2024年4月26日金曜日

チェコの研究結果はお注射が何の効能も示さなかったことを指摘

 

お注射には効能がなかったとする主張するが出回っている。実は方々でそういった主張がされているのだが、ここにご紹介する記事はまったく新しい専門領域の論文であって、私には興味津々であった。「チェコの研究結果はお注射が何の効能も示さなかったことを指摘」と題されており、最近(418日)発行されたものだ(注1)。

早速この記事を仮訳し、読者の皆さんと共有しようと思う。

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副題:新型感染症用のお注射での失敗 ― その1

お注射戦争に関する他の記事はこちら RTE地域コミュニテイーはこちら

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上の画像はチェコ共和国のパラツキー大学オロモウツ校の教員である4人の応用数学者が書いた論文の表題を示す。これらの人たちは私と同じ専門分野の人たちだ。

私は2021年の当初から「お注射の有効性はゼロという仮説」(ZVEH)を主張しており、2021年の末までに何本かの論文を出版した

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今後1~2年で生活のストレスが少しでも減ったならば、私はチェコスロバキアに飛んで、この論文の研究者の皆さんにビールを奢るかも知れない(Fürst et al, 2024)。本稿ではこれらの著者のグループを「チェコ・チーム」と呼ぶことにする。

これは新型感染症のための疑似お注射に関する研究においてもっとも素晴らしい瞬間のひとつである。われわれはこの瞬間を生かすことを怠ってはならない。重大な間違いがないと仮定すると(そして、彼ら

の研究結果が私の他のすべての研究と一貫しているかどうかは必ずしも確かではないが)、この論文は過去数年間に私がこの疑似お注射について言ってきた事柄の多くを報告している。

この研究を埋もれさせないでいただきたい!これは主要な研究としてブックマークを付けるべきであり、この記事を保存し、 友人たちに送信することが可能だ。

私の知る限りでは、「お注射の有効性」(VE)を主張するデータでふたつの主要な統計的なバイアス、もしくは、トリック(誤分類バイアス)のひとつを初めて適切に説明してくれたマーティン・ニールとノーマン・フェントンの両氏に脱帽する。

数値は何処に?ノーマン・フェントンとマーティン・ニール著:

チェコの人口レベルでのお注射データに関する新たな研究によると、お注射の安全性や有効性は認められない

チェコ共和国からの新しいデータと論文:220万人分の個人の健康記録から収集されたチェコ共和国からの予防接種プログラムに関する人口レベルでの新データはFürstらによって分析され、彼らの分析は・・・にて発表することが受理された。

詳細はこちら

二日前 ― いいね124 ― コメント24 ― マーティン・ニールとノーマン・フェントン

チェコ・チームが見出した事柄の概要:

チェコ・チームは概要を述べる前に次のような事柄を強調している:

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Photo-35項目について仮訳を示すと、)

強調事項:

▪ふたつの独立したデータに基づいて分析。データの大きさは総数で約220万人分。

新型感染症を予防するお注射を受けたグループと受けなかったグループの全死因死亡率(ACM

▪最近接種したグループではACMが一貫して低く、新型感染症の枠外でも同じ傾向。

▪健康な接種者のバイアスはデータを可視化する。

▪このバイアスは観察研究においては新型感染症用のお注射の効果を過剰に評価する。

注:著者が述べている「健康な接種者のバイアス/効果」(HVE)は私が何度も書いてきた「健康なユーザーのバイアス」(HUB)と本質的に同じである。

チェコ・チームの論文が強調している事項はかなり控えめだ。お注射の懐疑論者はこの研究を他の人たちにも回覧する義務があると思うが、それはこの分析は、まさに、誠実な統計学者であるならば誰でもが行うことができた筈であるし、何時でも行うべきであったと考えるからだ。上記の科学的な発言から、次のように解釈するのが妥当であろう:「データを注意深く調べてみると、新型感染症のお注射は人々が死を回避するのを助けるという主要な仕事には完全に失敗したことを示しているようだ。」

ニールとフェントンはチェコ・チームによる主要な観察結果を(1)健康な接種者の効果(HVE)と(2)お注射の誤分類バイアスとの組み合わせであるとして正しく要約している。

UVE(訳注:何の略語であるかは不明だが、VEのことかも知れない)と誤分類とのメカニズムが一緒に働くと、接種者は安全ではないお注射のせいで自然に重篤な状態に陥ったり、死亡率が高くなったりするが、再分類という単純な行為によって、この増加した死亡率の負担はお注射を接種しなかった群に容易に転嫁され、接種を受けた群は比較的健康に見え、お注射が効果的に安全であるかのように見えるのである。

明確に言うと、

1.    HVEを巡る議論:肯定的なVEが認められることからお注射は何となく成功であると見える。だが、この肯定的なVEはより健康な人たちが接種を受けたという事実を反映しているに過ぎないようだ。

2.    誤分類の議論:HVEの補正に失敗すると、VEが適度に存在することになる。最近お注射を受けた人たちの接種状況を誤って分類すると、お注射の未接種の人たちの死亡率が過大評価され、接種者の死亡率が過小評価される。こうして、控えめなVEでさえもが目覚ましいVEに見えるようになる。

まさに、これは2023年を通して私が見舞われた一連の病気(そして、今もなお100%完全に回復したとは感じられない)に遭遇する前、昨年の2月から5月にかけて、私が連載記事で提起していた議論である。マーティンとニールはHVEに焦点を定めた私の見解やチェコ・チームの見解とはまだ異なっている。しかしながら、英国のデータはHVEの欠如を示す点で異常であるか(英国の裕福なエリートの多くを占める金融セクターはほとんどの国よりも、少なくとも部分的に、事前に警告されていたと私は複数の関係者から聞いている)、あるいは、彼らは議論を誤っていると私は考える。私はこの記事で、そして、それに続く記事においても詳細を調べるために最善を尽くす積りだ。これまで書いてきたように、HVEHUBについて効果レベルを正確に掴むことは歴史的に見て困難であり、製品や期間、年齢、地理的な人口統計によって異なる可能性がある。(そう、この課題は統計データのより良い収集方法によって是正される可能性もあるのだが、これは中央集権的な公衆衛生機関は人々の健康よりもむしろ権力を重視することがあることを示すひとつの兆候である)。

いずれにせよ、誤分類バイアスは「有効性の低下」を示していると主張するチャートの姿を変え得るような、まさに手が届きそうな低い枝になっている果実であり、実際には「誤分類バイアスの低下」に過ぎないという点では誰もが同意しているようだ。今のところ、ニール/フェントン・グループ、チェコ・チーム、そして私自身の視点の違いは、上記のふたつの範疇のバイアスは相対的に重要だということだけだと思う。幸いなことには、大局的に見れば、重要なのはふたつのバイアスが一緒になって、その重み(他の多くの変数に加えて、接種からの時間的近さによって変化する)には関係なく、VEが完全に欠如していることを示している。個人的には、複数のバイアスを完璧に解きほぐすという困難な作業はお注射の効果に関して錯覚を計画するに当たっては重要な側面であったのではないかと思う。

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なお、これら8つの記事のうちのひとつ目では、私は「健康なユーザーのバイアス」(HUB)は著者らが採用している「健康な接種者のバイアス」(HVE)とはやや異なるとしているが、それを包含するものと定義している。これらの用語は100%同一ではないが、実際には非常に近いため、読者の皆さんはそれらを同じものとして扱うことが可能だ。科学文献では広く普及していることやそれを測定することが比較的簡単な仕事であることから、(HUBではなく)単にHVE言語を使用することはよくある。また、全体として、HVEHUBの観測値はほぼ同じになる傾向があるため、HVEに焦点を当ててもその価値が失われることはほとんどない。

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ZVEHの事例を提示:

本章は疑似お注射のデータで観察された有効性がゼロを示す統計事例を示す。後続の章では統計データの読み方に自信のない人たちのために簡単な説明をしたいと思う。

ニールとフェントンが記したコメントに注目していただきたい:

われわれは、読者の皆さんもご存知の通り、お注射に関する観察データは「安っぽいトリック」によって誤った分類選択バイアス効果に苦しんでいることを強く、そして、繰り返して主張してきた。現在までに本件に関して圧倒的な証拠が挙げられており、問題を要約した組織的な評論を書き、出版のために提出した(プレプリントはこちらからアクセスが可能)。

われわれは観測データには多くの選択バイアスが潜んでいる可能性が高いと考える。つまり、安っぽいトリックは唯一ではないのである。他のバイアスは、おそらく、異なる時期に、異なる群において、異なる程度で作用する。一部の年齢層はHVEによってバイアスがかかっている可能性があるが、他のより脆弱な年齢層にはUVEバイアスと誤分類バイアスの両方が含まれ、相互に影響し合っている可能性がある。また、英国のデータでは未接種である人たちの割合が当局によって過小評価されており、お注射が接種されてはいない人たちの死亡率が体系的に過大評価され、お注射を受けた人たちの死亡率が過小評価されているという既知の問題が存在する。

「安っぽいトリック」というラベルはまさにそのことについて話しているからこそ、ありがたいことだ。私が見てきたデータが増えれば増えるほど、お注射の支持者たちは(a)ある研究から次の研究へとさまざまなゲームをしている専門家であり、矛盾を認識するのに十分な時間をかけて証拠全体を見ることを厭わない他の専門家のせいで崩壊していく、(b)混乱を解明することができない非専門家であるかのどちらかであることが明らかになった。われわれは安っぽい魔術ショーを見ていたのだが、観客にはそのことを解明する十分な時間はなかった。

ニールやフェントン、私、ならびに、他の人々がまとめた議論について懐疑的な人たちもいるであろう。だが、われわれが提案するバイアスを修正しても、効果的な製品が効果がないように見えることはない!したがって、分析結果の間に矛盾がある限り、これは通常の論理によって正しさの推定をわれわれに有利な方向へと押しやってくれる筈だ。

ここで、チェコ・チームがまとめた2021年と2022年の全死因死亡率(ACM)を追跡するグラフについて考えてみよう:

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(下部に示されているように)お注射の接種済みの群のACMが上昇傾向にあることに注意していただきたい!お注射の支持者は、ますます好都合になっている「免疫逃避変異株」の破滅警告、等、ウイルスの病原性について議論を組み立てるかも知れないが、お注射が未接種の群にも同じ議論が当てはまる筈である。しかしながら、お注射が未接種の人たちのACMは減少の傾向にある。実際、この減少傾向は新型感染症による死亡率のピークと想定される波を突き抜け、「プライマリー・コース」の群のACM頻度を下回ることさえもある!

ニール、フェントン、および、共著者ら(Neil et al, 2022)は、この統計的に誤った分類が新型感染症以外の死亡率の予防において明らかに強大なVEをもたらすことを指摘することによってACMの違いを実質的なVEに帰することの不合理さを示唆した!

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別の考えとしては、ある群がお注射をすると、行動をまったく変えなかった人たちの死亡率は一時的に急上昇するが、それは3週間だけだと考えることができる。

ニールとフェントンの見解は、お注射安全性データリンク(VSD)が若者たちの群においては銃撃や自殺、さらには自動車事故による死亡を必然的に含んでおり、新型感染症以外の原因に対する実質的なVEを表わしているという私の観察と驚くほど似ている。もしも裕福で教養のある人たちが本当にこの効果を信じているとしたら、彼らは、毎朝、新しい予防接種で目覚めるのではないか?!

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前にも書いたように、

好奇心に駆られて、mRNAや脂質ナノ粒子でやる気満々の人たちの死亡頻度がもっともらしく(もっともらしく??)減少する可能性があると想像しながら、私は死因について少し調べてみた。残念なことには、CDCの死因データは年齢層が一致しない(これらのデータは腹立たしいほどに標準的でない)。しかし、18歳から44歳までの死因をかなり正確に把握でき、より小さな年齢層をいくつか見つけた。特に、米国の若年成人の死因として最も多いのは、(1)事故(主に自動車事故)、(2)自殺、(3)殺人のみっつである。私はこれを「肉体的な死のトリオ」または「PDT」と呼ぶことにする。実際、20歳から24歳の年齢層では、これらが全死亡率の78%を占める。このデータを使用し、人口統計をどのように分割するかについて控えめに推定してみたところ、1844歳の年齢層ではPDTによる死亡率は約50%である。

次に、上のグラフでこの年齢層に注目していただきたい。

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お注射がこの年齢層で新型感染症以外の要因による死亡率を64%も減らすことができるとすれば、その64%(絶対値)の数字の少なくとも14%分はPDT全体の数字から来ていることを意味する。50%のうちの14%は全PDT死亡者の28%に相当する!

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単一のタンパク質を作ろうとする(そして、その過程で同じくランダムにアミノ酸鎖を作る)実験的なバイオ製剤が発散する傾向や実質的には的外れの効果は実質的なVEの主張とはうまく適合せず、これらは誤った分類に関するフェントンの議論と完全に一致する。これについては分子と分母(死亡者数/お注射以降の日数)が最近お注射を受けた人についてどのようにして誤解を招き、異なった範疇に不適切に分類されるのかを明らかにすることを目的としており、私はこの点で共鳴した。

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接種後14日間の患者は未治療と見なすべきだと主張する人たちは(あらゆる歴史や理性に反して)感染者(または死亡者)と「人数xお注射に費やした日数」の分類の両方にこの原則を適用しなければならない。そうとでもしなければ、上記に示したように、彼らの方法論は(生理食塩水のような)不活性剤が非常に効果的であると示すことになる。明らかに、それは何の意味もなさない。定義を分割することは「有効性の低下」というわずか3年ほど前に怪しげにでっち上げられた言葉の出現を計画させる。「有効性の低下」の話はまさにわれわれが信じる「バイアスの衰退」のモデルに当てはまるのである。

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チェコ・チームは誤分類の証拠を見つけたのか?

そう。そう、その通りだ。接種状況別に分類されたACMに関する彼らのチャートのひとつを以下に示す:

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論文から引用すると:

一見すると、数値はお注射が死亡を防ぐのに非常に効果的であることを示唆しているかも知れない。しかしながら、 1は新型感染症関連の死亡率ではなく、全死因死亡率を示している。研究期間中の全死亡者のうちで新型感染症関連の死因はわずか約14%(死亡者269,000人中で37,000人)であったため[7,8]、お注射が全死因死亡率にそのような影響を与えることはあり得ない。新型感染症の感染強度が高い時期と低い時期を別々に分析すると、この知見はさらに逆説的になるのである( 2)。

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これはVSDデータに驚くほどよく似ている。問題は、われわれは誤分類バイアス、HVE、あるいは、その両方を議論しているのかどうかということだ。

異なったデータの並べ替えでは異なったバイアスが起こる:

一般大衆はこのようなレベルの高い統計的なトリックについて深く学習し、探求する気はない(しかし、統計学者にとってこれは決して理解するのには高過ぎるようなレベルではない)。応用定量分析の専門家としての私は、とてもじゃないが、彼らを責めることはできない!われわれ一人一人が高度な技術的スキルのすべてを学ぶことを要求されたならば、世界はすぐにでも停止してしまうであろう。誠実な仕事をし、それを促進するかどうかはある程度までは訓練を受けた数学者や統計学者にかかっている。これは重要な点だ。

われわれが見てきたのはさまざまな方法で提示された研究とデータの要約である。主要なバイアスはデータの並べ替えや要約の方法に大きく関わっている。

初期のレトロスペクティブ分析に対するマーク・リーダーの批判を思い出していただきたい(Dagan et al, 2021)。この分析では情報打ち切りの対象となる輪番コーホートの組み合わせ(rolling cohort pairing)が用いられた。このようなデータ打ち切りは誤分類やHVEバイアスを悪化させる可能性があるが、他のバイアスがない場合でさえも、リーダーは不活性または効力がゼロの生理食塩水溶液さえもが新型感染症の症例や死亡を防ぐのに非常に効果的であるかのように見せかけること(あるいは、人々が銃弾をかわすのを助け、自動車事故を避けるのを助け、癌を治すのを助け、ガラガラヘビに噛まれること、等を避けるのを助けること)が可能であることを示した。

誤分類バイアスは個人のお注射の接種データが母集団全体にわたって存在する場合に関与する。

お注射の接種状況が感染者数や死亡者数について誤って分類されるかも知れない可能性を母集団全体にわたって調べることによって回避することができるならば、HVEを検査することは可能である。これは、実際に米国のデータに完全に適合することが分かる!

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オーっと、これは米国における2019年の郡別の死亡率との相関関係だ。奇しくも、これは健康/富裕層/教育を受けたユーザーのバイアスと同等であることを示している。しかし、このグラフに適合し、米国のすべての郡にも適合し、これは2019年の郡別の死亡率の差を厳密に予測せしめ、世帯収入の中央値がお注射の接種後の新型感染症による死亡者数をも同様に厳密に予測させた。

もっと多くの実証が必要か?

軍事データ請負業者のSAIC = Science Applications International Corpが独自のお注射データをオンラインに投稿し、すぐにそれを削除したという話を思い出していただきたい。私がそのデータを分析したところ、短期的にはマイナスのVEが続き、その後、VEはゼロに向かって横這いになることが示されていた。

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そして、もう一度新型感染症による死亡率の全体像を見ると:

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「どれほど悪かったのか?」についてお注射が登場する前と後健康や教育、富の状態に関して同じように追跡した場合、「もっと悪かったのかも」と言うだけでは十分ではない。

もっと簡略にしよう:

体と感染性病原体(たとえそれがウィルス、あるいは、ウィルス様粒子、細菌、その他の病原体であろうとも)との境界である粘膜で起こる感染を防ぐために筋肉内注射が行われるとは誰も予想してはいなかった筈だ。

新型感染症の重症化の主な原因であると主張する一部の研究者たちはトランスフェクション(=遺伝子を細胞内に送り込んで増殖させること)によって体を刺激し、スパイクタンパク質を産生させることが人々の健康を維持するのに良い方法であるとして提案すべきではなかった。

お注射の試験は誰も後押しをするべきではなかった。これらのお注射は成功の証として臨床試験群の間で病気を代理試験することについてさえも調整されてはいなかった人体実験や治験データのごまかし、政治的操作の歴史をふんだんに持っている製薬会社の言葉は独立した懐疑的な精神の持ち主たちとの徹底した議論なしには鵜呑みにするべきではない。良く言って、ハウス・オブ・カードは絶えず揺れ動いていた

安全信号を定義することや安全信号分析の意図的な欠如には誰もが注意を払うべきであった。

新しい遺伝子技術を過去のお注射の接種結果が、たとえそれが本物であろうと、操作されたものであろうと、これらの疑似お注射に使用された遺伝子のトランスフェクション技術の結果と関係があるかのように扱うべきではなかった。

チェコ・チームによる分析に関しては誠実な保健数理士ならば誰でもが提案するであろうこと、つまり、質の高い健康保険データを活用することを実践した。ドイツの大手医療保険会社の責任者 20218月に私が発表した推定と完璧に一致するお注射と死亡率との関連性を示す数十万件のインタビューに関する詳細な分析を発表したが、その後彼は解雇されたことを思い出していただきたい。保険会社にはデータを理解し、侵害されにくいデータベースを保持するという動機が与えられている。もしも危険なバイオ医薬品プログラムを推進する体制が整っていたとしたら、その動機とデータを扱う人材の組み合わせを突破することは難しいであろう。

確認内容と一貫性:

複雑な環境における理論を真にテストする目標は複数のテストから得られた結果や分析の形式における一貫性にある。私が見てきた限りでは、すべての証拠は統計的バイアスフィルターによって説明することが可能で、お注射の有効性はゼロであるという仮説とうまく一致する。だが、お注射に関する実質的な有効性の理論についてこれと同じことは言えない。

おそらくは、これこそが全世界が文化戦争とデータの解釈をめぐって意見の相違を解決するためにお互いに話し合うことを妨げるその他の感情的気晴らしとの組み合わせに追い込まれた理由なのである。(お注射の)効力に関する錯覚は機能している(コミュニケーションが行われている)社会では持続することはできなかったであろう。

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これで全文の仮訳が終了した。

この引用記事の著者は統計学がどれだけ真理を追究することが出来るのかについて説得力のある見解を示してくれた。統計学についてはまったくの素人である私はそんな印象を感じた。率直に言って、私には難解な部分が何カ所かあった。だが、むしろ、「統計学はここまで出来るの?」といった驚きを覚えながら、著者が描写する統計学の世界に引き込まれて行った。

彼の政治的には最強と思われる指摘は実に圧巻である。新型感染症用のお注射の有効性はゼロであったと言う。もしも世界中が自由闊達なコミュニケーションに完全に解放されていたならば、新型感染症の大流行で数多くの人達があのような災難に見舞われることはなかったであろうと暗に述べている。

その一方で、「誠実な仕事をし、それを促進するかどうかはある程度までは訓練を受けた数学者や統計学者にかかっている。これは重要な点だ」とも指摘。「この分析は、まさに、誠実な統計学者であるならば誰でもが行うことができた筈であるし、何時でも行うべきであったと考える」と言い切っている点が実に興味深い。

誠実な仕事をする統計学者の目には最近数年間の社会は「安っぽい魔術ショーを見ていたのだが、観客にはそのことを解明する十分な時間はなかった」と映った。われわれ一般大衆はこの魔術ショーの観客であったことは言うまでもない。

統計学者だけではなく、医者や研究者、ジャーナリストらを含めて、新型感染症の恐怖が世界中で喧伝され、集団免疫を獲得するために人々の行動には厳しい制約が課され、社会全体が行動の自由を奪われた当時、多くの専門家は当局側の筋書きに反することになりそうな論文や記事を出版することには大きな抵抗を感じたことであろうし、そうすることは控えざるを得なかったと推測される。

後知恵になるが、ここに引用したような統計学者の見解がもっと早く、方々から、そして、世に広く紹介されていたならば、さらには、そうすることについてもっと寛容な社会であったならば、お注射のせいで世界中で1700万人もが命を奪われることはなかったに違いない。さらには、日本ではお注射を7回も受けるような人たちはいなかったに違いない。製薬企業の金儲けが科学をハイジャックした代価は余りにも大きい!

参照:

注1:Czech Study Points to Zero Vaccine Effectiveness: By Mathew Crawford, Rounding the Earth Newsletter, Apr/18/2024

 



2024年4月20日土曜日

WHOの職員が「お注射パスポート」は詐欺行為であったかも知れないと認める

 

フィンランドの首都ヘルシンキの法廷ではWHOの職員を務める人物によって驚くべき陳述が行われ、彼女の陳述は世界を駆け巡った。

ここに「WHOの職員がお注射パスポートは詐欺行為であったかも知れないと認める」と題された最近の記事がある(注1)。日付は414日であって、最近のものだ。

早速、この記事を仮訳し、読者の皆さんと共有したいと思う。

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世界保健機関(WHO)のハンナ・ノヒネック博士は法廷で証言し、新型感染症のお注射はウィルスの感染を止められず、パスポートは誤った安心感を与えると説明し、お注射パスポートは必要ないと政府に助言したが、彼女の助言は無視された。この驚くべき事実が明らかになったのは、フィンランド国籍のミカ・ヴォーカラがお注射パスポートを所持していないことを理由にカフェへの入店を拒否されたことに関してヘルシンキの法廷で訴えている際のことであった。

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フィンランド保健福祉研究所の主任医師であり、ノヒネック博士はWHOの予防接種に関する戦略的専門家グループの議長を務めている。昨日(411日)の証言で、彼女はフィンランド保健研究所は新型感染症のお注射はウィルス感染を止めないことを2021年の夏までにはすでに知っていたと述べた。

同じ2021年の同じ時期、EU加盟国が新型感染症パスポートの展開を開始する中、WHOは安全な旅行のための「国際的に信頼できる枠組みの作成」に取り組んでいると述べた。20217月にEUデジタル新型感染症証明書規則が可決され、その後、23億枚以上の証明書が発行された。フランスを訪問する者は有効なお注射パスポートを所持していない場合、店で食料を購入したり、公共交通機関を利用したりするためにお注射パスポート携帯しなければならなかった。

しかし、ノヒネク博士は、昨日(411日)、彼女の研究所が2021年後半にフィンランド政府に対して新型感染症パスポートはもはや意味をなさないと助言したと証言したが、証明書は引き続き必要とされた。フィンランドのジャーナリスト、アイク・ノヴィコフは、昨日、ノヒネク博士が証言したヘルシンキの法廷を後にして、このニュースを伝えた。

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フィンランド政府がお注射パスポートを廃止するべきだという科学的な助言を無視したと認めたノヒネック博士は世界の医療界で広く受け入れられている著名な人物であったため、これは衝撃的であった。WHOの予防接種に関する戦略的諮問グループの議長を務めるほか、フィンランドのキャンペーン「お注射を一緒に受けよう」の役員のひとりであり、国際お注射研究所の理事も務めている。

このEUの新型感染症デジタル証明書は、20237月、WHOに「グローバルデジタルヘルス認証ネットワーク」を設立することを支援した。「欧州における最高の医療を活用することによって、デジタルヘルスの基準と相互運用性をグローバルに実現し、最も必要とする人々の利益に貢献するものだ」と、あるEU当局者は述べている。

フィンランド市民であるミカ・バウカラはフィンランド政府に対する自分の訴訟に関してウェブサイトを立ち上げ、202112月にヘルシンキのカフェで、健康であるにもかかわらず、新型感染症パスポートを持ってはいなかったために朝食を拒否されたことをきっかけに、「基本的権利を守るため」の訴訟を起こしたと書いている。「フィンランドの憲法はいかなる国民に対しても健康状態などを理由に差別してはならないと保証している」と自身のウェブサイトでバウカラは主張している。

バウカラの訴訟は、本日(412日)、ヘルシンキ地方裁判所で継続され、英国の心臓専門医であるアシーム・ マルホトラ博士が新型感染症の大流行の中で一部の当局や医療専門家がお注射の義務化やお注射パスポートなどの非倫理的で、強制的で、誤った情報に基づいた政策を支持し、患者の同意書や証拠に基づく医療行為を損なったと証言する予定である。

マルホトラ博士の証言はこちら。

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これで全文の仮訳が終了した。

新型感染症の世界的流行に際しては科学を軽視する風潮が蔓延した。まず、感染があったかどうかを診断する手法としてPCR検査が導入された。この手法を開発した科学者自身が診断には使えないと言っていたにもかかわらず、PCR検査を用いることが強制され、しかも、増幅サイクル数をむやみに上げて検出感度をあげた。その結果、擬陽性が95%も占めるといった極めて非科学的な状況を呈するに至った。そういった指摘がったけれども、当局はPCR検査を続行した。今になって言えることであるが、これは恐怖心を煽るための重要な道具であったことは言うまでもないであろう。科学を軽視する風潮はその極に達した。お注射の推進派が抱いている筋書きに反するような科学的な主張や論争は徹底的に排除され、反論する学者や医者は個人的な攻撃に曝され、口を封じられた。mRNAお注射だけが治療法として推奨され、他の治療法は排除された。他の治療法を使った場合、最悪の場合は医師免許を剥奪するといった極めて反動的な制裁を課す国家や州が現れた。また、日常生活は都市封鎖によって厳しい規制を受け、マスクの着用や集団行動をとらないことが求められ、学校は休校となった。国によっては医療関係者や公務員が優先的にお注射を義務付けられ、成人は全員が義務付けられる国もあった。だが、時間の経過と共に、お注射の効き目が疑問視され、安全性を疑わせる事例が身辺に出現してきたことによって、ウィルスの変異に従って毒性が弱まっていったこともあって、お注射を中断する人が多くなった。

34年続いたパンデミックの全体を見ると、企業の金儲け主義がメデイアや政治家、規制当局を巻き込んでお注射キャンペーンを展開した結果、巨大な負の遺産を残した。そうさせた根源的な要因は全世界を相手にした金儲けであった。妊婦や胎児の健康までもが金儲けの祭壇に生贄として捧げられた。今思うと、職場を失ったり、自分の商売を失った人たちにとっては極めて暗黒な数年間であった。そして、極めつけは新型感染症によってではなく、今でも議論に決着がついてはいないお注射によって命を奪われた、無数の人たちの存在である。わが国、日本でも超過死亡についての議論が続いている。この範疇に入る人たちは世界中で1700万人もいると推定されているが、遺族の方々は今どんな思いで日々を過ごしておられるのだろうか。

結局のところ、すべては科学が普遍的な倫理観や伝統的な価値観を放り出して、金儲けと結託した勢力によってハイジャックされたことから始まり、その影響は急激に拡大して行った。

このような全体像は、不幸なことには、今になって初めてそれに気付かされる。2021年のフィンランドでの出来事を引き合いに出すまでもなく、世界中のほとんどの国々では、一部の冷静な人たちを除いて、当局の政策を疑問視する心の余裕や科学的な物の見方には欠けていた。ここに「一部の冷静な人たち」と書いたが、実際には結構多くの人達が当初から当局の政策を非難していたことが分かる。

このような状況は二度と許してはならない。そのためには、われわれ一般庶民は過去34年間に起こった事柄をよく理解し、すでに巷で噂されている「疾病X」、つまり、二回目のパンデミックが起こることがないよう全力を尽くして警戒しなければならない。とすると、必然的に何らかの行動をおこさなければならない。上記に述べて来た気付きを総合的に理解しさえすれば、これは決して短絡的な結論でもなく、感情的な呼びかけでもないと私には思える。

ここで、お注射を巡る全体像を見届けし易くするためにも、物事を冷静に捉え、論理的な判断に徹してきた数少ない識者たちはパンデミックに襲われた2020年以降の世界をいったいどのように観察していたのかについて反芻してみようと思う。2020年から2021年にかけての投稿をいくつか列挙してみる:

202067日:新型コロナに関する3大リーク - 新型コロナの公式の筋書を葬り去る

2020831日:新型コロナをめぐる五つの謎がバレてしまった!世界中を捉えて離さない恐怖の扇動やプロパガンダ、真っ赤な嘘が見え見え

2020123日:PCR検査はその目的を達成してはいないと裁定。主要メディアはこれにどう対応するのか。彼らはこの裁定を無視

2021111日:私は医師として新型コロナを巡るデータを研究してみた。ひとつだけ本当のことが分かった。それは都市閉鎖はまったく機能してはいないという事実だ

2021218日:羊症候群

2021319日:ワクチン接種 - 新型コロナとの戦いにおける勝利はまさにいばらの道

202144日:われわれは何かを知ることはないだろうとあんたは思っている。ね、そうだろう?

2021626日:米国立衛生研究所によると2019年の12月には5州において新型コロナがすでに発生していた

202182日:コロナ禍を総括する衝撃的なふたつの記事  億万長者は3.9兆ドルを儲け、労働者階級は3.7兆ドルを失った

20211118日:独裁主義の大流行こそが本当の脅威だ

20211217日:ヨーロッパにおける最近の専制主義的コロナ対策の波は危険な先例をもたらした

今になって読み返してみると、多くの人たちが物事をいかに正確に観察していたのかを思い知らされる。読者の皆さんはそれぞれが異なる投稿を選択することであろうが、いくつもの投稿の中で、私にとっては202144日に投稿した「われわれは何かを知ることはないだろうとあんたは思っている。ね、そうだろう?」の内容が実に興味深い。その中に引用されている「文脈のない文脈」という表現は主流メディアがディープステーツの筋書きに沿って一般大衆を洗脳しようとした2020年~2024年の世界を実に巧妙に言い表しているように感じるのである。これらの記事が公表された当時、多くの人たちがその内容に共感し、理解し、当時のそれとは違った判断をしていたならば、今日全世界が見舞われている前代未聞の人災(お注射のせいで1700万人が死亡)に遭遇することはなかったかも知れない。

読者の皆さんはどんなお考えであろうか?

参照:

1WHO Official Admits Vaccine Passports May Have Been A Scam: BY TYLER DURDEN, Zerohedge, (Authored by Paul D. Thacker via The Disinformation Chronicle) Apr/14/2024

 



2024年4月18日木曜日

若い人たちの間で癌が予想外に発生していることをわれわれはオプエドで報じ、mRNAお注射との関連性を指摘

「2021年と2022年に癌による死亡が多発」と題して前回の投稿をしたばかりであるが、4月16日に補足情報をその投稿のコメント欄に付け足した。最近発表された医学論文によると、新型感染症を予防するとして世界中で導入されたお注射は癌を引き起こすという。それに関与しているのはシュードウリジンという修飾塩基であり、お注射を提供した2社の製薬企業の製造に用いられているとのことだ。 

ここに「若い人たちの間で癌が予想外に発生していることをわれわれはオプエドで報じ、mRNAお注射との関連性を指摘」と題された記事がある(注1)。 

この記事は前の投稿を補完するような内容を持っている。 

本日はこの記事を仮訳し、読者の皆さんと共有しようと思う。 この記事の著者、ピエール・コーリーは著名な医師であって、事実に基づいた科学を標榜している。新型感染症の流行に際して、彼は既存の医薬品を使った初期治療を推進するための組織として「FLCCCアライアンス」を立ち上げた共同創立者のひとりでもある。 

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副題:保険数理の専門家であるメアリー・パット・キャンベルの助けを借りて、調査ジャーナリストのメアリー・ベス・プリーファーと私はケイト妃のような若い人たちの間で、最近、癌が憂慮すべきほどに増加していることに関してオプエドを発表した。 

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われわれは、今、新型感染症に対して用いられたお注射(特に、その義務化)の後に発生した超過死亡率と障害率の急上昇に関して3本のオプエドを「USAトゥデイ」や「ニューズウィーク」、「ザ・ヒル」に掲載した。また、米国産婦人科学界とCDCが妊婦に対してmRNAお注射を広く推奨した(安全性のデータはほとんどなかった)直後の2021年に妊産婦死亡率が大幅に急増したことに関してもオプエドを発表した。


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状況はさらに悪化している。最前線で活躍する「覚醒した」臨床医として私は数え切れないほどの若者(しばしば有名な人たち)が次々と癌に侵され、癌で亡くなっているという報告を読んでいた(ウィリアム・マキス博士のサブスタックはこれらの報告を最もよくまとめている)。また、友人や同僚、患者、知り合いのネットワークが広がり続ける中、若者に癌が降りかかっているという直接的な報告が殺到している。 多くの人たちは友人や親戚の間で新たに癌と診断されている事例に気づいており、その大半は典型的な癌の場合よりも若い人に発生している。さらには、診断後わずか数か月(または、数週間)以内での死亡の報告を考えると、癌はより攻撃的であるようにも見える。 

あまりにも酷いので、今や、イェール大学やハーバード大学、米国癌協会においてさえも注目されている(もちろん、mRNAお注射のキャンペーンとの関連性について言及している人は誰もいないが)。 「ターボ」癌の新しい現実(ならびに、医学用語)を裏付ける最も衝撃的なデータのひとつは次のデータであろう: 

CDCのデータには「その他すべての不特定の悪性新生物」と呼ばれるカテゴリーがあり、これは死亡前にその起源が特定されないほどに広く転移した癌を意味する。全年齢層では2019年から2023年にかけて11%増加した。同期間に、死亡が35歳から44歳では18%、5歳から14歳では16%増加したことを考えてみよう。 

癌協会でも注目されている: 

「大腸がんは、診断時に、より侵攻性の病変とより大きな腫瘍を呈している」と、米国癌協会の最高科学責任者であるウィリアム・ダハット氏は報告書の発表後に述べている。「これらの治療はより難しい」と彼はNBCニュースに語った。 

このことも周囲の人たちと話して欲しい。ほんの数週間前、私の患者である20歳の女性が膠芽腫で亡くなった。彼女の両親は娘の大学の友人グループの20歳の男性が数週間前に同じ病気で亡くなったと教えてくれた。当然のことながら、彼らの大学ではお注射が義務付けられていた。この悲劇は果たして単なる偶然だったのだろうか? 

多くの医療被害を目の当たりにし、その原因をほぼ確実に知っていたわれわれは政府や専門家団体の情報源から得たデータをまとめ、解釈しようと何週間も努力した。以上のように、若年者の癌に今起こっていることは単なる逸話ではなく、現実そのものであり、データによって裏付けられていることを悟った。


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さらには、たとえ新型感染症用のmRNAお注射が最も直接的な原因であることが決定的ではないにしても、このデータは何かを強く示唆しているとわれわれは考えており、mRNAお注射のキャンペーンがもたらしたさらに別の壊滅的な結果について一般の人々に警告するオプエドを掲載した。お注射に関する有害データを巡っては科学的な検閲が蔓延している中であってさえも、細やかながら勝利を収め、われわれはその仮説についてこの記事の中で結論を下すことができた。 

われわれは私たちの周りで多くの人たちが死んでいくのを「ただ手をこまねいて見ている」ことは拒否する。 

*もしも私が調査して記事を書くことに費やした時間や労力を大切にしたいとお考えならば、有料購読の形で支援をしていただければ幸いである(私は投稿を有料化の壁の背後へ置いて、アクセスを制限したことはないことを知っておいていただきたい)。 

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これで全文の仮訳が終了した。 

FLCCCアライアンスを設立し、反お注射派として戦い続け、今まで存続し続けるには計り知れないご苦労があったことだろうと思う。その使命感や忍耐心に心から賛美をお贈りしたいと思う。

お注射の推進派が進めて来た大嘘が判明しつつあるとはいえ、彼らはまだ壊滅したわけではなく、今でも強大な勢力を誇っている。 

日本だけではなく、世界中の人たちの将来を守ることに大きな価値を見い出し、連帯を求めている反お注射派の当面の課題は1カ月後に迫っているWHO総会だ。つまり、如何にしてパンデミック条約の締結と世界保健規則の改訂を阻止するかである。残された時間は決して多くはない。あなたや私の次世代の健康を守れるかどうかはわれわれ一般大衆がどれだけこの状況を理解し、限られた時間の中でどれだけ真理に近づくことができるか次第である。 


参照: 

注1:We Published An Op-Ed On The Unprecedented Rise In Cancer Among Young People And Questioned The Link To mRNA Vaccines: By PIERRE KORY, MD, MPA, Mar /27/2024




2024年4月12日金曜日

2021年と2022年に癌による死亡が多発

 

2021年と2022年に癌による死亡が多発

 

新型感染症のパンデミックの最中に超過死亡が認められた。これは日本でも欧米各国でも観察され、その要因は専門家たちによって解明されようとしている。その一方で、お注射の推進派は超過死亡とお注射の間には関連性がないとして消火活動を続けている。今も、お注射の推進派と反対派の間で攻防が続いているのである。何故か?不幸なことには、それは当局側がデータを公開せずに隠蔽していることから不必要に話を複雑にしているとも言える。当局側はお注射と超過死亡とが直接リンクされることを何としてでも否定したいのであろう。その動機は誰の目にも明らかだと言えるのではあるが・・・

私が理解するところによると、ふたつの要因があるようだ。そのひとつは新型感染症そのものであり、もうひとつはそれを予防するために採用されたお注射のせいである。

新型感染症が発生した当初は高齢者の死亡が多かった。典型的な例は老人ホームで観察された。たとえば、登録看護師として35年間働いてきたデイアンナ・クラインは自分の体験についてアマゾンから書籍を発刊した。この本の原題は「Vaccine, Injuries, Lies, and Deaths」。彼女が勤務していた老人ホームには1,000人もの入居者がいた。2020年を含めて、それまでの年間の死者数は810人であったが、お注射が始まった2021年以降、2022年の死者数は36人、2023年には48人になったという。

時間の経過とともにウィルスそのものはデルタ株からオミクロン株へと変異し、毒性を弱めていったが、お注射を繰り返した結果、感染症に対して脆弱であった人たちの多くが死亡した後、今度は比較的若い人たちが心臓発作や脳卒中で倒れた。スポーツの試合中に若者が倒れたという報告があちらこちらから聞こえてきた。

ここに「2021年と2022年に癌による死亡が多発」と題された記事がある(注1)。

本日はこの記事を仮訳し、読者の皆さんと共有しようと思う。現代社会においては心臓病や癌は上位を占める死因のひとつとなってすでに久しい。2021年以降、お注射の影響が新たに加わったのである。

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副題: エド・ダウドの調査会社が行った新しいデータの分析について彼にインタビュー

 

投資会社であるブラックロックの元アナリスト、エド・ダウドは長年ウォール街で働いてきた中で、他の市場関係者たちに明白になる以前に特定のデータの収集や分析を行い、投資理論を作成することが仕事で、それに熟達していた。また、彼は主要な金融利権に対して監視役である筈の連邦規制当局をどのように懐柔するかについても熟知するようになった。

2008 年の金融危機を容赦なくもたらした金融業界の悪ふざけに関する記憶については、私と同じように、彼もまた鮮明に覚えていた。あの惨事から得た教訓は何かと言えば、革新者たちがわれわれの軽薄さから何十億ドルもの利益を得ていても、偉大なイノベーションについての保証を信じ切るには時間がかかるということだ。 そして、たとえ彼らのイノベーションが最終的には詐欺的であったということが判明したとしても、失うものはほとんどないのだ。

エドの調査会社であるファイナンス・テクノロジーズは、ここ数年、新型感染症に対するお注射のプログラムが人類に影響を与えて以来、公衆衛生の傾向を調査してきた。 彼の研究チームは「米国の1544歳の年齢層 ― 新生物による死亡率の傾向」という表題で新しい論文をプレプリント・サーバーに公開したところである。

その概要は次のように述べている:

根本的な死因として報告されている新生物による超過死亡率の増加は2020年(1.7%)に始まり、2021年(5.6%)と2022年(7.9%)に大幅に加速したことがわかる。 2021年(Z スコア 11.8)と 2022年(Z スコア 16.5)の両方における超過死亡率の増加は統計的に非常に有意である(極端なイベント)。

複数の死因の ひとつとして報告されている新生物による死亡を見ると、超過死亡率は 2020 年に 3.3%Z スコア 5.1)、2021 年に 7.9%Z スコア 12.1)、そして2022 年には 9.8% (Z スコア 15.0)と同様の傾向が見られる。これも統計的には非常に有意であった。これらの結果は、2021 年以降、米国の 15 歳から 44 歳の年齢層の人たちに新生物による死亡の増加につながる新たな現象が存在していることを示唆している。

今朝、私はエドと彼のチームによる調査結果について話をした。

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これで全文の仮訳が終了した。

われわれ自身の目でここで確認しているように、お注射によってもたらされた超過死亡の実態が少しずつながらも報告され、数値として共有されつつあって、これはとても重要なことであると思う。今までは曖昧にされてきたことが、ここでは上述のように数値として報告されていることが重要な点である。もちろん、この時点では当局側(たとえば、米国ではCDC)から包括的なデータが報じられているわけではなく、全貌を掴むことは依然として容易ではないけれども、何時の日にかそれも可能となるに違いない。少なくとも、そう期待したいと思う。

関連情報として米国での下記の報告を反芻しておこう:

新型感染症のお注射を1回以上受けた後に病気になったり亡くなったりする人が増える中、ニュースキャスターたちはこの災害の規模を把握するのには苦労をしている。2023113日現在、CDC(米国疾病管理予防センター)のVAERSシステム(お注射に関する有害事象報告制度)によれば、18,382人の米国/国内でお注射による死亡者が確認されており、お注射が行われた当日に発生した死亡例は1,150人に達した。これらの報告の大部分は医療従事者からのものである。通常、無関係な死亡は(この制度では)報告されない。過少報告係数として認められている「30」を用いると、お注射によって命を落とした可能性のある米国人の総推定値は551,460人となる。世界的には、デニス・ランクール博士と彼の同僚は世界の総死者数を1,700万人と推算している。スティーブ・グルーバーに私が話したように、これらの数字は壊滅的である。この短いレポートを聞いて、新型感染症用のお注射は世界的にリコールし、大々的に宣伝されたグローバルキャンペーンがなぜ裏目に出たのかについて調査を行うことを呼びかけて来たのは私以外にはいったい誰か。ぜひともご確認いただきたい。(原典:Casualties Mount to ~550K American, ~17M Globally: By Peter McCullough, MD, Jan/19/2024

この関連情報の著者であるピーター・マッカロー博士は米国の著名な医師であって、お注射に頼る当局が推奨する治療法とは違って、彼の初期治療プロトコールは感染症によって重篤化することを予防することに力点を置いている。このアプローチは実績を揚げているようだ。また、心臓病を専門として、多数の論文を発表している。彼は反ワクチン派として証拠に基づいた治療を標榜していることでよく知られている。

なお、米国では過少報告係数としてどの値を取るべきかについては議論が多い。まず、副作用や死亡に関するデータを握っているCDCが詳しい調査を行うことは彼らにとっては自殺行為に等しいことになるらしく、CDCは消極的である。CDCの監督の下で運営されているお注射の有効性は都市伝説と化しており、当局は実態を暴露したくはないようだ。そんな背景があって、過少報告係数は統一見解が確立されてはいない。そんな中、過少報告係数を論じている興味深い記事がある。それは「Latest VAERS estimate: 388,000 Americans killed by the COVID vaccines」と題されており、著者はSteve Kirschで、Dec/15/2021の記事。この報告の時期はお注射が始まってから1年後。著者は過少報告係数として「44」とか「41」を提唱している。その後の2022年から2023年のデータを含めたとしたら、どんな数値が最終的に出てくるのだろうか?CDCVAERSデータから超過死亡者の総数を直接求めることは出来ず、総死亡者数は推測するしかない。妥当な推測をするには過少報告係数をまず求めなければならない。結局のところ、どの数値が係数としてもっとも信憑性があるのかという問題であって、話がややこしくなる。

日本ではお注射による超過死亡の推定値はどの辺りにあるのだろうか?日本では7回もお注射を繰り返して受けている人たちがいる。日本の超過死亡の議論では超過死亡は予測死亡数を超えた死者数として議論される。日本では人口構成が年々高齢化していることから死亡予測数が徐々に嵩上げされており、その結果、超過死亡数はその分だけ相対的に下降すると指摘されている。その一方で、西側の他の国々では、たとえば英国ではお注射が開始される以前の5年間の死者数の平均値との比較として超過死亡が議論される。英国と日本のどちらの手法がより妥当なのか?私には何も言えないが、日本ではお注射の回数が多いことから、超過死亡はより多いのではないかと懸念される。それとも、他の要因(たとえば、日本では納豆を毎日のように食べる人が多く、ナットウキナーゼの摂取量が多い。また、健康的だと言われている和食が一般的であること、等)の存在によって日本人は西側の他の国々とは違った挙動を示すかも知れない。

新型感染症の全体像はいったい何時になったら判明するのだろうか?最悪の場合、JFKの暗殺や911同時多発テロと同様に永久に判明しないのかも・・・

参照:

1Cancer Deaths Spiked in 2021 & 2022: By John Leake, Mar/26/2024