2024年6月28日金曜日

ドイツのCDCは政治主導の新型感染症対策を示しており、科学主導ではない

 

新型感染症はうわべは科学的な判断と周到な医学的対応によって一応の決着を見た。少なくとも、世界規模での旗振り役を演じたWHOはそう自画自賛しているのではないだろうか?

現実には、真相を知れば知るほどにパンデミックのすべてが組織だった欺瞞であり、政治的茶番劇であったということが、今や、われわれ一般大衆の目の前に曝け出されてきた。そして、真相の暴露は今後も延々と続きそうだ。

決定的に悲惨で、取り返しのできない過ちは数知れない死者の存在である。これはもう間違いなく犯罪である。

ここに、「ドイツのCDCは政治主導の新型感染症対策を示しており、科学主導ではない」と題された記事がある(注1)。

本日はこの記事を仮訳し、読者の皆さんと共有しようと思う。

米国に関しては政府当局が製薬大手と結託して新型感染症用のお注射に関する欺瞞や情報操作について最新の情報をいくつもの投稿を通じて読者の皆さんと共有してきた。今回の投稿はドイツの状況である。米国のCDC(疾病管理予防センター)は米国における医療行政を監督する最高峰の機関であり、本投稿で論じられている「ドイツのCDC」とはドイツでCDCと同様の権限や機能を有する「ロベルト・コッホ研究所」(RKI)を指している。

***

副題:保健当局は、議員たちからの尊敬を失いたくはなかったがために、新型感染症について国民に対して意図的に嘘をついた。彼らは新型感染症がインフルエンザよりも危険ではないことを知っていた!!

概要:

主流メディアがこの巨大な話を無視しているなんて、私にはまったく信じられない。

情報公開法(FOIA)による要求や裁判所の命令が何度も行われた後、ドイツのRKI(米国のCDCに相当)は、政府が資金を削減しないように、自分たち(保健当局)が新型感染症や同感染症用お注射の危険性について国民に意図的に嘘をついていたことを示す文書をしぶしぶ公開することになった。

この巨大な話は世界的な報道管制下に置かれている。皆さん方は知るべきではないのだ。

問題の動画:

ステファン・ホンブルク教授が独自に制作したこの素晴らしい6分間の動画をご覧いただきたい。短かいながらも、要点を押さえている。

もしもあなたが政府機関というものはあなたたちの利益のために働いていると信じていたならば、この動画はそんな考えを完全に粉砕してしまうであろう。

Photo-1:政府は知っていた。七つのショッキングなRKI文書:

ステファン・ホンブルグ教授

ユーチューブのコミュニティ基準には違反すると確信していたので、これはRumbleに掲載された。

ドイツのジャーナリストたちはこの文書を公開に漕ぎ着けるために懸命に闘った:

ドイツ人ジャーナリストらは、CDCに相当するロベルト・コッホ研究所(RKI)内で行われた通信の内容に対してアクセスを求め、ドイツ政府を訴えた。ジャーナリストらの情報公開法(FOIA)による請求は認められなかったことから、裁判が必要となった。裁判所の命令でようやく文書が入手可能になった時、そのほとんどは黒く塗りつぶされていた。さらなる圧力を加えた結果、今や、これらの文書は塗りつぶされてはいない。

アーロン・シリは米国のCDCとの関係でこのような状況を熟知している。手口はまったく同じだ。

文書:

関連文書はRKIのウェブサイトで閲覧することができる(ただし、ドイツ語)。

しかし、これらの文書は2,515頁に及び、膨大であるから、一般の人たちのほとんどは読むことなんてないであろう。

ということで、皆さんのために要約してみよう。

今回発覚した項目の中での上位7点:

ここでは、この動画から明らかになった7つの事柄をご紹介しよう。まずは、このリストをまとめてくれたフランク・プレグマン氏の功績を称えたい:

1.    専門家たちは、早くも20211月に、脳静脈洞血栓症はアストラゼネカ社の血栓を引き起こすお注射が生命を脅かしかねない合併症であることを理解していた。彼らはこの事実を国民に知らせるのを「忘れてしまった」のである。

2.    専門家たちはお注射が感染症の伝染を減少させるという証拠がまったくないことに気づいていたにもかかわらず、一般の人々に知らせることを怠った。それどころか、彼らは思いやりの心情に訴えて、「おばあちゃんを守るために」という掛け声の下で誰もがお注射を接種すべきであり、この接種によって集団免疫を獲得するべきだという公式の偽情報を広めた。

3.    専門家たちはN95マスクでさえも病院の外では効果がないことを知っていたが、とにかくマスクの着用を義務付けた。要するに、専門家たちこそが本物の「誤情報拡散者」だったのだ。

4.    専門家たちは学校を閉鎖しないよう勧告したが、政府はとにかく学校を閉鎖した。

5.    専門家たちは「新型感染症」はインフルエンザよりも危険性が低いことから、インフルエンザと比較するべきではないと述べていた。また、リスクが高いのは高齢者や病気の人だけだということを知っていにもかかわらず、若くて健康な人でさえも深刻な健康リスクがあるかのように見せかけていた。「新型感染症」患者の平均死亡年齢は83歳で、2019年の平均寿命である81.26歳を上回っている。

6.    政府は専門家たちに政府が望むことを「推奨」するよう命じた。こうして、政府は「科学には従わず」、吐き気を催すほどに主張し、「科学™」は政府の命令に従った。異常なことは何も起こっていないことは明らかであるにもかかわらず、RKIはリスクレベルを高く保つよう命じられた。RKIは、政治的決定を科学的であるかのように売り込む任務を持った政府広報機関に過ぎなかったが、実際には真実からより以上にかけ離れるものは何もなかった(訳注:この最後の文章は文脈に合わない。著者が何をいいたいのかは私には不明だ)。

7.    RKIはなぜ政府の命令に従ったのか?それは迂回されて無関係になるのを恐れたからであろう。政府に迂回されることは大衆を欺くよりも悪いことだと彼らが考えていたことを彼ら自身の振る舞いが明確に証明している。

総括:

ドイツの保健当局はインフルエンザの方が新型感染症よりも性質が悪いことを知っていた。マスクの着用は効かないことを知っていた。アストラゼネカのお注射は致命的であることを知っていた。都市閉鎖は推奨できないことを知っていた。そして、お注射が感染を減少させることは期待できないことを知っていた。だが、国民全員が自分の役割を果たし、お注射を接種した場合には感染症の流行を阻止することができるというおとぎ話を続けることができるように、彼らはこれらすべてのことを一般の人々からは隠ぺいしていたのである。

今度またオオカミが出たと言って叫んだとしても、誰かが信じてくれると思っているのだろうか?

***

これで全文の仮訳が終了した。

七つの重要な指摘事項の中で、私にとって基本的にもっとも違和感を感じたのは「RKIの専門家たちは新型感染症はインフルエンザよりも危険性が低いことから、インフルエンザと比較するべきではないと述べていた」という点だ。インフルエンザの場合、通常、お年寄りや健康に優れず、免疫レベルが低い人たちだけが予防接種の対象となる。若い健康な人たちは予防接種をする必要はない。私は何十年間もそう教育されてきた。パンデミックの最中、これでもか、これでもかと連日恐怖感を煽られた事実は今も記憶に新しい。ドイツのRKIが演じた茶番劇ほど徹底した欺瞞はない!

世界を席巻した新型感染症の舞台において、悪い意味で、各国の政府当局は重要な役割を演じた。製薬大手が金儲けをすることができるように様々な規則を導入して、少しでも多くの市民がお注射を接種するように主導したのである。

米国はWHOのお膝元にあって、ことさらに中心的な役割を演じた。ファイザーやモデルナといった製薬企業と結託したのである。つまり、CDCFDAといった政府当局のエリートたちは民間企業を支援することによって、退職後はかって支援してやった民間企業の重役室に高給で迎え入れられることをほぼ確実なものにしようとした。

ドイツには米国のファイザー社と組んでmRNAお注射を開発したバイオンテック社がある。ドイツの保健行政を主導するRKIがこの特定の企業を支援することは、当時、米国のCDCがファイザー社を支援していることと同様に、おそらく、自明の理であったのではないだろうか。政府当局の倫理観の欠如は国民にとっては極めて不幸な話である。

言うまでもないが、日本の厚生労働省も米国政府の振る舞いに倣い、決して例外ではなかったでろうことは容易に推測することができる。それを実証する端的な例はレプリコンお注射を生産することを日本政府が決めたことだ。このお注射は、よりによって、体内でスパイク蛋白質を自己増殖するようデザインされている。とんでもないお注射である。このお注射の安全性、つまり、副作用の回避はどうやって確保するのであろうか。そもそも、安全性を確立すること自体、可能なのであろうか。スパイク蛋白質の自己増殖能は接種後10日間ほどで消滅するとされているが、これはどこまで確実に消滅するのか?100%の再現性があるのか?新型感染症用のお注射では製品品質が一定ではなく、製造バッチによっては大きく振れていた。重篤な副作用を引き起こしたバッチは特定のバッチであったと報告されている。デンマークの研究によれば、重篤な有害事象の大部分と関連していたお注射は全体のわずか4.2%であったそうだ(原典:Were 1/3 of Pfizer Shots in the EU "Placebos"?: By JOHN LEAKE, Jul/12/2023)。たとえ劣悪な製品の割合が4.2 %ではなく、0.042%でしかないとしても、何十億人もの人たちが接種する場合、健康被害に見舞われる人たちの絶対数は極めて大きな数値となるのである。

最悪の場合、このレプリコンお注射は新型感染症用のお注射よりもさらにあくどい副作用を引き起こすかも知れない。これを開発した日本は全世界から恨まれ、まったく相手にされなくなるといった国際的に孤立した状況が現出するかも知れない。さて、どうなることやら。

今回のパンデミックにおける闇の深さは次第に解明されつつある。驚く程深い!当初、お注射に反対する意見やデータを提出する研究者は陰謀論者として切り捨てられた。だが、最近判明したことは陰謀論だと言って科学的な論争を拒否し、研究者らを村八分にしていた専門家たちこそが正真正銘の陰謀論者であったのである。

参照:

注1:German CDC documents show politics drove COVID response, not science: By Steve Kirscsh, Jun/25/2024

 

 


0 件のコメント:

コメントを投稿