2022年1月4日火曜日

米CDCは新型コロナウィルスの大流行は不適切な検査法の産物であったことを認めた

 

新型コロナウィルスへの感染が起こったかどうかを判断するためにPCR検査が実施された。ところが、このPCR検査によって擬陽性が乱造され、感染者数は必要以上に水増しされてきた。この現状を受けて、当初から少なからずの専門家によってサイクル数を下げることが提言された。しかしながら、医薬品業界から大きな寄付を受けているWHOや米国を始めとするEUの各国政府、西側の主要メディアはこれらの提言を真摯に受け止めようとはせず、前もって敷かれた筋書き通りの路線を走り続けた。

最近、新型コロナに関して既定路線を推進してきた権威筋の間において内輪揉めが起こっているようだ。1か月程前から世界的に流行しているオミクロン変異株は感染力は強いけれども、その毒性は弱く、以前の変異株が引き起こしたような肺炎をもたらす重篤性はほとんどないと報告されている。こういった事実に基づいて、今や、新型コロナウィルスの収束が大っぴらに論じられ始めている。新しい、大きな変化である。つまり、権威筋側は、今、新しい状況に適応しようとする勢力と既定路線にしがみついて行こうとする勢力のふたつに分かれる。

典型的な例は米国における政府与党の民主党と野党の共和党との間で長い間続いている議論だ。極めて政治化された議論である。民主党側は「ゼロコロナ策」を執拗に推進し、マスクの着用やワクチン接種、都市閉鎖策をとって来た。共和党側はモノクローナル治療薬の導入を提言して来た。州知事が民主党系であるか、共和党系であるかによって、個々の州に住む市民は毎日の生活において大きな違いに遭遇することになった。足並みが揃わない各州の対応、裁判所の判事が連邦政府の対コロナ策を違憲として判断したこと、等を受けて、バイデン大統領はついに全米の州知事が集合する会議で「連邦政府としてやれるコロナ対策はなくなってしまった」と述べている。(原典:Biden saying there is no federal solution to COVID means our patchwork response continues: by Louie Villalobos, USA Today, Dec/28/2021)つまり、連邦政府や民主党が進めて来た「ゼロコロナ策」はすべてが州レベルにて行うべきものだと述べたのだ。新型コロナの大流行に対する解決策として効果が見られないさまざまな愚策を推進するために連邦政府や民主党は嘘の上に嘘を塗り上げて来たが、この宣言は具体的な解決にはついに至らなかったことを自ら認めたも同然だ。不幸なことには、この米国の愚策を取り込んだ西側各国の一般大衆は必要以上に過酷な目に遭わされて来た。労働者層はその直撃を受け、完全失業者の増加に伴って貧困家庭が増大した。

また、フェースブックと英国の権威ある医学雑誌British Medical Journal (BMJ)はそれぞれが同じ権威筋の一員であったのではあるが、最近、彼らは内輪での喧嘩を引き起こしている。BMJが出版した最近の論文は新型コロナ用のワクチンを開発したファイザー社の臨床試験を下請けした企業であるVentavia社の品質保証活動が極めて杜撰であったことをすっぱ抜き、ワクチンの安全性について懸念を示した。この記事に関してフェースブックはファクトチェックを行い、同記事を批判したのである。BMJはフェースブックのファクトチェックの内容は同記事の読者を誤導しようとするものだとしてファクトチェック機能を停止するよう求め、強く反発した。(原典:The BMJ to Facebook - Stop Censoring Us and Shut Down Your Incompetent FactCheckers: by TrialSite Staff, December 17, 2021)。

この仲間内の喧嘩ではBMJは新しい状況に適用しようとする側に属し、フェースブックは既定路線にしがみついていたいとする側に属するようだ。これは時代の流れを読むことができる勢力と読むことができない勢力との間の争いであるとも言えよう。

新型コロナは、今や、そういった状況を生み出すまでに至っている。嘘の上に嘘を重ねて来た結果、その歪が余りにも大きくなり、ついに仲間割れを表面化させるまでになったのだ。

CDCPCR検査は止めにするとかねてから言っていた。もう数か月も前のことである。そして、最近の報道によると、202211日以降はPCR検査は使用しないと言う。ただ、それに代わる新しい検査法の提言はまだ聞いてはいない。

ここに、「米CDCは新型コロナウィルスの大流行は不適切な検査法の産物であったことを認めた」と題された記事がある(注1)。

一般大衆の多くは新型コロナの大流行には胡散臭い状況が隠されていることに大なり小なり気付いていた。あるいは、間違いなくそうだと最近になって感じ始めている。日本ではそれほど極端な状況にはならなかったにしろ、世界を見回してみると、都市閉鎖や在宅勤務、ワクチン接種の強制、等の政策によって最悪の場合は失職し、長期間にわたる苦汁を余儀なくされた人たちはが実に多い。そういった状況を意識的に作り出すことに貢献してきた主要な要素がこのPCR検査なのだ。

本日はこの記事を仮訳し、読者の皆さんと共有したいと思う。

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メディアからの注目を浴びることもなく、米疾病管路予防センター(CDC)は新型コロナへの感染を診断するために用いられて来たPCR検査の使用を極めて静穏に中断する。

20211231日以降、CDCPCR検査法に関して食品医薬品局(FDA)に対して申請していた緊急時使用許可(EUA)の申請を撤回する。この検査法は新型コロナの感染を診断するために20202月に導入されたものである。」 (https://www.cdc.gov/csels/dls/locs/2021/07-21-2021-lab-alert-Changes_CDC_RT-PCR_SARS-CoV-2_Testing_1.html

また、CDCPCR検査は新型コロナウィルスへの感染とインフルエンザウィルスへの感染とを区別することができないことを認めている

米国の公衆衛生に関与するこの連邦最高機関は実は数か月も前にこの結論に達してはいたのだが、その結論を実行することは2021年末まで棚上げにして来た。このことについて私は以前から皆さんにお伝えしていた。彼らはこの間にできるだけ多くのワクチンを生産し、それによって利益を最大化するために、毎日のように大嘘の検査結果を報告させ、一般大衆の恐怖を扇動し続けるのにまさにこのPCR検査法を引き続き必要としていたのである。

CDCPCR検査法の撤回を報じても、メディアや政治家からは何の関心も引かないという現実がある。これは余りにも異常である。

ノーベル賞の受賞者であるケイリー・マリス博士やPCR手法の発明者は何年も前に「PCRは単なるプロセスである。あなたが病気にかかっているかどうかについては何も診断してはくれない」と言っていた。この手法は新型コロナウィルスの感染を診断することについては何の意図もされてはいなかったことを示している。

臨床医学を専門とするベルギーの著名なパスカル・サクル博士はこう述べている。「市民の人権や憲法で認められている権利を侵害するためにPCR検査が誤用され、実際の新型コロナ患者ではなく、大嘘の診断結果に基づいて新型コロナウィルスの大流行を演出する戦略のためにこのPCR検査法が執拗に、かつ、意図的に使用されて来た。」

私が常日頃報告して来たように、PCR検査は意図的に高いサイクル数を用いて実施されてきたが、このような使い方はたくさんの擬陽性をもたらすことが知られている。報告されている新型コロナウィルスの感染者数の大多数は意図的に作り出されたものだ。病院は、実際問題として、死因のすべてを新型コロナのせいであるとして報告することによって経済的見返りを得ていたことから(訳注:新型コロナウィルスに感染し、肺炎を起こして入院した患者にはメディケア保険制度からは通常5,000ドルが支給される。新型コロナとの関連性が報告されている場合は13,000ドルが支払われ、ベンチレーターに接続する程の重篤な患者については3倍の39,000ドルが支払われる。原典:Fact check: Hospitals get paid more if patients listed as COVID-19, on ventilators, by Michelle Rogers, USA TODAY Network,

Apr/24/2020)。彼らは大嘘で成り立っているこの詐欺行為の一部を演じているのだ。どんな理由で死亡しようがPCR検査を行うと、陽性者の中で最高で97%もの事例は擬陽性の結果をもたらすことから、それに基づいて「新型コロナによる死亡」を宣言することが可能で、実に簡単なことであった。

世界が問い質したいことは、ロバート・F・ケネディ・ジュニアが指摘してくれたように、「公衆衛生当局」は大手製薬企業の利益のためにサクラの役割を演じたのではないかという点であり、政治家や噓つきのメディアはワクチン接種によって引き起こされた健康被害や死亡、ならびに、無意味な都市閉鎖によってもたらされたビジネス上の損害に関して責任を負うべきではないのか、さらには、ワクチン接種の義務化はニュルンベルグの国際法に対して甚大な違反になるのではないかという点である。

世界中の人たちはこの念入りに計画された「新型コロナウィルスの大流行」は人類史上ではもっとも凶悪な人道犯罪であるということを理解する必要がある。この凶悪な犯罪を組織化し、実行したのは「自由な西側」なのである。

ファウチを信用し、バイデンを信用し、医療当局を信用し、メディアを信用した人々は自分自身の生命や生活を破壊してしまった。

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人権や市民の自由に関する偽善やそのことがもたらした結末を理解するにはわれわれ人類は余りにも愚か過ぎるのではないか?人類は本当の意味における専門家たちの大多数の口を封じ、罰を与えることを強制する実に巧妙に仕組まれた筋書きに基づいて皆を欺いてきた政府当局やメディアを信用し続けるのであろうか? もしそうだとするならば、人類は皆が完全に奴隷の地位に陥ることであろう。

次の記事も参照されたい:

https://www.globalresearch.ca/bombshell-cdc-no-longer-recognizes-the-pcr-test-as-a-valid-method-for-detecting-confirmed-covid-19-cases/5765179 

(著者あるいは著者の代理者からの許可を得てPaulCraigRoberts.orgからこの記事を転載。)

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これで全文の仮訳が終了した。

この記事の著者は著名な論客、ポール・クレイグ・ロバーツである。これまでもさまざまなテーマについて彼の見解をこのブログでご紹介して来た。

彼の主張の中でもっとも印象的な文言は「CDCPCR検査は新型コロナウィルスへの感染とインフルエンザウィルスへの感染とを区別することができないことを認めている」に尽きるのではないだろうか?新型コロナウィルスの大流行が始まった当時、コロナウィルスが流行したことによって、インフルエンザウィルスの流行が抑えられているという見解が出回っていた。このことをご記憶であろうか?今考えてみると、PCR検査は新型コロナウィルスとインフルエンザウィルスとを区別することができないことを知っていながら、当局は巧妙に嘘をついたのではないのか?あれは蔓延する新型コロナウィルスのすべてを検査しているとして見せかけるためのものであって、mRNAワクチンを緊急導入するための都合のいい作り話であったのではないのか?

つまり、新型コロナウィルスの大流行は意図的に作られたものであり、プロパガンダの産物であったという現実を直接的に裏付けているようにさえ思える。

科学が政治によってハイジャックされた時、われわれ一般大衆に強いられた苦難がその後の2年間にもわたって続くことが約束されたのである。そして、ヨーロッパの多くの国々は今でさえも苦難に喘いでいる。もしも科学が尊重され、一般大衆の健康維持こそが真の意味でWHOの最大の使命であったとするならば、イベルメクチンの効能はとっくの昔に臨床的に解明され、全世界の何処であっても店頭で安く入手できるようにすることが可能であったのではないか?そうしていたならば、イベルメクチンを定期的に投与して来たアフリカ諸国と同様に、世界を席巻した新型コロナウィルスの感染は世界中で劇的に食い止めることができたのではないか。その効能はインドにおけるイベルメクチンの使用によって感染者数が劇減したことで実証されている。インドで最初にイベルメクチンの使用に踏み切ったのはインドで最大の21700万人の人口を擁するウッタル・プラデシュ州だ。一般大衆にとって幸いなことには、同州では住民の健康を守りたいとする基本的な政治理念が見事に実を結んだのである。

インターネット機能によって新しい情報は世界中に瞬時に拡散することが可能であることから(ただし、これは大手メディアがそうしたい場合だけの話ではあるのだが)、現代版の魔女狩り行為は科学者やジャーナリストを極度に臆病にさせ、日和見的な政治家の野心を助長し、人間社会を極端なまでに歪めてしまった。これがわれわれを取り巻いている今日の世界である。

今回の引用記事によって奇しくも指摘されているように、この歴史的なレベルの苦難をもたらしたのは「自由な西側」であるという事実は新自由主義やグローバリズムを標榜して来た資本主義世界の指導者らにとってはまさに最大級の皮肉であろう。あるいは、彼らは何の痛痒も感じてはいないのかも知れない。

われわれ一般大衆のレベルから言えば、2022年の到来と共に小さな変化であってもいいからそれらを実現し、全世界がより正常な社会に向けて再出発して欲しいものである。もちろん、人間社会に大きな影響力を持っている筈の政治家やメディアは世の中の不条理と闘うことに関して確固たる自覚を改めて持つことが求められる。そして、それを可能にするのか、あるいは、その重要さに気付かないままに時を過ごしてしまうのかはひとえに投票権を行使するわれわれの自覚にかかっている。

最後に一言。新型コロナの大流行には胡散臭いものがあるとお気づきの読者の皆さんには、この投稿とはまったく違う見解も含めて、幅広く情報収集を行って、均衡のとれた判断を導くことに役立てていただきたいと思う。

参照:

1CDC Admits That the Covid Pandemic Was the Product of an Inappropriate Test: By Paul Craig Roberts, The Unz Review, Dec/27/2021

 

 


9 件のコメント:

  1. 新年快楽(なんとも妖しい中国の謹賀新年ですね).登録読者のИсао Симомураです.今年もご活躍を願ってやみません.この好ましいい動きは,製薬会社が元を十分に獲ったことにあるのでしょう.次は新治療薬の宣伝ですね.政治家は「乳をくれるものに忠実」だということです.七八年前のことですが,インシュリン治療を要しない糖尿病をもつ元同僚が毎年起こるインフルエンザに罹り,なんと三日後に急性肺炎で亡くなりました.この普通の流行性感冒の怖さを実感しました.私は80年代前半をソ連のМАЭ РАНという研究機関で勉強しておりました.大先輩にアレクセエエンコ女史がおられ,よく極北での野外調査のことをうかがったことがあります.ケート族(アメリカ先住民族の祖先)の調査に入ったおりの,インフルエンザに罹患したときのお話が印象的でした.フィールドワークから幕舎に戻った時,悪寒と発熱に襲われたそうです.そうしたらこれまで食べたこともない,屠殺トナカイ(これアイヌ語)の胃袋内部にある未消化トナカイ苔の汁ものが食べたくなったそうです.以前それを勧められたことがあったそぅですが,気味悪くて食べなかったとのこと.そのときの香りまでが思い出され,あれを食べたいのだが,とケート人のホストに言ったのだそうです.彼らは彼女のために一頭の馴鹿を屠り,この食材で伝統的料理をつくり,二十四五歳のウクライナ女性に食べさせてくれたといいます.真夜中(白夜なので辺りはほの明かり)猛烈な尿意を催し,友人女性の手を借りて幕舎の外で用をたしたそうです.トナカイは人尿が好物なので,用足しする人間を敏感にとらえ,尿のしみ込んだ地面を舐めます.しかしこの時だけはこの動物は近寄らなかったそうです.彼女は自分の体から毒素が排出されたのだと実感したそうです.私はその時,自分の研究分野として民族治療学なるものを空想しました.人類が二足歩行の能力を獲得し,効率よく未知の世界へと歩き出します.病気や怪我が当然多発したことでしょう.その時の治療方法は,祈りなどのほかは飲食物の摂取しかありません.薬草と毒草の判別は試行錯誤で行われたのでしょうか.そうは思われません.生存戦略本能によったのだと思います.虎ライオンなどのネコ科の大型猛獣の肝臓は,ヒトがそれを生食すると死をもたらすことがあるので,伝承や風習でそれを忌避するように導きます.これが可能なのは言語が既に確立し,伝承やタブーによって次世代に伝達できたからでしょう.ケート族のある集団が数万年前に陸橋のベーリンジアを踏破し,北米大陸に足を踏み入れた時,毒草薬草の判別,病気怪我と治療の食べ物のメニューの選択は本能的に行われたのではないでしょうか.だからこそ極北アラスカへの侵入からわずか千年のという超短期間で南米最南端まで展開域を広げることができたのだと思います.十年ほど前に中国でサーズが流行したとき,治療方法として「瀕死の病者でさえ食べたくなる料理」というものがありました.正にこれsですね.漢民族は最優秀の民族です.和人は結局倭人なのです.

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  2. И.Симомураです.補足させてください.犬狼熊は獲得した獲物を地面に埋め,屍が発酵してからおもむろに摂食します.地中にある細菌や真菌類,それによって産生した酵素を摂取しているのだそうです.

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    1. シモムラさま
      コメントをお寄せいただき、有難うございます。
      新型コロナの大流行における新しい動きに関して「これは製薬会社が元を十分に獲ったことにあるのでしょう」という解釈は的を得ていますね。ワクチン企業を応援して来た当局のこの動きは現状がが、つまり、金儲けが彼らの筋書き通りになったからだという見方には説得力があります。まさにその通りだと思います。
      また、ケート人の治療法の話には興味深いものがありますね。自然の中で生活するケート人には農耕社会とは全く違った医療に関する知識が伝統としてしっかり残されているのですね。伝統治療学は新しい研究領域になるのではないでしょうか?
      ところで、シモムラさまの論文は//www.philology.nsc.ru/journals/ykns/content.php?vol=45に掲載されるとお聞きしていましたが、このサイトが見つからないでいます。当方の検索が不十分なのかも知れませんが、もう一度教えていただけませんか?お手数をおかけして恐縮です。

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  3. シモムラさま
    早速の返信、有難うございます。
    1912年頃からの論争に決着をつけられたとのこと、素晴らしい成果ですね。心から祝福を申し上げた存じます。

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  4. 登録読者のИ.Симомураですю.昨晩京都で勉強している娘より電話があり,三十一日の宵を共に楽しんだ,京都在住の波,独,伊,シンガポール(中国人),の友人の皆さんが,シンガポール人の女性を除き,コロナウイルスに感染したことが判明し,自宅療養にあるとのことでした.皆さん全員母国で二度ワクチン接種をしておられております.娘もワルシャワで二度接種しておりましたが,十月の出羽三山観光旅行の際に,シンガポール女性(未接種)ともにコロナに感染しました.彼女と娘が今回発症しなかったのが,あのときの抗体が働いたことによるものなのかは不明です.このワクチンは市販の風邪薬ほどの効果しかないのではないでしょうか.自宅療養中の皆さんは,39度の熱が続いているのに,適切な入院治療を受けられない事態にあります.日本の健康保険制度は事実上崩壊状態にあるということですね.

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    1. シモムラさま
      論文のタイトルからようやくご紹介していただいていたシモムラさまの論文を見つけることが出来ました。ロシア語を英語に自動翻訳をして、英文をコピーしています。お陰様で、シベリアの楽器の名称の語源を推測する過程を興味深く拝見することが可能となりました。こうしてシモムラさまの最新の研究成果を直接拝見することができて嬉しい限りです。
      以前はYAHOO JAPANからの検索をしていましたために不成功に終わっていましたが、今回はロシア語のポータルサイトから検索し、シモムラさまの論文を見つけることが出来た次第です。

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  5. シモムラさま
    娘さんの学友の皆さんがコロナに感染したとのこと、皆さん全員が同じ種類のワクチンを接種しているのでしょうか?それとも、違ったメーカーのワクチン?少なくとも、ファイザー製はオミクロン株には効力が低いと聞いています。
    最近の記事(”US and EU Do Not Allow their Citizens to Defeat COVID with the Sputnik V Vaccine” by Vladimir Odintsov, New Eastern Outlook, Jan/05/2022)によりますと、Pfizer, Moderon, J&Jのワクチンはオミクロン株には効力が大きく低下しており、3回目を接種してさえも効果は上がらないようです。その一方で、ロシア製のスプートニクVワクチンでは接種後6カ月後に再接種をするとオミクロン株に対して完璧な予防効果を発揮するとのこと。効力の違いはワクチン製法の違いやワクチンの設計思想の違いから来ているのだと思います。
    お嬢さんや学友の皆さんの場合、何の要因が発症の違いとなっているんでしょうね?

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