2011年8月22日月曜日

夏の味覚、ルーマニア風ナス・サラダの作り方


我が家の夏の食卓での一番人気は「ナス・サラダ」だと前のブログで報告しました。そこで、このブログではその作り方を記述してみます。
露地栽培のナスの場合、夏の終わり頃になるとナスの実が硬くなってきます。ナス・サラダにはナスの実が硬くなってくる前、つまり、8月以前のナスが最適です。
ナス・サラダはトマトを添えて味わってみてください。また、トマトを添えると生チーズも欲しくなりますよね。フェタチーズは塩分が余りにもきついので、塩分が少なめ目の生チーズを選んでください。

当地のナスは日本のナスに比べるとかなり大型です。

大きな流れ:ナスを丸ごと焼く
⇒ 皮を剥く
   ⇒ 中身を刻む
       ⇒ 玉ねぎやニンニク、油、その他を混ぜる

材料:ナス4個(合計で約1kg
     玉ねぎ(1個)
     ニンニク
     オリーブオイル(食用油なら何でも結構です)を大匙3杯。
     塩は必要に応じて

ポイントは如何に上手にナスを丸ごと焼くかにかかっています。

1.     ガスレンジの火が直接ナスにかからないように薄い鉄板またはそれと同等なものを火の上に置きます。我が家の鉄板は直径が19センチ、1ミリにも満たない厚さです。
2.     熱くなった鉄板の上にナスを2個並べます。



3. 火の強さは中火程度とします。(我が家の例では5分くらい焙った後にはナスを回転させて焼く面を変えていきます。火の強さの目安になったでしょうか。)
4.  焼きあがってくると、皮が黒くなり、その皮が破れて中の水分が出てきます。丸い断面は維持できなくなってきて、扁平な形状になります。こうなってから、断面で90度程ナスを回転させ、引き続き焼きます。
5.  これを4回繰り返すと、全周が焼きあがります。
6. 焼けたナスをストレーナーの上に置いて、全体を丼の上に置きます。ナスの側面を箸で突いて穴をあけ、内部の水分が流れ落ちるようにして、水分を良く切ってください。これは重要なポイントです。


7.  しばらく、放置しておきます。この間に冷却も進みます。(1~2時間程度)
8. ナスの焼けた皮を剥きます。
9.  もう一度水分を十分に切ります。(2~3時間)


10. 焼きナスをみじん切りにします。ペースト状になってきます。ただ、この時の注意ですが、ミキサーは使わないでください。ミキサーを掛け過ぎると、味が半減ししてまうからです。木製の包丁様の物で叩くのが最高です。仕上がりは小さな固まりが幾つも残っているような感じです。
11. 添加する材料である玉ねぎとニンニクをみじん切りにして、それをナスに加えます。
12. 全体を良くかき混ぜると、むらのないペーストとなります。ここで油を加えてよくかき混ぜます。 レモン汁、23滴を加えます。塩は必要に応じて振ってください。
13. お皿にとって、トマトの薄切りを添えます。



上記の分量で、家族3人で2回分の量(合計6食分)に相当します。

我が家のナス・サラダはこの821日が今シーズン最後のものとなりました。


パンにこのナスサラダを塗ってみてください。焼きナス独特の風味が、そして冷たい舌触りが
夏の食事にきっとうまく合うことでしょう。冷蔵庫に入れておく場合は48時間位が賞味期間と
なります。



 

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