2024年4月20日土曜日

WHOの職員が「お注射パスポート」は詐欺行為であったかも知れないと認める

 

フィンランドの首都ヘルシンキの法廷ではWHOの職員を務める人物によって驚くべき陳述が行われ、彼女の陳述は世界を駆け巡った。

ここに「WHOの職員がお注射パスポートは詐欺行為であったかも知れないと認める」と題された最近の記事がある(注1)。日付は414日であって、最近のものだ。

早速、この記事を仮訳し、読者の皆さんと共有したいと思う。

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世界保健機関(WHO)のハンナ・ノヒネック博士は法廷で証言し、新型感染症のお注射はウィルスの感染を止められず、パスポートは誤った安心感を与えると説明し、お注射パスポートは必要ないと政府に助言したが、彼女の助言は無視された。この驚くべき事実が明らかになったのは、フィンランド国籍のミカ・ヴォーカラがお注射パスポートを所持していないことを理由にカフェへの入店を拒否されたことに関してヘルシンキの法廷で訴えている際のことであった。

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フィンランド保健福祉研究所の主任医師であり、ノヒネック博士はWHOの予防接種に関する戦略的専門家グループの議長を務めている。昨日(411日)の証言で、彼女はフィンランド保健研究所は新型感染症のお注射はウィルス感染を止めないことを2021年の夏までにはすでに知っていたと述べた。

同じ2021年の同じ時期、EU加盟国が新型感染症パスポートの展開を開始する中、WHOは安全な旅行のための「国際的に信頼できる枠組みの作成」に取り組んでいると述べた。20217月にEUデジタル新型感染症証明書規則が可決され、その後、23億枚以上の証明書が発行された。フランスを訪問する者は有効なお注射パスポートを所持していない場合、店で食料を購入したり、公共交通機関を利用したりするためにお注射パスポート携帯しなければならなかった。

しかし、ノヒネク博士は、昨日(411日)、彼女の研究所が2021年後半にフィンランド政府に対して新型感染症パスポートはもはや意味をなさないと助言したと証言したが、証明書は引き続き必要とされた。フィンランドのジャーナリスト、アイク・ノヴィコフは、昨日、ノヒネク博士が証言したヘルシンキの法廷を後にして、このニュースを伝えた。

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フィンランド政府がお注射パスポートを廃止するべきだという科学的な助言を無視したと認めたノヒネック博士は世界の医療界で広く受け入れられている著名な人物であったため、これは衝撃的であった。WHOの予防接種に関する戦略的諮問グループの議長を務めるほか、フィンランドのキャンペーン「お注射を一緒に受けよう」の役員のひとりであり、国際お注射研究所の理事も務めている。

このEUの新型感染症デジタル証明書は、20237月、WHOに「グローバルデジタルヘルス認証ネットワーク」を設立することを支援した。「欧州における最高の医療を活用することによって、デジタルヘルスの基準と相互運用性をグローバルに実現し、最も必要とする人々の利益に貢献するものだ」と、あるEU当局者は述べている。

フィンランド市民であるミカ・バウカラはフィンランド政府に対する自分の訴訟に関してウェブサイトを立ち上げ、202112月にヘルシンキのカフェで、健康であるにもかかわらず、新型感染症パスポートを持ってはいなかったために朝食を拒否されたことをきっかけに、「基本的権利を守るため」の訴訟を起こしたと書いている。「フィンランドの憲法はいかなる国民に対しても健康状態などを理由に差別してはならないと保証している」と自身のウェブサイトでバウカラは主張している。

バウカラの訴訟は、本日(412日)、ヘルシンキ地方裁判所で継続され、英国の心臓専門医であるアシーム・ マルホトラ博士が新型感染症の大流行の中で一部の当局や医療専門家がお注射の義務化やお注射パスポートなどの非倫理的で、強制的で、誤った情報に基づいた政策を支持し、患者の同意書や証拠に基づく医療行為を損なったと証言する予定である。

マルホトラ博士の証言はこちら。

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これで全文の仮訳が終了した。

新型感染症の世界的流行に際しては科学を軽視する風潮が蔓延した。まず、感染があったかどうかを診断する手法としてPCR検査が導入された。この手法を開発した科学者自身が診断には使えないと言っていたにもかかわらず、PCR検査を用いることが強制され、しかも、増幅サイクル数をむやみに上げて検出感度をあげた。その結果、擬陽性が95%も占めるといった極めて非科学的な状況を呈するに至った。そういった指摘がったけれども、当局はPCR検査を続行した。今になって言えることであるが、これは恐怖心を煽るための重要な道具であったことは言うまでもないであろう。科学を軽視する風潮はその極に達した。お注射の推進派が抱いている筋書きに反するような科学的な主張や論争は徹底的に排除され、反論する学者や医者は個人的な攻撃に曝され、口を封じられた。mRNAお注射だけが治療法として推奨され、他の治療法は排除された。他の治療法を使った場合、最悪の場合は医師免許を剥奪するといった極めて反動的な制裁を課す国家や州が現れた。また、日常生活は都市封鎖によって厳しい規制を受け、マスクの着用や集団行動をとらないことが求められ、学校は休校となった。国によっては医療関係者や公務員が優先的にお注射を義務付けられ、成人は全員が義務付けられる国もあった。だが、時間の経過と共に、お注射の効き目が疑問視され、安全性を疑わせる事例が身辺に出現してきたことによって、ウィルスの変異に従って毒性が弱まっていったこともあって、お注射を中断する人が多くなった。

34年続いたパンデミックの全体を見ると、企業の金儲け主義がメデイアや政治家、規制当局を巻き込んでお注射キャンペーンを展開した結果、巨大な負の遺産を残した。そうさせた根源的な要因は全世界を相手にした金儲けであった。妊婦や胎児の健康までもが金儲けの祭壇に生贄として捧げられた。今思うと、職場を失ったり、自分の商売を失った人たちにとっては極めて暗黒な数年間であった。そして、極めつけは新型感染症によってではなく、今でも議論に決着がついてはいないお注射によって命を奪われた、無数の人たちの存在である。わが国、日本でも超過死亡についての議論が続いている。この範疇に入る人たちは世界中で1700万人もいると推定されているが、遺族の方々は今どんな思いで日々を過ごしておられるのだろうか。

結局のところ、すべては科学が普遍的な倫理観や伝統的な価値観を放り出して、金儲けと結託した勢力によってハイジャックされたことから始まり、その影響は急激に拡大して行った。

このような全体像は、不幸なことには、今になって初めてそれに気付かされる。2021年のフィンランドでの出来事を引き合いに出すまでもなく、世界中のほとんどの国々では、一部の冷静な人たちを除いて、当局の政策を疑問視する心の余裕や科学的な物の見方には欠けていた。ここに「一部の冷静な人たち」と書いたが、実際には結構多くの人達が当初から当局の政策を非難していたことが分かる。

このような状況は二度と許してはならない。そのためには、われわれ一般庶民は過去34年間に起こった事柄をよく理解し、すでに巷で噂されている「疾病X」、つまり、二回目のパンデミックが起こることがないよう全力を尽くして警戒しなければならない。とすると、必然的に何らかの行動をおこさなければならない。上記に述べて来た気付きを総合的に理解しさえすれば、これは決して短絡的な結論でもなく、感情的な呼びかけでもないと私には思える。

ここで、お注射を巡る全体像を見届けし易くするためにも、物事を冷静に捉え、論理的な判断に徹してきた数少ない識者たちはパンデミックに襲われた2020年以降の世界をいったいどのように観察していたのかについて反芻してみようと思う。2020年から2021年にかけての投稿をいくつか列挙してみる:

202067日:新型コロナに関する3大リーク - 新型コロナの公式の筋書を葬り去る

2020831日:新型コロナをめぐる五つの謎がバレてしまった!世界中を捉えて離さない恐怖の扇動やプロパガンダ、真っ赤な嘘が見え見え

2020123日:PCR検査はその目的を達成してはいないと裁定。主要メディアはこれにどう対応するのか。彼らはこの裁定を無視

2021111日:私は医師として新型コロナを巡るデータを研究してみた。ひとつだけ本当のことが分かった。それは都市閉鎖はまったく機能してはいないという事実だ

2021218日:羊症候群

2021319日:ワクチン接種 - 新型コロナとの戦いにおける勝利はまさにいばらの道

202144日:われわれは何かを知ることはないだろうとあんたは思っている。ね、そうだろう?

2021626日:米国立衛生研究所によると2019年の12月には5州において新型コロナがすでに発生していた

202182日:コロナ禍を総括する衝撃的なふたつの記事  億万長者は3.9兆ドルを儲け、労働者階級は3.7兆ドルを失った

20211118日:独裁主義の大流行こそが本当の脅威だ

20211217日:ヨーロッパにおける最近の専制主義的コロナ対策の波は危険な先例をもたらした

今になって読み返してみると、多くの人たちが物事をいかに正確に観察していたのかを思い知らされる。読者の皆さんはそれぞれが異なる投稿を選択することであろうが、いくつもの投稿の中で、私にとっては202144日に投稿した「われわれは何かを知ることはないだろうとあんたは思っている。ね、そうだろう?」の内容が実に興味深い。その中に引用されている「文脈のない文脈」という表現は主流メディアがディープステーツの筋書きに沿って一般大衆を洗脳しようとした2020年~2024年の世界を実に巧妙に言い表しているように感じるのである。これらの記事が公表された当時、多くの人たちがその内容に共感し、理解し、当時のそれとは違った判断をしていたならば、今日全世界が見舞われている前代未聞の人災(お注射のせいで1700万人が死亡)に遭遇することはなかったかも知れない。

読者の皆さんはどんなお考えであろうか?

参照:

1WHO Official Admits Vaccine Passports May Have Been A Scam: BY TYLER DURDEN, Zerohedge, (Authored by Paul D. Thacker via The Disinformation Chronicle) Apr/14/2024

 



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