2023年1月18日水曜日

新型コロナワクチン後の心臓疾患リスクを軽減する

 

新型コロナワクチンの接種による副作用は多岐にわたる。それらの中でも特に血栓症は心臓疾患や循環器系統の不具合、脳内血管に致命的な危害をもたらしかねない。最近よく耳にする「突然死」はこういった要因による究極の事例であると言えよう。

ごく普通の生活をしていた人がワクチン接種後数日の内に突然亡くなったり、日頃元気そうにしたいた人がワクチン接種から約5カ月前後に突然亡くなるケースが統計的に多いのである。つまり、ワクチン接種後の突然死には時間の経緯から見ると二通りのシナリオがある。

幸いにも死に至らなかったとしても、治療を継続しなければならない場合も少なくはない。そういった状況に見舞われると、毎日の生活には大きな制約がもたらされることになる。もしも、そういった状況にある人が家族や知人の間に居るならば、医師からはどのような支援を提供してもらえるのであろうか?

ここに、「新型コロナワクチン後の心臓疾患リスクを軽減する」と題された専門家による記事がある(注1)。

医者の立場から言うと、ワクチン接種者であって、現在は健常である人たちから助言を求められることが多いらしい。この記事はわれわれ一般庶民に何らかの参考に、あるいは、助けになるのではないかと思う次第だ。

本日はこの記事を仮訳し、読者の皆さんと共有しようと思う。

ところで、本論に入る前に極めて基本的な事項について確認をしておこうと思う。

数ある知見の中で、Michael Mörz医師が公表した死体解剖の事例報告についてRob Rennebohm医師がその概要を報告している(出典:”A Summary (for the General Public) and Commentary Regarding the Publication by Dr. Michael Mörz”: By Rob Rennebohm, MD, November 10, 2022)。そこで、まずはその報告について簡単に目を通しておきたい:

最も注目すべき発見として、血管炎や脳炎および心筋炎はスパイクタンパク質の沈着と関連しており、スパイクタンパク質はワクチン起源であったことが分かった。次のいくつかの画像が示すように、スパイクタンパク質は小さな血管の壁内、および、脳や心臓の組織内に存在することが記録されている。炎症を起こした細胞(主にリンパ球)は沈着したスパイクタンパク質の隣に見られた。スパイクタンパク質は急性炎症反応がある領域(脳や心臓、小血管、等)に、特に、内皮細胞やミクログリア、および、星状細胞においてのみ実証することができた。これらの発見の最も論理的な解釈は、ワクチンのスパイクタンパク質が(免疫系による)炎症反応を引き起こし、血管炎や脳炎、および、心筋炎を引き起こしたということである。血管炎(血管壁の炎症)が十分にひどい場合には、炎症を起こした血管を通る血流が減少し、通常はそれらの血管を流れる血液から酸素と栄養素を受け取る細胞に死(壊死)を引き起こす可能性があること、したがって、これは脳細胞の死などを引き起こす可能性があることを付け加えておく必要がある。重要なこととしては、Mörz医師はスパイクタンパク質が天然ウィルスからではなく、ワクチンに由来すると判断したことだ。スパイクタンパク質は新型コロナウイルス内に存在する別のタンパク質であるヌクレオカプシドタンパク質を伴なってはいないことから、このことが結論付けられた。スパイクタンパク質が天然のウィルス起源であった場合、スパイクタンパク質とヌクレオカプシドタンパク質の両方が存在する筈だ。スパイクタンパク質がワクチン起源の場合は、スパイクタンパク質は存在するが、ヌクレオカプシドタンパク質は存在しない。(mRNAワクチンはヌクレオカプシドタンパク質ではなく、スパイクタンパク質のみを製造するように細胞に指示する。)この剖検研究ではスパイクタンパク質の存在の検査が陽性であり、ヌクレオカプシドタンパク質の存在の検査は陰性であった。

上記の引用の中で最も基本的な事実関係は「血管炎や脳炎および心筋炎はスパイクタンパク質の沈着と関連しており、スパイクタンパク質はワクチン起源であったことが分かった。ワクチンのスパイクタンパク質が(免疫系による)炎症反応を引き起こし、血管炎や脳炎、および、心筋炎を引き起こした」という点である。読者の皆さんにはすでにご理解いただけたように、突然死はワクチンによって引き起こされたという意味である。この知見は極めて重要だ。専門的な議論は研究者の方々にお任せするしかないが、素人目からでさえも、過去3年間にわたってワクチン推進派が喧伝してきた安全性神話は完全に覆されたと思える程である。この論文は数多くある研究報告の中でもトップクラスの発見であると言えるのではないだろうか。

本論へ戻ろう。

***

副題: FLCCCは常識的で、安全で、実用的ないくつかの潜在的に保護的な介入を提供する。

毎日のように伝えられている予期せぬ突然の心停止の報を考えると、ワクチン接種を受けた人たちの多くは自分の体の中で時限爆弾が時を刻んでいるのではないかと心配していることであろう。

Photo-1Unsplashからジャン・ルイス・ポーリンの提供(訳注:Unsplashはインターネット上の画像サイト) 

FLCCCの最高医療責任者であるピエール・コリー博士と最高科学責任者のポール・マリック博士は、最近、これらの懸念に対処するために「I-RECOVER:ポストワクチン症候群」を更新した。

まず、新型コロナワクチンを接種したすべての人がまったく同じように反応するわけではないことを理解しておくことが重要だ。コリー博士は三つの異なるグループについて下記のように説明する:

「私の所へ診療を受けにやって来るのはワクチンで健康被害を被った人たちで、彼らは一連の症状を呈している」と彼は言う。主な不満や症状の重症度に応じて、コリー博士はこれらの患者を助けるためにいくつかの戦略を駆使する。

2番目のカテゴリーの患者は無数の症状ではなく、ワクチンによって引き起こされた単一の合併症に苦しんでいる。これらの患者には治療を行うことが可能であり、多くの場合治療は非常にうまく行く。

「それから、予防接種を受けたが、無症候で過ごしている人たちがいる」とコリー博士は説明を続ける。「急性、あるいは、慢性の症状はない。」これらの人たちは、しばしば、自分が潜在的に「時限爆弾」を抱えているのではないかと最も心配しているのである。   

4カ月目から6カ月目の人たち:

これらの人々にとっては、最後の注射の日付によっては良いニュースがある。最後のワクチン接種またはブースター接種が56か月以上も前であり、有害な症状を経験してはいない場合、問題はすでにクリヤーしている可能性が高い。

「ワクチンで健康被害を受けた人たちのとんどは数日から数週間以内に症状が出たと言っている」とマリック博士は言う。「しかし、他の点に関しては健康そのものであり、ワクチンによる障害の兆候や症状がないにもかかわらず、接種後46か月の期間に急性心臓疾患で突然死亡する人たちがいる。」

ワクチン接種に関連している可能性がある死亡にはふたつのピークがある。「まず、死亡は数日以内に起こる。これは心筋炎を引き起こす急性の心臓の炎症であり、その後、致命的な不整脈に発展したと私たちは考えている」とコリー博士は言う。「そして、約5か月後に亡くなる人たちもいる。」

5か月、または、1年が経過し、症状も問題もなく元気であれば、あなたは大丈夫だと思うので、本当に安心していただきたいと思う。」

コリー博士とマリック博士は、彼らの他の同僚らと共に、5か月のピーク前後に発生する死亡は大量のフィブリン血栓に関連していると考えている。

5か月後、または、1年後に何の症状や問題もなく、元気であれば、大丈夫であると本当に安心していただきたいと思う」とコリー博士は言い、多くの人たちがワクチンには反応しなかったとも述べている。

過去5か月以内にワクチン接種またはブースト接種を受け、過剰死亡率と突然死を示す新たな証拠やデータについて心配している場合、FLCCCの医師らは突然の心臓疾患につながる可能性のあるプロセスの理解に基づいていくつかの提案をしている。しかし、主要な公衆衛生機関がワクチンは安全で、効果的であり、副作用はまれで一時的なものであると主張し続けていることから、ワクチンによる危害の原因を解明するための科学的または研究的努力が十分には行われてはいない。そのため、彼らは慎重な姿勢をとっている。

「科学的知見やワクチンがもたらした危害、および、これらの主要な疾患の時間的分布について私たちが知っていることに基づいて、抗血小板薬(アスピリン)や線維素溶解薬(ナットウキナーゼ、ルンブロキナーゼ)を服用するのが賢明だと思う。これにより、5か月後にこれらの致命的な血栓の発症が軽減され、中断されることを期待している」とコリー博士は助言している。

理想的には、ワクチン接種後のこの時間枠にある無症候性の人たちについてはリスクを層別化し、中等度から高リスクの患者は予防策を開始するべきだとマリック博士は述べている。残念ながら、ワクチン接種後の突然死のリスクは一般的には認識されておらず、したがって十分な研究が成されてはいないことからリスクの層別化を可能にするデータはない。

リスクを層別化するアプローチがない場合、患者は以下の介入について信頼できる医療提供者と話し合うことになるかも知れない:

低濃度のアスピリン(81 mg)を毎日摂取する

ナットウキナーゼ(100-200 mg、毎日2回)(出血のリスクが低い人の場合)

オメガ-3脂肪酸(毎日2-4 g

レスベラトロールまたはフラボノイドとの混合サプリメント

食事内容の調整(低炭水化物、高脂肪ダイエット、オメガ-6の含有量が低い植物油の摂取、加工食品の回避)

さらには、身体活動中に死亡が多く起こっているように見えることからも(たとえば、サッカー選手の突然死の多発)、激しい身体活動(特に若い人の場合)はワクチン接種またはブースト接種後、少なくとも、3週間は避ける必要がある。

「これがあなたのリスクを軽減すると約束できますか?いいえ。これがあなたの命を救うと思いますか?いいえ」とコリー博士は言う。「しかし、これらは潜在的な可能性を持った保護介入であって、そのような生命を脅かす出来事を防ぐことを期待することが可能で、常識的で、安全で、かつ、実用的なものだ。」

詳細については、「ワクチン接種後症候群を管理するためのアプローチ」を参照していただきたい。

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これで全文の仮訳が終了した。

この情報は私個人としてはどのように受け止めたのか?

私は、あの当時、限られた情報を反映し、接種を行うことにした。2021年の10月のことだった。ブカレストの会場のひとつで、申請書に情報を書き込んで申し込みをした。この初回の接種の後、さまざまな新しい情報を入手したことから、ブースト接種は回避した。初回接種の23日後、半日間程耳に痛みを感じた。あれが接種による副作用のひとつだったのかなと思うが、そう言えるのかどうかははっきりしない。それを除けば、今までの1年と4カ月の間、特に問題はなかった。この接種とは別に、ある時点で新型コロナに感染したのではないかなと思わせるような症状に見舞われた。だが、その程度は軽く、医者に診てもらう程のものではなかった。あれが初回接種の前であったのか、それとも後であったのかについては今では定かには言えない。抗体検査を行えば判明する筈である。いずれにせよ、今回の記事で問題視されている突然死が起こる接種後5カ月頃にあるピークの時期はとうに過ぎている。ヤレヤレである。

だが、もっと重要なことがある。それは、米国の共和党が下院で優勢になった今、民主党主導のホワイトハウスが推進して来た新型コロナにまつわる大嘘の規制の内容を覆すような新しい動きが表面化していることだ。私の印象では、今までの筋書きとは異なる知見や見解の表明は半年程前から顕著になった。

たとえば、冒頭でご紹介した最新の関連情報によると、突然死をした方の遺体解剖によって「ワクチンのスパイクタンパク質が(免疫系による)炎症反応を引き起こし、血管炎や脳炎、および、心筋炎を引き起こした」ことが判明した。これは金儲け主義だけでワクチン接種を推進してきた製薬企業側の美辞麗句による絡め手に見事に乗せられてしまった規制当局(米FDACDC)は彼らのもっとも重要な安全性の確認をおろそかにしてしまったことを示す好例であると言える。全世界で多数の死者を出し、数多くの人たちに慢性の健康被害をもたらした無責任さは今後追求されて然るべきであろう。

 

参照:

注1:Reducing cardiac risk after COVID-19 vaccination: By FLCCC ALLIANCE, Jan/13/2023

 

 

 


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