2012年12月1日土曜日

世界で最も貧しい大統領


最近のBBCニュースがウルグアイ大統領についてひとつの記事を掲載した。「世界で最も貧しい大統領」と題したもの[1]。インターネットで知り得る限りでは、この記事は様々なメデアに取り上げられ、2-3日の内に世界中を駆け巡った。
 
この記事の内容は我々をふと立ち止まらせ、環境問題について考えさせる大きな力を持っていると思う。今頃になってしまったが、その仮訳を下記にご紹介したい。
 

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政治家たちの生活の仕方が選挙民のそれに比べて余りにもかけ離れているとする不平や不満はよくあることだ。だが、ウルグアイではそうではない。大統領に会いに行ってみて欲しい。彼は今にも壊れそうな農家に住み、自分の給与の殆どを貧しい人たちのための募金に使ってしまう。

家の前には洗濯物がぶら下がっている。水は庭先の井戸から引いている。庭の草は伸び放題。外では二人の巡査とマヌエラ(3本足となった犬)が辺りを監視にあたっているだけ。
 
これがウルグアイ大統領のホセ・ムヒカの家だ。彼のライフ・スタイルは他の殆どの大統領たちのそれとは格段に違う。
 
ムヒカ大統領はウルグアイが国としてその指導者のために提供した豪華な官邸へは寄り付かず、妻の田舎屋に住まうことを選んだ。それは首都モンデヴィデオの郊外にあって、未舗装の道路をそれた場所にある。
 
彼は妻と一緒に花を育てたりしながら、自分たちの農地を耕す。
 
この非常に簡素なライフスタイルによって、彼は「世界で最も貧しい大統領」という呼び方を拝命することになった次第だ。実際は、ムヒカは約12千ドルに相当する月給があるのだが、その90%程を慈善活動に募金する。

「私は結構つむじ曲がりの老人として見えるかも知れない....だが、これは自由選択の結果だ。」

 
「私は生涯の殆どをこのように生きてきた」と、庭の古びた椅子に愛犬のマヌエラが好きなクッションを敷いてそこに腰を掛けながら、彼は言った。
 
「自分の所有物を使って、私は存分に生きていけるよ。」 
 
貧しい人たちや零細な事業を営む人たちのための慈善活動への彼の献金が何を意味するかと言うと、彼が手にする実質的なサラリーは平均的なウルグアイ人の月給、775ドルに限りなく近い額になるという点だ。

大統領の資産、1987年型のフォルクスワーゲン「カブトムシ」

 
ウルグアイの政府の要人たちに求められる個人的な資産申告では、彼は2010年に1,800ドルを申告した。これは1987年型のフォルクスワーゲン・カブトムシがその内容だった。
 
そして、今年は妻の資産である土地やトラクターならびに家屋を加えて、215,000ドルを申告した。
 
この金額は依然として副大統領のダニロ・アストリの資産申告額の2/3でしかなく、ムヒカの前任者、タベレ・ヴァスケスの申告額の1/3程度だ。
 
2009年に大統領に選出されたムヒカは、1960年代から1970年代はキューバ革命に触発されたウルグアイの武装ゲリラ「トパマロス」に属していた。
 
彼は弾丸で6回も負傷し、14年間を刑務所で過ごした。拘留期間中の殆どは非常に厳しい条件下で過ごし孤独を強いられたが、1985年にはウルグアイが民主国家に戻り、彼は釈放された。
 
刑務所に入っていた年月が自分の生き様を決めてくれた、とムヒカは述懐する。
 
「私はしばしば最も貧しい大統領と言われるけれども、私自身は貧しいとは感じてはいない。貧しい人たちと言うのは金のかかるライフスタイルを追求して働き続け、もっと欲しい、もっと欲しいと何時も思っている人たちのことだ」と、彼は言う。
 
「これは自由をどう考えるかという問題だ。自分の所有物がそれ程多くないならば、それらを維持するためにがむしゃらに一生涯にわたって働き続ける必要もないわけだし、自分自身の時間をたくさん持つことができる。」 
 
「私は結構偏屈な老人として見られるかも知れない....だが、これは自由選択の結果なんだ。」 
 
ウルグアイの指導者は、今年の6月、「リオ+20サミット」でこれと同じ事を指摘した。いわく、「私たちは本日の午後持続可能な環境について話し合ってきた。そして、貧しい人たちを貧困から解放しようと。」 
 
「だが、我々は何を考えているのだろうか?我々は裕福な国々の開発と消費のモデルを望んでいるのだろうか?今、私はあなた方に問いかけたい。もしもインドの人たちが各家庭でドイツ人のようにたくさんの車を持ちたいと望んだら、この惑星には一体何が起こるのだろうか?その時にどれ程の酸素が残されているのだろうか?」 
 
70億人あるいは80億人が裕福な国々と同じレベルで消費・消耗するのに十分な資源をこの惑星は持っているのだろうか?」
 
世界の殆どのリーダーたちが「消費の成長を達成することに盲目的に執着し、そうしなければ世界は終わりだ、とでも言うかのようだ」と述べ、ムヒカは彼らの責任を問いかけている。

ムヒカは前任者たちと同様に豪華な官邸に住むことも出来たのだが....

 
だが、たとえ菜食主義者のムヒカと他の指導者たちとを隔てる距離がいくら大きいとしても、彼らが受ける政治生命における浮沈について言えば、彼だけが特別にそれから免れられるかというと決してそうではないのだ。
 
「多くの人たちは彼の生き様に共感を覚えている。しかし、だからと言って政府の行為についての批判がなくなるということではない」と、世論調査の専門家であるイグナシオ・ズアスナバルは言う。
 
ウルグアイ政府の反対派は、最近のウルグアイ経済が好調であるにもかかわらず厚生や教育の面ではそれ程良くはならなかったと述べており、ムヒカが選出された2009年以降始めて彼の支持率は50%を割った。
 
今年はふたつの論争があって、彼は猛反撃を受けた。ウルグアイ議会は、最近、12週目までの堕胎を認める法律を通過させた。前大統領とは違って、ムヒカはこれを拒否しなかった。

代わりに、彼は自分の妻の農家に住まうことを選択した
 
 
また、彼は大麻の消費を合法化し、国家の専売にするという議論を支持している。
 
「大麻の消費そのものが最大の心配事ということではなく、麻薬の売買こそが現実の課題だ」と、彼は言う。
 
しかしながら、彼は自分の人気度についてそれほど心配する必要はない。ウルグアイ法では彼が2014年に再選を目指すことは許されない。77歳の今、彼は、多分、間もなく政界から引退することになるだろう。
 
彼が引退する時には国からの年金を受け取る資格が生じてくる。でも、前任の大統領たちとは違って、彼は自分の収入として年金を受け取ることはないだろう。それに慣れること自体が彼にとっては余りにも困難だからだ。
 

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上記のBBCの記事は今の環境問題の真髄をうまく捉えていると思う。人類が持つ飽くなき貪欲こそが最大の環境破壊要因だ。これはライフスタイルや倫理の問題である。

その通りではないか!誰もが知っている、あるいは、感じていることをホセ・ムヒカ大統領(1935年生まれの菜食主義者)は自分の言葉で率直に語っている。
この記事をきっかけにして、もうひとつのエピソードをおさらいしたい。多分、多くの人たちがすでにご存知のことかも知れないのだが....

今年の6月、ブラジルのリオ・デ・ジャネイロにて環境に関する「リオ+20、地球サミット2012」が10日間にわたって開催された。45,000人が集まったとのことだ。英国のガーデアン紙[2]によると、
会場に詰め掛けた活動家たちからは世界の190カ国以上の代表が署名した「我々が望む将来」と題する最終文書の内容に関しては批判の声があがったという。例えば、グリーンピース・インターナショナルの事務局長、クミ・ナイドウ氏はこう述べた。「我々はリオで「我々が望む将来」をうまく導くことができなかった。何故かと言うと、我々が必要とするような指導者がいないからだ。殆どの主導的な国々の指導者は、恥ずべきことに国民やこの地球よりも個人的な利益を優先し、いつものようにビジネス志向だ。」
そんな中で、聴衆が最も驚いたのはウルグアイ大統領のホセ・ムヒカの演説であった。この演説の日本語版を掲載しているブログ[3]によると、

....ウルグアイのような小国の大統領は最後の演説者でした。彼のスピーチの時にはホールにはほとんど誰もいません。そんな中、カメラの前で残したスピーチは、その前まで無難な意見ばかりをかわし合う他の大統領とは打って変わって、赤裸々に思っていることを口にしています。「世界で最も貧乏な大統領」と言われているエル・ペペ(愛称)が世界に対してどんなメッセージを残したのでしょうか。私にとってはいつも考えなければならない重要なスピーチにもなりました。
 

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早速、ムヒカ大統領の演説を覗いてみよう。

ムヒカ大統領のリオ会議スピーチ: (訳:打村明)

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会場にお越しの政府や代表のみなさま、ありがとうございます。

ここに招待いただいたブラジルとディルマ・ルセフ大統領に感謝いたします。私の前に、ここに立って演説した快きプレゼンターのみなさまにも感謝いたします。国を代表する者同士、人類が必要であろう国同士の決議を議決しなければならない素直な志をここで表現しているのだと思います。

しかし、頭の中にある厳しい疑問を声に出させてください。午後からずっと話されていたことは持続可能な発展と世界の貧困をなくすことでした。私たちの本音は何なのでしょうか?現在の裕福な国々の発展と消費モデルを真似することでしょうか?

質問をさせてください:ドイツ人が一世帯で持つ車と同じ数の車をインド人が持てばこの惑星はどうなるのでしょうか。

息するための酸素がどれくらい残るのでしょうか。同じ質問を別の言い方ですると、西洋の富裕社会が持つ同じ傲慢な消費を世界の70億〜80億人の人ができるほどの原料がこの地球にあるのでしょうか?可能ですか?それとも別の議論をしなければならないのでしょうか?

なぜ私たちはこのような社会を作ってしまったのですか?

マーケット・エコノミーの子供、資本主義の子供たち、即ち私たちが間違いなくこの無限の消費と発展を求める社会を作って来たのです。マーケット経済がマーケット社会を造り、このグローバリゼーションが世界のあちこちまで原料を探し求める社会にしたのではないでしょうか。

私たちがグローバリゼーションをコントロールしていますか?あるいはグローバリゼーションが私たちをコントロールしているのではないでしょうか?

このような残酷な競争で成り立つ消費主義社会で「みんなの世界を良くしていこう」というような共存共栄な議論はできるのでしょうか?どこまでが仲間でどこからがライバルなのですか?

このようなことを言うのはこのイベントの重要性を批判するためのものではありません。その逆です。我々の前に立つ巨大な危機問題は環境危機ではありません、政治的な危機問題なのです。

現代に至っては、人類が作ったこの大きな勢力をコントロールしきれていません。逆に、人類がこの消費社会にコントロールされているのです。私たちは発展するために生まれてきているわけではありません。幸せになるためにこの地球にやってきたのです。人生は短いし、すぐ目の前を過ぎてしまいます。命よりも高価なものは存在しません。

ハイパー消費が世界を壊しているのにも関わらず、高価な商品やライフスタイルのために人生を放り出しているのです。消費が社会のモーターの世界では私たちは消費をひたすら早く多くしなくてはなりません。消費が止まれば経済が麻痺し、経済が麻痺すれば不況のお化けがみんなの前に現れるのです。

このハイパー消費を続けるためには商品の寿命を縮め、できるだけ多く売らなければなりません。ということは、10万時間も持つような電球を作れるのに、1000時間しか持たない電球しか売ってはいけない社会にいるのです!そんなに長く持つ電球はマーケットに良くないので作ってはいけないのです。人がもっと働くため、もっと売るために「使い捨ての社会」を続けなければならないのです。悪循環の中にいるのにお気づきでしょうか。これはまぎれも無く政治問題ですし、この問題を別の解決の道に私たち首脳は世界を導かなければなりません。

石器時代に戻れとは言っていません。マーケットをまたコントロールしなければならないと言っているのです。私の謙虚な考え方では、これは政治問題です。

昔の賢明な方々、エピクロス、セネカやアイマラ民族までこんなことを言っています

「貧乏なひととは、少ししかものを持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ」

これはこの議論にとって文化的なキーポイントだと思います。

国の代表者としてリオ会議の決議や会合にそういう気持ちで参加しています。私のスピーチの中には耳が痛くなるような言葉がけっこうあると思いますが、みなさんには水源危機と環境危機が問題源でないことを分かってほしいのです。

根本的な問題は私たちが実行した社会モデルなのです。そして、改めて見直さなければならないのは私たちの生活スタイルだということ。

私は環境資源に恵まれている小さな国の代表です。私の国には300万人ほどの国民しかいません。でも、世界でもっとも美味しい1300万頭の牛が私の国にはあります。ヤギも800万から1000万頭ほどいます。私の国は食べ物の輸出国です。こんな小さい国なのに領土の90%が資源豊富なのです。

私の同志である労働者たちは、8時間労働を成立させるために戦いました。そして今では、6時間労働を獲得した人もいます。しかしながら、6時間労働になった人たちは別の仕事もしており、結局は以前よりも長時間働いています。なぜか?バイク、車、などのリポ払いやローンを支払わないといけないのです。毎月2倍働き、ローンを払って行ったら、いつの間にか私のような老人になっているのです。私と同じく、幸福な人生が目の前を一瞬で過ぎてしまいます。

そして自分にこんな質問を投げかけます:これが人類の運命なのか?私の言っていることはとてもシンプルなものですよ:発展は幸福を阻害するものであってはいけないのです。発展は人類に幸福をもたらすものでなくてはなりません。愛情や人間関係、子どもを育てること、友達を持つこと、そして必要最低限のものを持つこと。これらをもたらすべきなのです。

幸福が私たちのもっとも大切なものだからです。環境のために戦うのであれば、人類の幸福こそが環境の一番大切な要素であるということを覚えておかなくてはなりません。

ありがとうございました。
 
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そして、この打村明さんのブログのコメント欄にはこれまた重要な発言が掲載されていた。それについてもここに拝借して共有したいと思う。小野大介さんという方のコメントだ。
Daisuke Ono - 4 months ago

まずは、打村さんにこうした貴重な翻訳をしていただいたことにお礼申し上げます。ありがとうございました。

歴史を紐解いてみると、江戸時代の日本がムヒカ大統領の主張する文明国に近かったのではないかと感じます。
日本人自体はそのことをあまり感じてはいないと思いますが、江戸末期や明治初期に日本を訪れた多くの外国人がそういう感想を残しています。人々は足ることを知り、決して豊かではないのにまちや村には笑顔があり、鍵をかけていない長屋に盗みが入ることもなく、当時の世界の中では圧倒的に文盲率が低く、「お天道様が見ているから」「ご先祖様に申し訳が無い」といった道徳観がしっかり根付いていました。
明治時代はまだ武士道精神が強く残っていましたが、昭和に入ってから軍部を中心にだんだんと武士道精神が変質してきて、大戦後の米国式民主主義・資本主義を押し付けられるように広められるに至って、かつて日本人が持っていた美徳がどんどん薄れていってしまいました。その証拠にいま「お天道様が見ているから」という理屈を語る人は殆どいないでしょう。

しかしながら日本人が全く変わってしまったわけではありません。阪神淡路大震災がおきたときも東日本大震災が起きたときにも、変わり果てたまちに住民の暴動が起きたという事態は起きていません。そして世界中の人々がこの事実を驚きを持って受け止めました。我々日本人はいまでも「足ることを知り、助け合う精神」のDNAを受け継いでいるのです。
この考え方を持っている諸先輩方や諸先生方は数多くいらっしゃいますが、ぱっと思いつく辺りでは藤原正彦氏の「日本人の誇り」(文春新書)あたりを読んでいただけると分かりやすいかと思います。現代の日本の政治や経済をみると、とても自信を持てるような状況にはありませんが、明治にしろ戦後にしろ、日本は不死鳥のように蘇ってきているのです。我々はもっと文化・経済・民俗・政治・軍事等多方面から日本の近現代史を真摯に学び、日本人としての誇りと哲学をしっかりと持たなければならないと思います。
ではムヒカ大統領が心配するグローバル化社会において、日本が、日本人が何を出来るのか、その答えを持ち合わせてはいませんが、一人ひとりが自分が何者であるのかを見つめることから始めてはどうかと思います。

小野大介

 
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ムヒカ大統領の考え方には共感できる点が幾つもある。誰もが頷ける内容だったのではないだろうか。今の人類が直面する最大の問題を正直に語ってくれた、貴重な見解だ。また、大統領自身の毎日の生活ぶりがこの演説をしっかりと支えているところが何といっても素晴らしい点だ。

そして、小野大介さんはかっての日本にはこうした持続可能な文化あるいはライフスタイルがあったことを我々に思い出させてくれた。
江戸時代の日本の人口は3千万人前後だったと言われている。3千万人という人口が当時鎖国をしていた日本の国土が支えることができる人口規模だったということだ。今流の言葉で言うと、島国の日本で3千万の人たちが「持続可能な」生活をしていたのだ。

ホセ・ムヒカ大統領の考えを今日の日本に当てはめて考えると、今夏の節電を思い出す。「二基の原発が稼動するだけでは電力不足は避けられない、計画停電を実施せざるを得ない」とする電力業界の懸念(あるいは宣伝)や圧力の中、企業や家庭では皆が節電にチャレンジした。ムヒカ大統領の演説は皆が努力して達成した今夏の節電行為についてもひとつの明快な倫理的な意味合い、あるいは、文化的な価値を明示してくれたのではないか。これはライフスタイルのささやかな変更によって原発を使わなくても済む日本の大きな可能性について倫理的な観点から我々に示してくれたものだと言えよう。
際限のない所有欲や富への欲求の結果甚大な影響を受けている環境に対してどのように対処するかという対症療法ではなく、むしろ、根源的な要因である人間が持つ貪欲さや大量消費のライフスタイルを何らかの形で抑制・制御する道徳的または政治的な心構えを持つことが今皆に求められている。

これは人類が物質文明へ突入した後の史上最大の挑戦課題だと言えよう。


参照:

1 Jose Mujica, The world’s poorest president: By Vladimir Hernandez, BBC World, Montevideo, Nov/15/2012, www.bbc.co.uk/news/magazine-20243493

2Rio+20 Earth Summit: campaigners decry final document: By Jonathan Watts and Liz Ford in Rio de Janeiro, guardian.co.uk, 23 June 2012
 
3リオ会議でもっとも衝撃的なスピーチ: ムヒカ大統領のスピーチ (日本語版):打村明、2012722日、hana.bi/2012/07/mujica-speech-nihongo/

 

 

 

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