2024年4月9日火曜日

イベルメクチン戦争でFDAが敗北、驚くべき和解

 

米国の食品医薬品局(FDA)は新たに認可する医薬品についてはその安全性を審査し、使用を認可する。緊急の場合には仮の認可を与えることもある。2019年の暮れに発生した新型感染症のためのお注射の場合は、まず仮の認可が与えられ、集団接種が開始された。

その途上において、前代未聞とも言えるような状況が一般大衆の目前に現れた。当初、米国の医療当局が何と言って、一般大衆を指導したかを読者の皆さんはご記憶であろうと思う。「新型感染症に罹ったとしても、直ぐに病院へ駆けつけず、まずは自宅で待機して、様子を見て欲しい。病態が進行したら、病院での診察をうけるように」と、臆面もなく指導したのである。当時は、数多くの専門家がイベルメクチンによる早期治療に推奨していたが、当局はイベルメクチンは馬の寄生虫を駆除するために認可されたものであって、人の感染症の治療には認可されてはいないとして、その使用を事実上禁止した。イベルメクチンは非常に安い薬品であるが、回虫の駆除に効果があるだけではなく、マラリアの治療にも有効であって、マラリアに悩まされている地域では多用されていた。そして、マラリア多発地域ではイベルメクチンの使用によって新型感染症の発症が著しく低いことが判明していたのである。さらには、イベルメクチンは患者に対する副作用もなく、その安全性は広く知られていた。しかしながら、多くの西側諸国においては新型感染症の早期治療としてイベルメクチンを処方した医師らは、最悪の場合、医師免許の剥奪という反動的な結末に見舞われた。

これらの出来事の背景には極めて明白な状況が見て取れる。医療当局はお注射を全面的に普及させるために、競合する治療法を押しのけた。安く、安全で、しかも、治療効果がある他の医薬品が新型感染症の治療の現場に入り込み、大手製薬企業げ提供するお注射が競合することがないように、恥も外聞もなくあらゆる種類の対応策を動員し、彼らのお注射を推進したのである。

しかしながら、真実の情報は一般大衆の間にも浸透し始め、4年を経過した今、流れは変わろうとしている。

ここに、「イベルメクチン戦争でFDAが敗北、驚くべき和解」と題された最近の記事がある(注1)。

本日はこの記事を仮訳し、読者の皆さんと共有しようと思う。FDAは法廷に訴えられて、イベルメクチンに関して敗訴したという事実をご確認いただきたい。

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新型感染症のイベルメクチンを使用する治療法について一般の人々を誤解させたとして3人の医師が訴えていた訴訟で、保健社会福祉省とFDAは金曜日(322日)にFLCCCアライアンス」と和解した。この和解に関してFLCCCアライアンスが声明を発表した。(訳注:FLCCCとは「Front Line COVID-19 Critical Care Alliance」の頭文字であって、2020年4月に設立された医師たちの民間団体。イベルメクチンやヒドロキシクロロキンといった既成の医薬品を処方し、新型お注射とは異なる初期治療を重要視して、医療効果を達成している。)

和解の内容の一部を下記に示す:

「食品医薬品局(FDA)と原告との間で、新型感染症の予防と治療のために安全で、よく研究され、証明されている薬品であるイベルメクチンの服用をやめるよう国民に指示したことは連邦保健機関としての権限に違反したとして原告によって連邦裁判所に提出されていたが、このFDAに対する画期的な訴訟においてFDAが和解した。」

この和解において、FDAは新型感染症に対するイベルメクチンの使用に関して誤解を招き、虚偽であり、不正確な記述をしているウェブサイトやソーシャルメディアへの投稿を削除することに同意したのである。

「この和解は、米国のすべての医師や患者にとっては大きな勝利であり、われわれは非常に満足している」と、この訴訟の原告であり、FLCCCアライアンスの最高科学責任者を務め、イースタンバージニア医科大学の呼吸器および救命救急医学の元チーフであるポール・E・マリック医学博士は述べている。『 FDAは、イベルメクチンに関する無責任な言動や投稿によって医療行為に干渉した。医師たちが「FDAに従っただけ」という理由で多くの患者が救命治療を受けられなかったことからどれ程の命が失われたのかについては決して分からないだろう。』

「アプターほか対米国保健社会福祉省ほか」の本訴訟はロバート・アプター医学博士、メアリー・タリー医学博士およびFLCCC会長兼最高科学責任者のポール・E・マリック医学博士らによって提訴され、202262日に米地方裁判所に最初に提出された。

この成果はFLCCCアライアンスの医療行為における革命的な姿である。

そして、これは「正直な医学™」の姿でもある。

最高水準の医学的証拠は決して嘘をつかない。これは、常に、われわれが世界中の人たちのために開発するプロトコルや健康に関する指針の科学的基盤である。

Photo-1

FLCCCの声明の全文はこちらでご覧いただきたい。

和解の文書はこちら

FLCCC20232月に本訴訟を支持する法廷助言書を提出した。概要のコピーはこちら

FDAがこの訴訟について和解した理由については、コーリー博士の魅力的な説明をこちら  こちらでご覧いただきたい。「彼らは自分たちが負けることを知っていた。」

ニュースカプセルの読者の皆さんへ:この驚くべき展開についてあなたのご意見をコメントで共有してください。特に、あなたやあなたの知り合いがパンデミック中にイベルメクチンを入手できなかった体験談について共有していただきたい。

最高裁判所の階段で、FLCCCアライアンスの共同創設者であるピエール・コリー博士とポール・マリック博士は、月曜日(318日)の早朝、言論の自由と医療の自由を全面的に支持すると述べた。

「言論の自由を取り戻す」ための集会は「マーシ―対ミズーリ州の訴訟での口頭弁論が始まる直前に始まった。新型感染症パンデミックにおける連邦政府機関とビッグテックやビッグメディアとの連携は「強制」するため、または、「提案」するためのものであった?それとも、「プロパガンダ」だったのか、または、「許可された政策」だったのかについて決断を下す訴訟となるか?

「連邦政府はあなた方に嘘をついた。政府機関はあなた方に嘘をついた」とマリック博士は群衆に語った。「彼らは新型感染症のすべてについてあなた方に嘘をついた。」

また、マリック博士は検閲がこれらの嘘をつくことを可能にしたと言う。「彼らは真実を検閲した。彼らは人々に真実を語ろうとはしなかった。」

Photo-2:ピエール・コーリー博士とポール・マリック博士。2024318日、ワシントンDCの最高裁判所の外で

コーリー博士は集まった人々にメディアが伝えていることに耳を傾けるよう呼びかけた。『「誤報主義者」というレッテルを貼られた人がいたら、その人が誰で、何を話しているのかについて特に注意を払っていただきたい』と彼は言う。『彼らは「誤報主義者」という誤ったレッテルを貼られたが、彼らの大多数は真実を語っている。』

集会ではすべてのスピーカーに注目し、傾聴していただきたい。集会についてはこちら

今週開催されたFLCCC のウィークリー・ウェビナーでは次のような質問を取り上げた。つまり、医師を替えるべきか?替えるとしたらどのように替えるべきか?

この疑問は、パンデミック時の治療(あるいは、治療の欠如)がかつてないほど問題となっていた過去の4年間、常にわれわれの心に浮かび上がってきた。

この疑問に関する情報や深い視点を提供してくれたのはFLCCCの共同創設者であるジョセフ・ヴァロン博士キャット・リンドリー博士(いずれもテキサス州出身)であった。おふたりはフェニックスで開催されたFLCCCの冬季教育会議で「医師を替える」 というテーマで一緒に講義をしてくれたトップクラスの医師たちだ。

ヴァロン博士とリンドリー博士は初期診療の提供者に何を求めるべきか、将来の提供者には何を尋ねるべきか、そして、あなた方が直面している保険、つまり、メディケアやメディケイド、および、民間の支払いプロバイダーをめぐる問題を検索する方法やより適切な医師を見つける方法に関する質問に答えてくれた。また、患者が急がされているとは感じず、つまり、医師の一日の中で自分が「ただの数字」のように感じることがないように、医療システムをより人間味のある治療文化に移行させることの重要性に関しても話し合いが行われた。

ウェビナーはこちらでご覧いただきたい。また、こちらは「医師を替える5つの理由」というタイトルのページへのリンク。

医師を替えようとしている人のための重要で役に立つ物の見方:

多くの場合、ニーズに適した医療提供者を求める患者にとってその道筋はすぐに明らかにはならない。そのため、「適切な医療提供者を見つけるための患者への指針」と題した2月の会議ではジョー・ヴァロン博士、キャット・リンドリー博士、JP・サリービー博士らのパネリストをお迎えし、分科会全体をこのテーマのために供した。

また、今週、ジョー・ヴァロン博士は「ナショナル・デスク」(TND)のジャン・ジェフコートと対談し視聴者が医師について学ぶことに関してお手伝いをした。

私の主治医は私が信じていることに適合しているか?私の主治医はこの分野で貢献しているか?私の主治医は壊れた医療制度の一部ではないのか?

「多くの医師は患者にいったい何が起こっているのかについては気にしてはいない」と、シンクレア放送グループ」が連日制作するテレビニュース番組「TND」でヴァロン医師はジェフコートに語った。『ただ「患者たちを招じ入れ、送り出す」だけだ。』

友達の諸君!フォーラム・ページにアクセスして、地球上で最も急速に成長している、検閲がない医療の自由を標榜するコミュニティに参加していただきたい!

無料購読者の中にはあなたのお名前がある。あなたは有料購読者になって、FLCCCの使命を支援することが可能だ。そうするとことによってフォーラムにおける追加の特典を解除し、それらを入手することも可能だ。

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これで全文の仮訳が終了した。

コーリー博士は「彼らは自分たちが負けることを知っていた」と、訴訟の相手についてパンチの利いた意見を述べている。FDAは最終的には負けることを知っていながらも、安価で安全性がすでに確立されているイベルメクチンを初期治療のために使う薬品からは排除し、高価で安全性が十分に確認されてはいない新薬に対して真っ向から競合相手となるイベルメクチンを世界市場から締め出したのである。その結果、イベルメクチンを使用した初期治療の道は閉ざされ。(新型感染症による死亡例は別にして)全世界でお注射によって死亡した人達の総数は1700万人にもなると専門家らは推算している。

おぞましい限りだ!大手医薬品企業が当局のトップを抱き込み、金儲けのために悪知恵を総動員した今回のパンデミックへの対応策は、今や、それを取り巻く真実が次から次へと表面化している。この事実は歴史に刻み込まれ、長く語り継がれるだろうと思う。

なお、大手メデイアの一角でもあり、ニューヨークに本拠を置く「エポックタイムズ」も本テーマを取り上げて報道した。「FDA Forced to Remove Anti-Ivermectin Posts Claiming It’s Horse Medicine | Facts Matter」と題され、330日に報道。また、数多くの代替メデイアが本件を報道している。

参照:

1BREAKING: THE FDA HAS LOST ITS WAR ON IVERMECTIN IN A STUNNING LAWSUIT SETTLEMENT— The FLCCC News Capsule for March 24, 2024: By FLCCC ALLIANCE, Mar/24/2024

 

 



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