2021年5月14日金曜日

人類は何年かのうちに絶滅する?

 考古学の専門家に言わせると、人類の祖先は数百万年前にまで遡る。約1万年前に氷河期が終わると人類は農耕や牧畜を開始して、文明の時代に入った。約5000年前にエジプトで文明が起こった。他にもメソポタミア文明、インダス文明、黄河文明がこれに続いた。

そして、2021年の今、われわれの毎日の生活は大量生産システムによって供給される食料を消費し、文字を使った情報伝達によって海の向こうの人たちともコミュニケーションをしている。そして、そういった活動を可能にするには半導体技術を駆使したパソコンや高速度の通信技術が欠かせない。情報の伝達は広く地球を覆い、瞬時に行うことが可能となっている。また、農業生産だけではなく工業生産や医療技術が進歩して、人々の平均寿命は100年前に比べて大きく延びている。

国連の世界人口推計の2019年版によれば、現在の77億人から今後30年間に20億人も増加すると推測されている。そして、今世紀末頃には総人口が110億人となってピークに達し、それから減少に転ずると推測されている。人口について議論する場合の主要なテーマとしては国や地域による貧富の差、平均寿命、女性1人当たりの出生率、65歳以上の年齢層の急速な増大、人口が増加する国家と人口減少に悩む国家、移民の国際移動、等が挙げられる。


人口が増え続けていることに関しては今さまざまな議論が起こっている。ローマクラブが「成長の限界」を根拠に「人口爆発」について警鐘を鳴らしたのは半世紀も前の1972年のことであった。


ところで、ここに「人類は何年かのうちに絶滅する?」と題された記事がある(注1)。あまり議論をしたくはないような表題ではあるのだが、その内容は非常に重要なテーマである。


本日はこの記事を仮訳し、読者の皆さんと共有しようと思う。


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 ビル・ゲイツや国連の「持続可能なアジェンダ2030」を推奨する連中は人類に優生学を適用しようとする熱心な推進者でもある。人間嫌いで知られている英国のプリンス・フィリップは、かって、「人間の群れを淘汰する」とさえ言った。環境問題の顧問としてローマ教皇にお仕えするヨアヒム・シュネルンフベルのような連中は「持続性のある」世界人口としては10億人以下が好ましいと大っぴらに喋っている。今や、極めて真剣な研究が出現し始めた。人口を減らすのにもっとも効果的な方法のひとつが、幸か不幸か、いわゆる「近代的な科学的農業」によって今世界中で広められているのではないか。いくつかの有毒な農業用化学品、たとえば、除草剤は使用しても安全であるとされてはいるものの、安全と言える代物ではない。

シャンナ・ショー博士の新著「カウントダウン」によると、EUや米国を含む西側の工業立国においては男性の精子数が今劇的に減少している。ショー博士は過去の40年間に精子数は平均で50%以上も減少したと推定している。換言すれば、家族を持とうとしている今日の若者は彼の祖父の世代に比べて半分のレベルの精子数しかなく、子供を持てるチャンスは半減している。農業や環境における有毒な化学品に対する暴露が劇的に変わることがない限り、ごく自然に子供をもうけるというわれわれの能力はそう長くは続かず、2050年頃には中国を含めた工業立国においては子供をもうけるのには医療的な支援を必要とするようになるだろう、とショー博士は推定している。

ショーの本は2017年に彼女と同僚らが共著者として著していた技術論文で専門家による査読を受けていた論文をさらに入念に掘り下げたものである。その論文では、ショーは1973年から2011年にかけて精子サンプルを提供した42,935人の男性に関する185個の研究論文から精子濃度と総精子数(TSC)に関する244例の推定値を取り上げ、それらを注意深く分析した。 彼女らが見出した内容は最高度の警告を発するに値するものであった。しかし、いくつかのメディアが見出しを飾ったものの、バイエル・モンサント、シンジェンタ、ダウ・デュポン(今はコーテヴァ)、等は規制当局に対してロビー活動を行い、当局は結果としてこれらの研究成果を無視した。 

ショーは「西側諸国からランダムに報告された研究結果から見ると、平均精子濃度は低下し、年ごとに平均で1.4%づつ低下し、1973年から2011年までの期間全体で52.4%の低下となる」ことを見出した。「TSCに関してはこの男性グループでは毎年平均で1.6%低下し、この期間全体では59.3%の低下が起こった。」つまり、約10年前の時点で、北米、ヨーロッパ、オーストラリア、ニュージーランドの男性の精子数は、不妊症の有無を考慮に入れずに見ると、59%以上も低下したのである。そして、この趨勢は今も年々続いている。

本件に関しては新たな研究に対する真剣な支援が欠如していることから、その後の新たなデータの発表は限定的である。15年前、中国の湖南省では潜在的な精子提供者の半数以上は品質基準を満たしていた。しかし、今はたったの18%が満たすだけであって、ひとつの研究報告によるとこの低下は内分泌かく乱物質のせいである。同様の精子数の減少は台湾でも報告されている。そして、イスラエルでも同様の結果が報告されている。ショーは「男性の生殖上の健康度は精子の品質だけで決まるものではないが、極めて重要なことであり、これは早晩何らかの影響をもたらすであろう」と言う。「子供をもうけることができるかどうかだけではなく、この問題は人類全体の健康に大きく影響する」と結論付けている。彼女は、たとえば、「低精子数、不妊症、精巣癌、ならびに、そまざまな一般的欠陥を指摘している。それらの欠陥のひとつは降下しきらない精巣であり、もうひとつは尿道の開口部が本来あるべき場所にはないといった事例である。」

内分泌かく乱物質:

スワン [訳注:これは「ショー」の間違いだと思われる] は今はニューヨークのマウントサイナイ・アイカーン医科大学にいるが、この原因は最近数十年間に急速に増加した毒性化学物質、最近特に増えている「内分泌かく乱物質」別称ホルモンかく乱物質への暴露によるものであると彼女は考えている。彼女が指摘するのは「プラスチックの軟化剤であるフタル酸、プラスチックの硬化剤であるビスフェノールA、あるいは、テフロンに含まれる難燃剤、等、さらには、除草剤・・・。」[訳注:pesticideは、通常、殺虫剤と訳すが、米国では一部の人たちは除草剤もpesticideと呼ぶことが少なくない。あるいは、混用することがある。この引用記事の著者も除草剤をpesticideと記述している。この訳文では除草剤と訳すことにする]

上記で最後に言及された除草剤は地下水脈へ混入し、人が消費する食品連鎖に入り込むことからも、大きな警鐘を鳴らして然るべきである。今日世界でもっとも広く使用されている除草剤はバイエル・モンサント社製の恐らくは発がん性があるとされるグリホサートを主成分としたラウンドアップであり、シンジェンタ社(今のオーナーはChemChina)製のアザトリン [訳注:これは「アトラジン」の間違いだと思われる] である。

アトラジンの影響:

2010年、著名なカリフォルニア大学バークレイ校の科学者であり統合生物学の教授でもあるタイロン・B・ヘイスはカエルのアトラジンへの暴露に関してその影響を調査した。彼は米国ではトウモロコシやサトウキビの栽培に広く使用されているこの除草剤は雄のカエルのセックスライフに大きな影響を及ぼすことを見出した。3分の2を去勢せしめ、10個体中1個体の割合で雄を雌に変えてしまうのである。「これらの雄のカエルはテストステロンが欠如しており、精子も含めて、テストステロンが制御するものはすべてが欠如している」ことを彼は発見した。さらに、「カエルの10%が雄から雌に変わり、雄のカエルと交尾することが自然環境の中で両生類に起こるなんて誰にも知られてはいない現象である」と指摘している。「そもそも、これらの雌は遺伝的には雄であって、これらの雌の子孫はすべてが雄となる。」ヘイスは「証拠の優越性はアトラジンが野生生物や人間に対してリスクとなることを示していると考える」と宣言した。

アトラジンは強力な内分泌かく乱物質である。また、アトラジンは米国ではモンサントのグリホサート製品であるラウンドアップに次いで二番目に広く用いられている除草剤である。証拠があるにもかかわらず、異論が多い中での決定として、米環境庁は2007年に「アトラジンは両生類の性的発達には悪影響を与えず、追加的な試験を実施する必要性はない」との裁定を下した。これで話は終わりか?これで終わったわけではない。2004年、EU当局はシンジェンタ社は同社の製品の安全性を証明することを怠ったと述べて、アトラジンを禁止した。

内分泌かく乱物質であることが確認されているもうひとつの農薬はモンサントのグリホサートを主成分とするラウンドアップである。ラウンドアップは世界でもっとも広く用いられている除草剤であって、ロシアや中国も含めて140か国以上で使用されている。米国における遺伝子組み換え(GMO)作物での使用は、米国産トウモロコシの90%以上がGMOであり、大豆でも同程度のレベルにあることから、人への暴露は近年爆発的に増加した。モンサントのGMOトウモロコシとGMO大豆が米国で認可された1996年から2017年までの間、米国人に対する化学品の暴露はなんと500%も増大した。内分泌かく乱物質は飲料水や店頭に並ぶシリアル類ならびに妊婦の尿中にもその存在が確認されている。ほとんどすべての肉類や鶏肉は家畜用飼料に含まれるグリホサートによって飽和されている。

フリンダース大学の研究者らが最近行ったオーストラリアでの研究によると、ラウンドアップは女性の体内でプロジェステロンを生産する細胞を死滅させ、プロジェステロンのレベルの低下を引き起こすことが判明した。グリホサートとラウンドアップは「先天異常や生殖上の問題ならびに肝臓病と関係し、人の臍の緒や胎盤および胎児の細胞のDNAを損傷する可能性を持っていることが分かった。」

2015年、ナイジェリアの科学者らはグリホサートとアトラジンの両者のラットに対する同時暴露の影響を調査した。この組み合わせは精子やテストステロンの合成、雄の生殖器にさらに悪い影響を与えることが判明した。

2016年、中国の国営化学品企業である「ケムチャイナ」は430億ドルの巨額を払ってシンジェンタを買収した。と同時に、ケムチャイナは中国ならびに他のアジア諸国におけるモンサント製のラウンドアップの販売権を取得した。ケムチャイナのウェブサイトには同社が販売する他の除草剤と並んでアトラジンを「トウモロコシ畑に使える安全で効果的な除草剤」であるとして掲載している。また、ケムチャイナは中国の農業市場のためにグリホサートを生産する主要企業でもある。

今日中国は同国が自ら認めているように深刻な農業危機に直面しており、食料の安全保障を確保するために様々な方法を駆使している。報告によると、中国の特許を持ったGMO作物が果たす役目、ならびに、増大する一途にある役目は新5か年計画でその中核を成すことであろう。これは、疑いもなく、グリホサートやアトラジンを使用することだ。と同時に、中国政府は「一人っ子政策」を緩和したにもかかわらず減少し続けている出生率に関しては今まで以上に警戒している。中国の農家は収穫率を上げるために大量のグリホサートやアトラジンを使っている。彼らは悲惨な結果を追及していることになる。つまり、必ずしも食糧危機を解決することにはならず、89千万人にも及ぶ農村人口の大部分から、さらには、無数の都市住民から子供をもうける可能性を奪ってしまうのである。

官僚たちがグリホサートやアトラジンならびに他の内分泌かく乱物質が人間の生殖機能に及ぼす危険についてはまったく無知であることから、これらの危険極まりない内分泌かく乱物質は世界中でその使用を許可されたのであろうか?こういった化学物質が存在するのは企業が膨大な利益を追求する金儲け主義のせいなのであろうか?ニクソン・フォード時代の優生学の文書「NSSM-200」の著者であるヘンリー・キシンジャーの1975年の言葉を引用すると分かり易い。つまり、こうだ。「人口の低減は第三世界に対する外交政策においては最優先事項である。何故ならば、米国の経済は海外からの大量の鉱物資源を必要としており、特に低開発国からの資源が必要である。」そして、ビル・ゲーツの言葉を引用すると、「世界人口は68億人・・・そして90億人になろうとしている。もしもワクチンや健康管理、生殖機能に関するサービスで立派な仕事をしさえすれば、世界人口を1015%程低減することは可能であろう。」あるいは、優生学の曽祖父的存在であるプリンス・フィリップの言葉を借りると、「私は特に致死性の高いウィルスとして生まれ変わりたいという願いを持っており、このことを告白しなければならない。」これは英国のRobin Clark から1968年に発刊されたプリンス・フィリップ著「If I Were an Animal 」の前書きからの引用である。

これらの毒性物質が人間や他の生命体に及ぼす危険性を無視し続けることによってわれわれは人類の絶滅を今急速に出現させつつある。

著者のプロフィール:F・ウィリアム・エングダールは戦略的リスクに関するコンサルタントであり講師でもある。彼はプリンストン大学で政治学の博士号を取得し、石油と地政学に関してのベストセラー作家でもある。オンライン誌の「New Eastern Outlook」に特別寄稿をしている。

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これで全文の仮訳が終了した。

除草剤やプラスチックの生産に用いられる硬化剤や軟化剤ならびにテフロンに用いられる難燃剤は内分泌かく乱物質であって、男性および女性の生殖機能に甚大な影響を与える。このような状況がこのまま放置されていると、人類は近いうちに絶滅してしまうのではないかという警告である。

最近亡くなった英国のプリンス・フィリップは既存のワクチンでは効かないようなスーパー・コロナウィルスとして生まれ変わって英国に出現してくるかも知れない(!?!)。皆さん、くれぐれもご用心を!

天文学者たちは彼ら自身の専門的な知識に基づいて太陽系はいつの日にか死滅すると推測している。その過程で地球は大きく膨らんだ太陽に呑み込まれ、その生涯は終りとなる。しかしながら、天文学者らが推測する地球の終焉の日よりも何十億年も前に人類はわれわれ自身の無知のせいで絶滅してしまうのかも知れない。政治家が、そして、政治家を選ぶわれわれ自身が無知でいる限りそのようなシナリオの可能性は膨らみ続ける・・・

参照:

1Will Mankind Be Extinct In a Few Years? By F. William Engdahl, NEO, Mar/09/2021

 




10 件のコメント:

  1. 登録読者のИ.Симомураです。今朝からこちら様のブログに入ろうとしたところ、「危険なサイトである」旨の赤字の警告が表示されました。入力窓に直接手入力で書き込んでやっと入ることができました。除草剤関係の記事が出ると、妨害プログラムが自動起動するのでしょう。
    この記事は大変重大な警告をしておるように思います。理解しやすい翻訳に感謝申し上げます。

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    1. シモムラさま
      コメントをお寄せいただき有難うございます。
      引用記事の内容が伝えようとする事実が人類にとっては如何に深刻なものであるかを共有することができて私にとっては幸いです。
      巨大なハイテック企業にとってはアルゴリズムを設定するだけで妨害プログラムが新たに発動するのでしょう。良心的な学者やジャーナリストにとっては酷く住みにくい世の中ですよね。皆が異論を聞き入れない狭量なガキ大将ばかりとなった世の中は実に殺風景なものになることでしょうね。不幸なことです!

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  2. グリホサート系環境攪乱化学物質関係の過去記事を読み、妨害の出方を観察しました。接触直後にコピー機能で再入力すると、やはり赤字で「危険サイト」の警告がスクリーンに現れます。これを回避する方法は、入力窓に手動でアドレスを書き込むことです。巨大企業群に注意されるくらいの、影響力のあるサイトであると判断されたのでしょうね。ある種の「勲章」ですね。
    映画「鶴はゆく」を観ました。本当にロシア映画からはある意味で哲学的反戦思想が伝わってくるのを感じます。この映画は仙台で観たのですが、ロシア語の先生の鬼教授に心に残る行進曲を聞いたといって、ハミングして聞かせました。ハルピン学院出身の先生はすぐПращание славянкиというのだと教えてくださった。私が、スラブ女性と誰かが離別するのですか、それとも誰かがスラブ女性と離別するのですか」と質問したところ、君はどう思うかと逆に問われました。私は、スラブ女性と離別するのであれば、Пращание со славянкойとなるべきで、そうでないのはスラブ女性が誰かと別れるのでは、と答えましたら、このロシア語は曖昧でどちらとも解釈されるのだというものでした。ああそうか。だから映画の冒頭で、出征兵士の行進曲でも演奏され、白ロシア駅への勝利列車が到着し、夫、兄弟、恋人、友人を失った場面でも奏されるのだと、今感得しました。ステパン役の俳優ワレンチンズプコフはタルコフスキーの「イワンの子供時代」ではホーリン大尉を演じます。竹脇無我に似ていませんか。タルコフスキーのこの映画の撮影地は現ルガンスクのスラヴャンカだそうです。あの映画ではВ лесу прифронтовом「前線の森で」が風琴で流れます。この曲をよく歌ってくれたユダヤ系歌手のヨシフコブゾンは同村の出身だそうです。どおりで反政府側支持の声明をすぐ出しました。それで癌治療中のオーストリアを追い出されたのです。西側の人道なんてそんなものですよ。
    妨害など屁とも思わず、翻訳してくださることを切にお願い申し上げます。

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  3. シモムラさま

    コメントをお寄せいただき、有難うございます。巨大なハイテックのソーシャルネットワーク企業は他の大企業からの公告収入で潤っているわけですから、広告主の評判が悪くならないように、信用が損なわれないようにとさまざまな手を打っている様子が手に取るように分かりますよね。強力な情報操作能力を持った時そこには金儲けの意欲だけがあって、それ以外には何の哲学もないことに荒涼としたものを感じます。「妨害は屁とも思わずに投稿してくれ」との励ましの言葉、有難うございます!
    ロシア映画が非常に優れた反戦映画であること、まさにその通りだと思います。また、「鶴」という歌も素晴らしい反戦の歌ですね。ロシアで過去40年間もっとも愛唱されてきた歌であるという事実にロシアの人々が被った深い悲しみ、ならびに、反戦の意欲には敬意を表したいものです。この歌の歌詞を作った原作者は広島を訪れた時に千羽鶴を見て、この詩を作ったとのこと。反戦の願いがひしひしと伝わってくるこの歌の背景には広島の平和記念公園が絡んでいたことにいささか共感を覚えます。
    それでは、今日もいい一日を!

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    1. シモムラさま

      続きです。ルガンスクとはウクライナ東部のウクライナ分離派の地域ですよね。ルガンスクのスラヴャンカは私の投稿にも現れます。これは大手ソーシャルネットワーク企業と比べてもその商業主義には遜色を見せない、かってはジャーナリズムに徹していた有名な大手メディアの話です。
      2014年5月10日の投稿に「ニューヨークタイムズ紙がスラヴィヤンスクの自警団にはロシア兵がいないことを認めた」と題しています。さんざんフェークニュースを流した挙句にNYTは自分たちの間違いを認めたという内容のRTの報道が元ネタです。

      それでは

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    2. お返事ありがとうございます。スラヴャンカではなくスラヴャンスクでしたか。スラヴャンカはアムール州にあり、シベリア出兵時に日本兵が女子供を納屋に閉じ込め、火をかけて焼き殺した村の名前です。一般にはイワノフカ村の虐殺が知られていますが、この村でもあったのです。兵隊はこの蛮行を隠蔽することもなく、後にロシア語学者と日本人旅行者井桁貞利によっても目撃記録されています。中国、朝鮮、フィリピン、ロシアと、日本兵の征くところ、虐殺の道が続いているのですね。日本による侵略支配がなければ、中国、朝鮮、フィリピンは今ではアジアの大国になっていたことでしょう。

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    3. シモムラさま

      私の方のとんだ間違いでした。
      悪しからず!

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    4. 2014年のマレーシア航空機撃墜事件の記事全てを拝読しました。膨大な量の翻訳に感服した次第です。大きな仕事を成し遂げたという思いが湧いたのではありませんか。同機が左旋回し逆走しますが、あれは大型爆撃機が高速の戦闘機からの追尾を躱す動作であったのではないでしょうか。1983年にサハリン南部上空で起こった大韓航空機撃墜事件ででも、大韓機は急減速し、追尾してきたスホーイ機をやり過ごしています。オシーポフ少佐は、この動きで同機が軍用機であると確信したようです。空対空ミサイルの爆発音は、凄まじいものだそうです。同時刻に自転車に乗り、ウラジヲストックでの定期訓練に港へ急いでいた、私の朝鮮人の友人は、頭上での突然の轟音に落車したそうです。一方、マレーシア機のほうは、地対空ミサイルにしても、空対空ミサイルにしても、地上で爆発音を聞いたという証言はないのです。

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    5. シモムラさま

      コメントを有難うございます。
      MH17便撃墜事件はミサイルで撃墜されたのか、戦闘機からの攻撃で撃墜されたのかはまだ十分に解明あされてはいないように感じます。オランダ政府主導の国際合同調査団はミサイルによる撃墜であると結論しています。
      しかしながら、大韓航空機の撃墜事件でのオシーボフ少佐の話からは、逆に、戦闘機からの攻撃という筋書きを見直したいような興味深い要素が視野に入って来ますよね。さらには、地上では地対空ミサイルが発するすさまじい爆音を聞いたという証言がないという事実も実に重要な要素となりますよね。
      インプットしていただき、有難うございます。


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