2021年と2022年に癌による死亡が多発 新型感染症のパンデミックの最中に超過死亡が認められた。これは日本でも欧米各国でも観察され、その要因は専門家たちによって解明されようとしている。その一方で、お注射の推進派は超過死亡とお注射の間には関連性がないとして消火活動を続けている。今も、お注射の推進派と反対派の間で攻防が続いているのである。何故か?不幸なことには、それは当局側がデータを公開せずに隠蔽していることから不必要に話を複雑にしているとも言える。当局側はお注射と超過死亡とが直接リンクされることを何としてでも否定したいのであろう。その動機は誰の目にも明らかだと言えるのではあるが・・・ 私が理解するところによると、ふたつの要因があるようだ。そのひとつは新型感染症そのものであり、もうひとつはそれを予防するために採用されたお注射のせいである。 新型感染症が発生した当初は高齢者の死亡が多かった。典型的な例は老人ホームで観察された。たとえば、登録看護師として35年間働いてきたデイアンナ・クラインは自分の体験についてアマゾンから書籍を発刊した。この本の原題は「Vaccine,
Injuries, Lies, and Deaths」。彼女が勤務していた老人ホームには1,000人もの入居者がいた。2020年を含めて、それまでの年間の死者数は8~10人であったが、お注射が始まった2021年以降、2022年の死者数は36人、2023年には48人になったという。 時間の経過とともにウィルスそのものはデルタ株からオミクロン株へと変異し、毒性を弱めていったが、お注射を繰り返した結果、感染症に対して脆弱であった人たちの多くが死亡した後、今度は比較的若い人たちが心臓発作や脳卒中で倒れた。スポーツの試合中に若者が倒れたという報告があちらこちらから聞こえてきた。 ここに「2021年と2022年に癌による死亡が多発」と題された記事がある(注1)。 本日はこの記事を仮訳し、読者の皆さんと共有しようと思う。現代社会においては心臓病や癌は上位を占める死因のひとつとなってすでに久しい。2021年以降、お注射の影響が新たに加わったのである。 *** 副題: エド・ダウドの調査会社が行った新しいデータの分析について彼にインタビュー
投資会社であるブラックロックの元アナリスト、エド・ダウドは長年ウォール街で働いてきた中で、他の市場関係者たちに明白になる以前に特定のデータの収集や分析を行い、投資理論を作成することが仕事で、それに熟達していた。また、彼は主要な金融利権に対して監視役である筈の連邦規制当局をどのように懐柔するかについても熟知するようになった。 2008
年の金融危機を容赦なくもたらした金融業界の悪ふざけに関する記憶については、私と同じように、彼もまた鮮明に覚えていた。あの惨事から得た教訓は何かと言えば、革新者たちがわれわれの軽薄さから何十億ドルもの利益を得ていても、偉大なイノベーションについての保証を信じ切るには時間がかかるということだ。
そして、たとえ彼らのイノベーションが最終的には詐欺的であったということが判明したとしても、失うものはほとんどないのだ。 エドの調査会社であるファイナンス・テクノロジーズは、ここ数年、新型感染症に対するお注射のプログラムが人類に影響を与えて以来、公衆衛生の傾向を調査してきた。
彼の研究チームは「米国の15~44歳の年齢層 ― 新生物による死亡率の傾向」という表題で新しい論文をプレプリント・サーバーに公開したところである。 その概要は次のように述べている: 根本的な死因として報告されている新生物による超過死亡率の増加は2020年(1.7%)に始まり、2021年(5.6%)と2022年(7.9%)に大幅に加速したことがわかる。
2021年(Z スコア 11.8)と
2022年(Z スコア 16.5)の両方における超過死亡率の増加は統計的に非常に有意である(極端なイベント)。 複数の死因の ひとつとして報告されている新生物による死亡を見ると、超過死亡率は
2020 年に 3.3%(Z スコア
5.1)、2021 年に 7.9%(Z
スコア 12.1)、そして2022 年には
9.8% (Z スコア 15.0)と同様の傾向が見られる。これも統計的には非常に有意であった。これらの結果は、2021
年以降、米国の 15 歳から 44 歳の年齢層の人たちに新生物による死亡の増加につながる新たな現象が存在していることを示唆している。 今朝、私はエドと彼のチームによる調査結果について話をした。 Photo-1
|
***
これで全文の仮訳が終了した。
われわれ自身の目でここで確認しているように、お注射によってもたらされた超過死亡の実態が少しずつながらも報告され、数値として共有されつつあって、これはとても重要なことであると思う。今までは曖昧にされてきたことが、ここでは上述のように数値として報告されていることが重要な点である。もちろん、この時点では当局側(たとえば、米国ではCDC)から包括的なデータが報じられているわけではなく、全貌を掴むことは依然として容易ではないけれども、何時の日にかそれも可能となるに違いない。少なくとも、そう期待したいと思う。
関連情報として米国での下記の報告を反芻しておこう:
新型感染症のお注射を1回以上受けた後に病気になったり亡くなったりする人が増える中、ニュースキャスターたちはこの災害の規模を把握するのには苦労をしている。2023年11月3日現在、CDC(米国疾病管理予防センター)のVAERSシステム(お注射に関する有害事象報告制度)によれば、18,382人の米国/国内でお注射による死亡者が確認されており、お注射が行われた当日に発生した死亡例は1,150人に達した。これらの報告の大部分は医療従事者からのものである。通常、無関係な死亡は(この制度では)報告されない。過少報告係数として認められている「30」を用いると、お注射によって命を落とした可能性のある米国人の総推定値は551,460人となる。世界的には、デニス・ランクール博士と彼の同僚は世界の総死者数を1,700万人と推算している。スティーブ・グルーバーに私が話したように、これらの数字は壊滅的である。この短いレポートを聞いて、新型感染症用のお注射は世界的にリコールし、大々的に宣伝されたグローバルキャンペーンがなぜ裏目に出たのかについて調査を行うことを呼びかけて来たのは私以外にはいったい誰か。ぜひともご確認いただきたい。(原典:Casualties
Mount to ~550K American, ~17M Globally: By Peter McCullough, MD, Jan/19/2024)
この関連情報の著者であるピーター・マッカロー博士は米国の著名な医師であって、お注射に頼る当局が推奨する治療法とは違って、彼の初期治療プロトコールは感染症によって重篤化することを予防することに力点を置いている。このアプローチは実績を揚げているようだ。また、心臓病を専門として、多数の論文を発表している。彼は反ワクチン派として証拠に基づいた治療を標榜していることでよく知られている。
なお、米国では過少報告係数としてどの値を取るべきかについては議論が多い。まず、副作用や死亡に関するデータを握っているCDCが詳しい調査を行うことは彼らにとっては自殺行為に等しいことになるらしく、CDCは消極的である。CDCの監督の下で運営されているお注射の有効性は都市伝説と化しており、当局は実態を暴露したくはないようだ。そんな背景があって、過少報告係数は統一見解が確立されてはいない。そんな中、過少報告係数を論じている興味深い記事がある。それは「Latest VAERS
estimate: 388,000 Americans killed by the COVID vaccines」と題されており、著者はSteve Kirschで、Dec/15/2021の記事。この報告の時期はお注射が始まってから1年後。著者は過少報告係数として「44」とか「41」を提唱している。その後の2022年から2023年のデータを含めたとしたら、どんな数値が最終的に出てくるのだろうか?CDCのVAERSデータから超過死亡者の総数を直接求めることは出来ず、総死亡者数は推測するしかない。妥当な推測をするには過少報告係数をまず求めなければならない。結局のところ、どの数値が係数としてもっとも信憑性があるのかという問題であって、話がややこしくなる。
日本ではお注射による超過死亡の推定値はどの辺りにあるのだろうか?日本では7回もお注射を繰り返して受けている人たちがいる。日本の超過死亡の議論では超過死亡は予測死亡数を超えた死者数として議論される。日本では人口構成が年々高齢化していることから死亡予測数が徐々に嵩上げされており、その結果、超過死亡数はその分だけ相対的に下降すると指摘されている。その一方で、西側の他の国々では、たとえば英国ではお注射が開始される以前の5年間の死者数の平均値との比較として超過死亡が議論される。英国と日本のどちらの手法がより妥当なのか?私には何も言えないが、日本ではお注射の回数が多いことから、超過死亡はより多いのではないかと懸念される。それとも、他の要因(たとえば、日本では納豆を毎日のように食べる人が多く、ナットウキナーゼの摂取量が多い。また、健康的だと言われている和食が一般的であること、等)の存在によって日本人は西側の他の国々とは違った挙動を示すかも知れない。
新型感染症の全体像はいったい何時になったら判明するのだろうか?最悪の場合、JFKの暗殺や911同時多発テロと同様に永久に判明しないのかも・・・
参照:
注1:Cancer Deaths
Spiked in 2021 & 2022: By John
Leake, Mar/26/2024
補足情報:「シュードウリジン」について
返信削除生化学についての基礎知識を持ってはいない小生にとっては極めて手ごわいテーマであるのだが、お注射によって癌が多発しているとの投稿を行ったばかりでもあるので、その背景にある情報を掘り出しておきたいと思う。
シュードウリジン塩基(Ψと表記される)はRNAに知られている100を超える修飾塩基としては最も一般的に見い出される物質であって、Ψ(プサイ)はすべての生物種、ほとんどのRNAに見い出される。2024年4月5日発行の専門誌「International Joural of Macromolecules」にルビオ・カシラスA.他が論文を発表した(原題:Review: N1-methyl-pseudouridine (m1Ψ): Friend or foe of cancer?)。それによると、今日、m1ψ (N1-methyl-pseudouridine)はmRNAワクチンの製造でもっとも多用され、2020年末にFDAによって新型感染症に対処する医薬品として仮承認されたお注射にも用いられている。しかしながら、著者らはシュードウリジン化はmRNAワクチンに発癌性をもたせると指摘。つまり、この論文はモデルナやファイザーが世界中に供給したお注射は癌を引き起こすと指摘したことになる。
なお、ファイザーやモデルナにシュードウリジンを提供してきた企業は日本のヤマサ醤油である。詳細は『新型コロナウイルスワクチン 日本が誇る「しょうゆ」老舗企業が原料製造』(日テレニュース24、2021年10月10日)をご覧いただきたい。その記事では最近医学分野でノーベル賞を受賞した二人の科学者とこのシュードウリジンとの関係性についても語られている。