Nov/20/2010
9月25日にブカレストに到着。早いもので、もう2カ月近くになります。
今年の日本の夏は暑く、そして、長かった。そんな中を引っ越しのために本やアルバム、CDやDVDあるいは衣類を段ボール箱へ詰めたり部屋の掃除をしたりと、様々な作業に明け暮れていたのですが、あの頃の暑さは今や嘘のよう。今、ブカレストは晩秋の気配です。山岳地帯での初雪はとうに報じられており、冬への移行はこれからどんな展開になることでしょうか・・・
9月24日は前日の雨も止み、ひとつの煩わしさが解決。まあまあの旅行日和となった。高崎から成田への高速バスは予定時刻通りに空港へ到着。オーストリア航空の便は満席ではあったが、特に問題はない。11時間の旅は順調そのもの。
途中のウィーンで1泊。泊まったホテルは「ホテル・アマデウス」、ダウンタウンにある小さなホテルです。でも、すこぶる便利な位置にあります。部屋に荷物を置いて、街へ。
通りの後方に見える建物の屋根の色が素敵です。このターコイス色は銅板の緑青でしょうか。
ステファン大聖堂では、今、外壁の大掃除をやっています。中央入口の左側の壁の表面がきれいになって、大分白っぽくなっているのが分かりますよね。入口の上側と右側の壁面はネットで覆われていて、この化粧直しはまだまだ続きそうな気配ですね。
何時ものことながら、この広場はたくさんの観光客で賑わっている。ウィーンの良さは何と言っても治安の良さにあると言ってもいい。街をぶらついていても身の危険を感じるようなことは全くない(少なくとも、一度も経験していない。気を張って歩き回る必要があるロス・アンジェルスのダウンタウンとは大きな違いだ!)。また、この時間に街をぶらついているのは間違いなく観光客だ。地元の人たちは自分たちの仕事で忙しい時刻だから、この人たちは皆小生と同じく観光客なのだ。この日の夕食はトルコ料理となった。表通りだけではなく裏通りにも食卓を並べているレストランが幾つもあり、あまり混んではいないレストランにしようと思って座ったのがトルコ料理だった。ビールとなす入りのムサカを注文。空腹だったとは言え、このムサカが実に美味しかった!
翌25日、ブカレスト空港へは予定よりも早めに到着した。しかし、預け入れた荷物がなかなか出てこない。出てきたのは最後の最後となった。一時は「荷物が紛失したのでは?」との考えが頭をよぎった程だ。成田空港では預け入れ荷物をブカレストまで通しで預けたので、ウィーンでの翌日の積み替え時に機内の一番奥の方へでも積み込まれてしまったのかも。結果としては、大きな問題に遭遇することもなく、この旅は実に平凡に終わった。
妻のエウジェニアと娘の美樹が出迎えてくれた。
こうして、年金生活者の第二の人生がブカレストで今始まろうとしている処です・・・
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