には、他のワクチンの場合はどのように市場から回収されたか)の詳細については、生殖器系の健康に関して新しく更新された「オープンVAERS」のページをご覧いただきたい。 VAERSにおける症状: これは私が最近FLCCCの会議で行った発表で使用したスライドのひとつであって、新型コロナワクチンに関してVAERSに報告されている症状の件数は他のワクチンよりも遥かに多いことを示している(訳注:この一連のスライドには極めて興味深い情報が数多く含まれている。この著者が言いたいことをより深く理解するためにも是非これらのスライドをご覧いただきたい)。下に示すスライドは新型コロナワクチンによって引き起こされた症状について上位37種類のVAERS症状を示す。矢印からもお分かりのように、新型コロナワクチンは女性の生殖器系の健康を妨げるという点で実に大きな危害を引き起こしている。ランク付けされた症状の完全なリストについてはXファクター分析を参照していただきたい。
月経に関する諸々の症状はイスラエル保健省が新型コロナワクチンの安全性を研究した際に見い出した最大級のカテゴリーであった。 一般大衆は決して見ることはない筈のビデオがリークされたが、この短い動画をご覧いただきたい。これはイスラエル保健省と科学者チームとの間で開催された会議の様子であって、科学者チームは安全性のデータに注目するよう要請した。 彼らが見出したことを下記に示す: 女性の健康に及ぼす影響ははっきりとしており、それらは新型コロナワクチンによって引き起こされたものであって、今後も長く続く。 このデータの詳細については、イスラエルの安全性調査に関する私の話を参照し、その記事の参考文献を参照していただきたい。この記事は実に有用でもある。 当然のことながら、イスラエルのマスコミと世界中の主流メディアは、ロイターのファクトチェッカーがこのビデオが本物であることを確認したにもかかわらず、この話を報道することを拒否した! 肝心なことは、イスラエル保健省の安全チームはワクチンに多くの安全上の問題を発見したが、マスコミや公的機関は彼らが見い出した事柄には(何らかの理由で)注目しようとはしていないという点だ。 さらには、こんな報道がある: 次の記事をご覧いただきたい:研究の結果、新型コロナワクチンは女性の健康を害することが判明。問題があることはNIH(米国立衛生研究所)さえもが確認した。 危害のメカニズム: 新型コロナワクチンが女性にどのように害を及ぼすのかについては、毒物学者のジャンシー・リンゼイ博士による下記の発表を参照していただきたい。 要旨: VAERSには何千もの有意に上昇した有害事象が報告されているが、CDCはそれらのすべてを無視している。これは、CDCは何人の命が救われたかによって報われるのではなく、投与されたワクチンの数量によって報われるからである。 たとえば、「急性心不全」は新型コロナワクチンによって通常に比べて2,565倍にも増えたことをあなたはご存知だっただろうか。
このような事態が存在していながらも、依然として安全だとお思いだろうか? この記事は生殖器系の健康に関する症状のほんの一部について言及し、因果関係を示すデータを掲載しただけである。通常の世界であったならば、これらの問題だけであってさえも本ワクチンは市場から回収されるべきであることを示している。 しかし、われわれの世界は普通の世界ではない。たとえば、英国はすべての妊婦に対してワクチンを接種することを奨励する新しいプログラムを発表した。明らかに、彼らは自分たちの安全監視システムのすべての安全策を無視しようとしている。 それを見たくはないのならば、なぜわざわざ安全監視システムを持とうとするのであろうか? 誰も新型コロナワクチンを接種すべきではない。本ワクチンは市場から回収する必要がある。直ちに! |
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これで全文の仮訳が終了した。
新型コロナワクチンの接種を推進する政府機関や大手メディアおよび医学界・薬品大手企業は反ワクチン派の意見や批判を封じ込めて来た。だが、今や、そのストーリーの縫い目にはだんだんと綻びが現れ始めた。
読者の皆さんの多くは新型コロナワクチンについて今まで受けて来た説明に比べて、この引用記事が言わんとしている内容は180度も方向が違うことに違和感を覚えるかも知れない。だが、今や、潮目がはっきりと変わったのだと私には見える。
こうして、われわれ一般大衆は、目下、隠されて来た情報のあれこれを学習する過程の真っ只中に放り込まれていると言えよう。これから、一般大衆の過半数が真実の姿を理解するまでにいったいどれだけの時間を要するのであろうか?
われわれは誰もが新型コロナワクチンの推進派が葬ろうとしてきた個々の情報については特に注意深く掘り下げてみる必要がある。実際には、反ワクチン派の専門家が問題点を掘り下げ、解説をしてくれるので、彼らが指摘する内容にわれわれが積極的にアクセスし、その内容を吟味することだけが必要となる。その上で自分自身が納得できたならば、その情報を踏み台にして次の情報を漁ることになる。この繰り返しを根気よく継続することが必要となる!
参照:
注1:The COVID vaccines are adversely
effecting women‘s reproductive health: By
Steve Kirsch, Oct/24/2022
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追加情報:11月4日の報道から、
返信削除表題:「2020年以降に米疾病予防コントロールセンター(CDC)の報告システムに報告された新型コロナワクチンによる死亡件数は31,696件で、これは過去30年間に他のすべてのワクチンによる合計死亡件数の3倍に相当」
この表題が示す数値はあくまでも報告された事例であるから、何らかの理由で報告されなかった事例は含まれていない。それらがどれだけ存在するのかは推定するしかない。控え目の数値から大胆な数値まで幅広い振れが予想される。それとは別に、過大に報告されているのではないかとの批判もあり得るが、多くの場合、これらの報告は医療関係者によって報告がされていることから、誤差の範囲はそれほど大きくはないだろうと思われる。
(原典:31,696 COVID Vaccine Death Claims Submitted to CDC’s Reporting System Since 2020: Triple All Other Vaccines Combined Over 30 Years: By Roman Valmacov, FACTS MATTER, Nov/04/2022)