2020年6月7日日曜日

新型コロナに関する3大リーク - 新型コロナの公式の筋書を葬り去る

誤解されることを恐れずに率直に言うと、私の中では新型コロナウィルスの大流行はでっち上げられたものであるという印象が拭い切れないでいる。もちろん、私は公衆衛生学の専門家ではないので何も断言することはできないし、そのような野心はこれっぽちも持ってはいない。しかしながら、さまざまな情報を読んでみると、それらしい臭いがして来るのだ。

ここに「新型コロナに関する3大リーク - 新型コロナの公式の筋書を葬り去る」と題された記事がある(原題:"It's All Bullsh*t" – 3 Leaks That Sink The COVID Narrative: By Tyler Durden, May/31/2020)。

本日はこの記事を仮訳し、読者の皆さんと共有しようと思う。著者が伝えようとした内容を少しでも多く理解しておこう。


原著者:Kit Lnightly, Off-Guardian.org

最近世界中で一連のリークがあった。これらは新型コロナウィルスの「公の筋書」をこれ以上維持し続けることはできないことを示している・・・ 


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コロナウィルスに関する科学的知見は異議を唱えることができないほど明らかである。これらの知見は十分に記録されており、下記の事項を示唆している: 

ほとんどの人たちはウィルスに感染しない。
感染した人たちのほとんどは症状を示さない。
症状を示す感染者のほとんどは軽症である。
重症者のほとんどは危篤状態には至らない。
たとえ危篤状態になっても生き残る。

これらは数多くの血清学的な研究によって裏付けられており、本感染症の致死率はインフルエンザとほぼ同等であることを繰り返して示している。都市閉鎖や世界規模の危機感覚を正当化する科学的知見は存在しないし、理性的な議論はまったく行われてはいないのである。

たとえそれがリークを通じて知ることになったとしても、真実に関する政府筋の認識を知ることはいいことだと思う。
ここに3件のリーク情報がある。これらが意味することはコロナウィルスはそれほど危険な存在ではなく、数多くの市民の生活を破壊する都市閉鎖を正当化するものではないと当局(の一部)は理解していることを示すものだ。

(訳注:血清学的な研究をまとめたデータ - ”Studies on Covid-19 lethality”: By Swiss Policy Reseach, May/12/2020  によると、抗体の調査に基づいて算出された新型コロナウィルスの感染による致死率は下表のような具合だ。


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大雑把に見ると、感染者総数に対する致死率は0.278パーセント。)

1. 「すべてが大嘘だ!」


ロシア政府でコロナウィルス情報を扱う部門の長を務めるアレクサンダー・ミヤシニコフ医師が、526日、以前大統領候補者のひとりでもあったクセニア・ソブチャクのインタビュウを受けたが、その際に明らかに口を滑らして彼個人の考えを喋ってしまった。(訳注:ロシア政府におけるコロナウィルスに関する助言者であるから、彼の地位はトランプ米大統領の助言者であるファウチ博士の地位と同等である。)

インタビュウが終了し、カメラはもう回ってはいないものと勘違いして、ミヤシニコフはこう述べた:
すべては大嘘だ。すべてが誇張されている。これはある程度の致死率をもった急性呼吸器疾患だ。どうして世界中(の経済)を破壊したのか?私には分からない。

2. 「新型コロナウィルスが一般論的に危険な疾病であるとは言い切れない」


デンマークの「ポリティキン」紙にリークされた電子メールによると、デンマークの保健省当局は政府が進めようとした新型コロナウィルスへの取り組み策には反対であった。本件は二つの記事から成っており、その詳細は こちら と こちら とをご覧願いたい(デンマーク語が分からない読者は thelocal.dkが配信した英文記事、 こちらを参照されたい)。

これらの記事にはたくさんの興味深い情報が報じられている。とりわけ、政治家たちは科学の専門家の助言を抑え込んで、新型コロナウィルスの危険性を誇張するよう圧力をかけたことが伺える(彼らは英国でも同じことをした)。と同時に、都市閉鎖が延長されるまでは一部の公僕らにデータを公衆の目につかないように隠ぺいさせた。

いままでのところもっとも重要な点は315日の電子メールからは下記の部分だ:
デンマークの保健省当局は新型コロナウィルスについては一般論的に危険な疾病であるという立場をとることはできないとし、この疾病は深刻な展開をすることもなければ、致死率も高くはないと表明している。

312日、デンマーク議会は緊急立法を行って、保険省当局の権限を縮小し、「行政部門」から単なる「助言を行う」部門へと格下げをした。

3. 世界規模の偽警報


今月の始め、59日、ドイツの代替メディア誌のひとつである Tichys Einblick に向けてひとつの報告書がリークされた。それは「危機管理の分析」(原題:Analysis of the Crisis Management)と題されている。


この報告書はドイツ政府の内務省によって作成されたもの。しかしながら、その内容は無視され、たまりかねた著者のひとりが非公式なルートでそれを外部へ洩らした。
著者に対する攻撃や報告書の過小評価を含めて、その影響は予期もされなかった程であった。すべてが非常に興味深いものであるので、Strategic Cultureに掲載された詳細な報告書をお読みいただくようお勧めしたい(あるいは、ドイツ語の報告書は こちら で)。

ここでは、われわれは報告書の結論に着目してみよう。下記のような具合だ: 
新型コロナウィルスの危険性は誇張されている:おそらくは、この新型ウィルスが示した危険性は一度も通常のレベル(訳注:通常の季節性インフルエンザを指しているものと思われる)を越したことはない。
その危険性は明らかに他の多くの疾病に比べてことさらに大きいというわけではない。これが偽の警報以上のものであることを示す証拠は何もない。
コロナ危機の最中、政府自身が最大のフェークニュースの提供者であることを如実に証明した。
メディアによって叩かれ、職場を追われた後に、この報告書をリークした人物は本報告書の他の著者らと共に共同声明を発表し、彼らが提示した内容について政府側が回答するよう求めた。

*  *  *
もしも現行の危機がすべての当事者によって理知的に対応されていたならば、これらのリークに関する論争は封印されることであろう。証拠はさらに増えており、この報告書に関与していた人たちには新型コロナウィルスは危険ではないことが当初から分かっていた。依然として残っている疑問はこれらのリークはどうして今起こらなければならなかったのかという点である。


これで全文の仮訳が終了した。

上記の新型コロナウィルスの致死率に比べて、通常の季節性インフルエンザの致死率はどの程度であろうか?過去の流行から見ると、致死率は0.12%の範囲で変動すると日本の国立感染症研究所感染症情報センターは述べている。

因みに、具体的な数値をあげると、日本における2002年から2006年までの四つのシーズンの致死率は次のようになる:

         死者数/報告者数(%) 死者数/推計感染者総数(%)
20022003年     0.93        0.07
20032004年     0.31        0.03
20042005年     1.01        0.085
20052006年     0.71        0.061

新型コロナウィルスの場合、欧米における抗体を持った感染者数に対する死者の割合は0.278%であると引用記事は報告しているが、日本のインフルエンザの致死率(0.12%)とほぼ同じレベルであると言えよう。

米疾病予防対策センター(CDC)は、2019101日以降21日までの間に米国内では合計2200万~3100万人がインフルエンザにかかり、来院者数は1000万~1500万人、入院者数は21万~37万人、死亡者は120003万人となったと推定している。 話を単純化するために感染者総数の中央値を2650万人、死亡者数の中央値を21000人として致死率を算出すると、致死率は0.08%となる。これは日本のインフルエンザの致死率の範囲(0.12%)よりは僅かに低い。

ところで、抗体検査の信頼性に関して重要な情報が出回っている。これは世界でもっとも権威があるとされるCDC自身からの情報である。「CDC Admits COVID-19 Antibody Tests Are Wrong Half The Time & Virus Isn't That Deadly」(By Tyler Durden, May/29/2020)と題された記事によると、CDCは抗体検査結果のほぼ50%は信頼できないと公表している。さらには、CDCは新型コロナの毒性はそれ程深刻ではないとも表明した。

ところが、新型コロナウィルスの脅威について誇大な宣伝をしてきた主要メディアはこのCDCの情報に関しては沈黙を守って、何も報道してはいない。主要メデイアが沈黙しているということは、新型コロナウィルスによる真の致死率が通常の季節性インフルエンザよりも低いというCDCからの情報は彼らの筋書には極めて不都合であるからに違いない。

この大流行の当初を振り返ってみると、英国政府を都市閉鎖に向かわせた疫学の専門家はインペリアル・カレッジ・ロンドンのニール・ファーガソン教授だ。ところが、自分が提唱した都市閉鎖のルールを自ら破ったことから批判を浴びて、彼は5月初めに英国政府の役職から辞職した。彼の予測は感染が対数的に増加するという仮説に基づいており、徹底した対策を講じなければ英国では25万人の死者が予測されると主張した(因みに、65日現在英国で陽性を示した感染者数は284,868 人で、死者数は40,465 人)。こうして、英国首相は英国市民に対して外出をしないよう要請した。西側諸国のほとんどもこの提言を受け入れて、苛酷な都市閉鎖を開始した。

都市閉鎖を実行しなかった、あるいは、非常に緩い策を採用した国も少数ながらある。例えば、スウェーデン、ドイツ、日本、等だ。また、ベラルーシもこのグループに含まれる。

また、第二波に見舞われる可能性が危惧されていることからも、現時点では各国の新型コロナウィルス対策とその結果に関して断定的に評価することはまだ時期尚早であろう。

その一方で、都市封鎖は必要なかったとする専門家の意見や批判は根強くある。この件については別途投稿したいと思う。

加えるに、保健省の権限を格下げしたデンマーク議会では製薬業界はどれだけの大金を影響力のある議員の間にばら撒いたのだろうか?









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