(May/17/2011記)
周辺は急に緑が濃くなったような気がする。
昨夜は今シーズンで3回目の雷鳴があった。夕立のすさまじさは屋内でさえも音が聞こえてくる程だった。そして、今朝は何もなかったかのように青空が広がっている。
春の花の季節が駆け足で過ぎて行った後、街路樹やアパートの周辺あるいは公園に植えられている様々な落葉樹が急速にその存在を主張し始めた。もちろん、名称が分からない種類もたくさんある。この辺りの木の種類としては秋には蒸留酒(「ツイカ」と称する、日本の焼酎のような感じ)の原料となるスモモを始めとして、リンゴ、樫、菩提樹、栃、プラタナス、白樺、ニセアカシア、柳、セコイア、ポプラ、等をあちらこちらで目にする。何れも落葉樹。一方、常緑樹では樅、松、栂、等だ。
近くの公園へでかけた。新鮮な緑が目に優しい。しばらく続いていた曇天のあとの青空であるだけに眩しいばかりの光景だ。
タンポポの綿毛がまだ残っていることから、この季節が日本ではどの頃の季節に相当するかが分かると思う。私の郷里である長野市を引き合いに出せば、5月の連休の後から中旬の頃に相当するだろうか。ほぼそんな感じだ。
この公園には人口湖があって、その水面が細長く広がっている。中央には島があって何本かの橋でつながっている。島の一角では日光浴に余念のない人たちの姿もある。
我が家に近い南の端から公園に入って時計まわりに歩き、ほぼ反対側に到達してから戻ってくるのに少なくとも1時間半はかかる。この湖の周りを一回りした場合、それと同程度の時間が必要だろうと思う。瓢箪のように水面がくびれた場所ではこちら側と向こう側とで話ができるほど近い。1周するのが楽しみだ。
湖ではカルガモが雛を育てていた。何組もの家族の姿があり、雛の泳ぎぶりがほほえましい。
好天を受けて家族連れや友達同士のグループ、カップル、等と様々だ。ジョギングをする人や自転車でやってくる人も多い。でも、今もっとも人気が高いのはインライン・ローラー・スケートかも知れない。とにかくその数が多い。ひと時映画で流行ったやつだ。
この公園の一角にはバラ園がある。まだ蕾は非常に小さい。花の季節が来たらどのような光景を見せてくれるのだろうか。
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